16−02−05 バンコックにて(1) |
ちょっとした頼まれ事があって2日(火曜日)からバンコックに来ています。私はバンコックは4回目で、まだ街のイメージはぼんやりとしかできていませんでした。 そこで今回はBTS(バンコックス・スカイトレイン)、それにMRT(地下鉄)になるべく多く乗って時間のある限りあちこち移動をしてみました。 ![]() BTSと言えば、私が初めてバンコックを訪れたのが1999年9月、その時に聞かされたのが工事が殆ど終わっていたBTSで、これができると朝夕の殺人的な道路の混雑が緩和されるでしょう、という事でした。 BTSに乗るとバンコックの市民、旅行者の顔がよく見えます。 女子高校生は日本と同じようなセーラー服を着ている子達がいるのもわかりました。 白人の旅行者は日本と同じく、でかいリュックを背負っているのが多く、車内で大変じゃまになるのも同じです。 08:30のラッシュ時はBTSもMRTも結構な混雑になります。 BTSは4両編成で5分間隔くらいで運行されています。 しかしこの時間帯はキャパが不足しているような感じです。 混雑しているとは言っても東京の地下鉄とかのレベルではありませんが。 私は道に迷ったりするとなるべく学生風の女の子に尋ねるようにしています。何かを聞いて拒否された事は今までにありません。 聞く内容は単純な事なので言葉の障害は殆どありません。 こういう若い人達は何とか英語がわかる子が殆どです。 ![]() これが日本の東京などではこうはいきません。高校生の女の子に声を掛けたりしたらまず返事はもらえません。 殆どがさっと無視をして立ち去っていくか、じっと睨んで後ずさりをしたりします。 私は交差点の手前でオバサンに道を聞いて上から下までじろっと睨まれ、「私は道案内じゃないのよ!」、って半ば怒鳴られた事もあります。 東京で何かを尋ねるのは若い学生風の男性、又は若いサラリーマン風の男性に限ります。 バンコックでは目と目が合って私が何かを聞きたそうな顔をしているのがわかると、「何でしょうか?」、というようなサインが戻ってきます。 しかし教えてくれる内容は時々アテにならない事があります。間違っているのです。 これを怒ってはいけません。 皆さんは「知らない」、と返事する事が失礼だと思っており、従って知らない事でも適当な答えでもする、という事らしいです。 ナルホド、、、。 |
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今回はBTSのナナ駅から歩いて5分程度の所にあるホテルに泊まりました。 ナナは2年前に来た時にレートのいい両替ができるという事で、STさんに連れられて来た事がありました。 その時の印象はインド人(パキスタン人かも知れませんが)が多いな〜、というのと街の雰囲気が雑然としているな〜、と感じました。 ![]() 今回のホテルは私が予約をした訳ではなく、場所はナナですと聞いたとき「何でナナなの?」、と思いました。 ホテルまでのソイ11の通りは昼の11時頃から屋台が出始めて夜中まで商売をしています。 今回はこの屋台の覗き見、それに客の様子をブラブラ歩きながら少し詳しく観察をしてみました。 売っている食べ物は炒めのも、揚げもの、焼きもの、汁もの、何でもあります。 どれも旨そうです。 たまにビールなんかを飲んでいる人もいます。 ビールなどは食べ物に比較して非常に高価なのです。缶ビール1本(50B程度)で1食分は十分に食べれるようです。 私は今回は屋台で何かを食べるという経験はできませんでしたが、客の大半がタイ人であるという(レストランではなく)食堂に入ってみました。 一応写真付きのメニューがあってタイ語の下に英語で説明があったので特に問題なく注文をする事ができました。 ![]() 食堂なので屋台よりは高いと思うのですが2品で120B(約360円)でした。 これにビールを1本頼んだら更に90B(270円)が必要でした。 料理は簡単な炒め物と汁物で味はズバリ、悪くはありませんでした。 ちょっとびっくりしたのはビールを飲むためのガラスコップで、完全な"曇りガラス"状でした。 私はテーブルに置いてあるトイレットペーパー(この店は紙ナプキンではありませんでした)でしっかりとこのコップを拭きました。 黄色いベットリした油状のものがトイレットペ−パーに付着してきました。 ダラダラと昼飲みがこういう店でできるかメニューを見てみましたが、焼き物もありますのでやろうと思えばできると思います。 でも液体燃料はビールしかありませんので、自分の好きなモノを持ち込む必要があると思います。 ナルホド、、、。 |
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バンコックに到着した日に携帯電話のSIMをターミナル21という新しいデパートに買いに行きました。 6Fの電話ショップでSIMを買いたい旨を言うと年令は22〜3才のオカマの兄ちゃん(と言うべきか?)が対応してくれました。 オカマちゃんは私なんかは免疫がないので、近くで見るとドキドキしてしまいます。 SIMを売ってくれたオカマちゃんはオカマちゃんと言っても完璧な女装ではなく、非常に中途半端な化粧と装いなのです。 ズバリ、ちょっと吹き出したくなるような感じです。 「女装するんだったらもっと徹底的にやれよ! そうじゃなかったら男のままでいたら?」 と言いたくなってしまうレベルなのです。 デパートの化粧品売り場のオカマちゃんは完璧な女装で、よ〜く見ないとオカマちゃんである事がわかりません。それにべっぴんさん揃いです。 でもこういうかなり中途半端なオカマちゃんもバンコックのあちこちに相当数います。 タイはオカマちゃんが完璧に人権を得ている国なのです。 ナルホド、、、。 |
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