ハワイ到着の翌日はポリネシア・カルチャー・センター(PCC)に行きました。
実は私はハワイは初めてではなく、カミさんと結婚する前の30年以上前に一度来た事があり、その時にPCCに来てここが大きく記憶に残っていたので今回是非訪れてみたいと考えていたのです。

今回は手軽にグループツアーでの参加で12:30ホテル前に集合、帰りは22:30という長いコースでした。
PPCまではホノルルから80km近くあり、バスで1時間以上かかります。
この間を案内してくれたのは” JAMES 森 ”さんという何と昭和5年生まれの78才、恐らくハワイ日系2世で今の日本ではなかなかお目にかかれないタイプの方でした。
お客:「ハワイ大学というのは日本ではなかなか有名ですが、、、日本の署名人も何人も卒業していますが。」
森さん:「あなた何言ってんの?ハワイ大学なんて最低の大学で、成績のいい連中は全部本土の大学に行ってるよ。一度ハワイ大学に行ってごらん。だらーっとした学生ばっかり。直ぐに私の言った意味がわかりますよ。」
お客:「ハワイは観光産業でもっている島ですよね。」
森さん:「ハワイは先ず軍事基地が最大の産業。アメリカにとってこの島は軍事的な価値以外は何もありません。でも2番目の産業が観光かな。次は農業、、、だからアメリカはここを無理やり占領して、自分の国にしてしまったのです。
日本人はみんな知らない、間違ってるよ。」

森さん:「私はPPCまでの案内でおしまいです。どうかみなさん、日本に帰られてもお国のために頑張って下さい。
やはり世界で一流になるには何でも勝たなくてはダメなのです。勝つこと、これが重要なのです。日本は強くなければなりませ〜ん。では皆さん、さようなら〜、、、、」
大体こういう感じでした。
PPCは30年前と殆ど同じなのでしょうが、かなり寂れた感じがしていました。ここでは近くにあるモルモン教関連の大学の学生達が案内などをやってくれていました。
お父さんは白人、お母さんは日本人で高校まで日本にいたというカリーさん(カレーだったかな)、それに沖縄から来て2月のSさんという日本人、カヌーの船着き場ではバリバリの大阪生まれの男子学生がおりました。
このツアーはバイキングの夕食付きで、料理の中に新鮮なマグロの刺身がありちょっとびっくりでした。残念ながら液体燃料の販売をしておりませんでしたので、せっかくの刺身の味わいは半減してしまいましたけど。
19:30から21:00まではイブニングショー「ホライズン」、指定席も前列中央のいい席だったので、なかなかの迫力で観ることができました。
|