トロント:カナダ最大の都市 |
トロントは私の住んでいるオハイオのコロンバスから8時間弱、ナイアガラからは2時間のところにあります。 今回はナイアガラで1泊した後、トロントに向かいました。トロントは人口が250万人の大都会。15年以上前に通算7カ月以上仕事で滞在した事のある所で、大変思い出のある都市です。 オハイオのコロンバスとは異なり、都会の匂いが強い街で私は大好きです。 それに中華街、イタリア人街、ギリシャ人街、韓国人街、等があり、日本で言うところの国際都市でもあります。昔は日本人街もあったそうですが、太平洋戦争勃発で日本人は強制収容所に入れられ、その日本人街は消滅してしまい、イタリア街になってしまったそうです。 第二次大戦ではイタリア、ドイツも敵だったのですが、日本人だけが強制収容所に入れられたのはアメリカと同じでした。 とにかくトロントは街を歩いても変化に富んでおり、緑も多く、車で時間も走れば無数の湖と森が存在する、大自然の中にそびえる大都会といった感じでしょうか。 今回はカナダに駐在するBさんとドッキング、街を案内してもらいました。 |
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ダウンタウン CNタワーから見たダウンタウンの一部。 高層ビルが林立する大都会です。しかし、道路を歩くとのんびりした雰囲気で、東京のようにゴミゴミした感じは一切ありません。 建物は近代建築と、古い建物が入り交じっており、これのコントラストもなかなかのものです。 また街を歩いていてもアメリカのように危険を感じるということも殆どありません。 ちなみにカナダでは市民は拳銃を持持つことができません。 |
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ヤングストリート ちょっと写真がまずいのですが、いろいろな店が立ち並ぶにぎやかな通りです。 この通りを横切るブロードアベニューは有名ブランド品を売る店がずらり並んでおり、娘と姪は「見物」で大忙し。 プラダとかいう店で、只のビニールのバックを見たら600ドル! 「こんなカバン、1500円くらいとちゃうか?」 案内してくれたBさん曰く 「この三角のマークが500ドル、本体が100ドル以下」 成る程、ブランド品とはそんなものなのです。 |
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カナダのブランドメーカーのROOTS カナダにもブランドメーカーがあります。 オリンピックではカナダの選手はこのブランド品で身をかためて入場行進をするそうです。 私はもう見飽きたので中には入りませんでしたが、外から見る限りその辺のスーパーで売っている物と同じに見えましたケド。 この横50mくらいのところにはティファニーもあり、何と中には日本人の店員がおりました。 日本人ってやっぱり上客なのですね。 |
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ブトロントのシンボル、CNタワー ブロ高さは確か450m、東京タワーよりずっと高く、しかも最上階の展望台が塔の上の方にあるので眺めは抜群です。 かなり立派なレストランもあり、Bさんはここで食事をした事があるそうです。 ここに着いたのが午後4時少し。 展望台に上るチケットを買ったら45分待ちとの事。まあ仕方ありません。列を作って並びました。 私はこのCNタワーに上るのは確か5回目。 |
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グラスビュー タワーの上には床がガラスになっている場所があり、その上に立つ事ができます。つまり地上300mの場所でガラスを通して下が見える場所に立てるのです。 なかなかのスリルで、観光客は大騒ぎです。ジェットコースター等とは違う、ぞくっとする感じがします。 娘が面白がってカミさんを立たせましたが、顔がひきつってまともに立てない様子。 私はこのガラスの上に寝転がって写真を撮ってもらいました。 |
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CNタワーの一般展望台 入場数を入り口でコントロールしているせいもあって、巨大な円形展望台の中はそんなに混雑はしておりませんでした。 8月は観光客で最も混雑する季節ですが、タワーの周辺には駐車場もたっぷりとあり、道路も広く(場所によっては片側8車線!)市内を車で移動しても、渋滞するとかのトラブルは全くありません。 2年前に来たときは、このタワーの真下の公園のベンチでサンドイッチの昼食を食べました。パンとか、ハムとかは途中のスーパーで買えばいいのです。 |
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土産物屋での物色 とにかく娘、姪は買い物が好きです。ああでもない、こうでもない、あちこち飛び回って物色をします。 全く同じ物が場所が違うと値段が大きく異なるのは日本と同じで、何と言ってもナイアガラが一番高く、その次がトロントです。 表示はカナダドルですがUSドルの65%くらいなので、何か安いような気がします。USドルを出すとちゃんと計算してくれて、カナダドルでつりをくれます。 でもアメリカではカナダドルは一切使えません。この辺もアメリカとカナダの関係を良く表しております。 |
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夕食を食べております 姪とカナダ駐在のBさん。 Bさんお勧めのロブスターレストランへ行きました。 ロブスターは1ポンド(450g)から3ポンド(約1.3kg)まで自由に注文ができます。 娘だけが2ポンドを注文、他の4人は1.5ポンド。 日本でアパート暮らしをしているせいか、食いダメをしているのかな? これ以外にワインを0.5リットル、その他オイスターとか何か一杯頼んで、もうお腹一杯! 全部で日本円換算一人当たり、約4000円! |
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宿泊したホテル トロントの街の真ん中にあるホテルでした。 以前は日系の経営でしたが、今はアメリカ系のホテルになっております。 日系の名残で、隣には超高級な日本レストランがあります。 夜の11時頃、ロビーに出たら、日本人の団体さんが観光バスで到着したのにはびっくり。 今頃まで、どこを引きずり回されていたのだろう?翌朝もきっと早いのでしょうね。 ゴクロウサマ。 |
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1日弱のトロント観光でしたが、それなりに満足。 Bさん曰く、本当はトロントは今世界で有数の中華料理のおいしい都市になっているとの事。 理由は香港の中国への返還で、中国人が大量にカナダに移民をしたのですが、カナダはこの移民を厳しく選別し、相当の金持ちしか移民を認めなかったそうです。 そこで舌の肥えたこれらの金持ち目当ての中華料理の一流のシェフが集まるようになり、結果おいしい中華料理店が集まる街になったそうです。今度は中華料理を食べてみようっと。 |
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