夏は仕事が一つ増えます:芝生刈り
私の場合、日本にいたときにやらなかった仕事で、オハイオではやらなくてはならない仕事の一つに芝生の手入れがあります。日本でも庭に芝生を敷いている人は結構いると思いますが、私はマンション住まいだったので、関係ありませんでした。

芝生は肥料を撒いたり、雑草を抜いたりで、結構手間がかかります。
アメリカ人のちょっとし家は非常によく手入れされており、ホームセンターには芝生の手入れに関する道具、芝生の種、肥料、何でも売っています。

でも私にとっては面倒な仕事の一つ。1週間に1回、イヤイヤ刈っています。
芝刈り機

芝刈り機は普通は3−4馬力のガソリンエンジン駆動のものを使います。安いものだと130ドルくらい、高いのでも400ドルくらいです。

もちろん我が家は一番安いものを使っています。左側の小型の芝刈り機はカミさん用です。右の中型のものは重くて操作が大変だからという事で買いました。

芝刈り機を買ってやったのだから、手分けしてできるようになりました。つまり私はラクになりました。
先ずフロントヤードから

芝生の手入れは業者に頼む事もできます。1回30−40ドルで、芝生の状態を身ながら、年間5−6回手入れをしていきます。

と言っても除草剤とか、種を撒いていくだけ。一度頼みましたが、その辺のホームセンターで売っているものをサーッと撒いていくだけなので、途中で止めました。

芝生の手入れの商売は手間の割に、ものすごく儲かる商売だそうです。
次にバックヤード(裏庭)

私の家のような典型的な庶民住宅でもそれなりの広さがあり、暑いときですと結構な汗をかかなくてはなりません。

バックヤードは木も、物置も何もありません。一面芝生です。春から夏にかけてここにウサギがきて子供を生んでいきますが、生まれた途端にカラスに襲われて一巻の終わりです。

最近は写真の植え込みの向こう側のテラス(デッキと呼んでいます)の下で生んでいる様子です。
ぐるっと回って、、、、

私の家は前のオーナーが犬を飼っていたので、バックヤードをフェンスで囲ってあります。

ですからフェンス際のところは芝刈り機では刈り残しが出てしまいます。このような刈り残しをきちんと刈る専用の芝刈り機も売っていますが、我が家はそんなもの買っていません。

大きなハサミを使って、手で刈り取ります。これがまた大変なのです。
トラ刈りかな?

少なくとも1週間に1回以上刈っていれば、そんなに苦労せず、1−1.5時間で全部刈れます。

1−2回、ズボラこいて2週間以上刈らないでいた時は、もう大変でした。

この時は、2度刈りをしなくてはなりませんでした。
これに懲りて何とか1週間に1回のペースを守ろうと努力しています。
ま、何とか終わりました。

一応終わりました。
住宅地によっては、あまり伸ばしていると近所の人が警察にチクルそうです。
「ヘビが出る。」、とかの理由だそうです。

勿論、我が家はそんな高級住宅ではありませんので、気楽なものです。

何のかんの言っても、刈り終わると気持ちのいいものです。シャワー浴びてのからのビールが何とも言えません。
刈った芝生の始末

刈った芝生は芝刈り機の袋に溜るようになっていますので、何度も紙袋に移し替えます。この日はよく雨が降った後だったので3袋。

この袋に入れてゴミの収集日に出しておくと、持って行ってくれます。

我が家のようなこじんまりした家でも、ワンシーズンにこのでっかい袋に50−70袋は出しますから、全所帯で考えるとすごい量です。
芝刈りをやらなくてもいい方法。

・高校生あたりのアルバイトを雇う。10ドルくらいでやってくれるそうです。
・業者に頼む。1時間、30ー40ドル。庶民にはできません。
・家を売って、アパートに入る。アパートの大家が業者に頼んで、いつもきれいに刈ってくれる。
・のばし放題にする。あっ、これはダメですね。

肥料を撒いて、水を撒いて、雑草を取って、ぐんぐん伸ばして、それを毎週短く刈り込む。それのために道具を買って、芝刈り機の燃料のガソリンを買って、、、、。よく考えると何か馬鹿げています。

バックヤードは畑にすれば?イエ、土地は赤土のようなカチンカチンの土壌で、畑にはできません。という訳で芝生を植えるくらいしかないのですね。きっと。
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