15−04−27 羽田から
JALのSFまでのフライトは羽田出発です。セントレアから羽田のフライトがとれなかったので今回は新幹線で名古屋から品川、そして羽田という事になってしまいました。

羽田の国際線ターミナルに着いてびっくり!
こりゃすごい!ピカピカの立派な空港ではありませんか。
宅急便で送ったスーツケース2個を受け取り、予約してあった携帯電話を受け取って少しだけ空港を見学してみました。

時間は20:15過ぎです。航空会社のカウンターを見るとシンガポールエアーかどこかのカウンターに団体さんでしょうか、人が群れている以外はそれ程の乗客は見ません。
ひととおりぐるっと見学をしたので出国審査場に向かいます。

羽田はビジネスクラスとかのチケットを持っていると別レーンで手荷物検査を受けることができます。これは海外の空港では時々見かけるシステムだな〜、と思いながら通過です。

ラウンジに行って一杯やりながら軽く食事を済ませて時間までのんびりです。
JALのSF行きのフライトは28日の00:05でチェックインするのは27日、SF到着は27日の夕方というちょっとややこし時間帯です。

出発便の掲示板を見ると0時前後でも結構なフライトがあります。バンコック、ロサンゼルス、シアトル、シンガポール、ドバイ、ハワイ、etc、こんなに一杯あるとは思いませんでした。

飛行機は予定どおり出発、オハイオから帰って3回目のアメリカへの旅の始まりです。。
いつもの”こだま”

つものように名古屋から浜松まで乗客は数名しかおりません。
浜松でビジネスマン風の男性客が15名くらい乗り込んできました。

お茶を飲みながらSFの観光案内を読んだりウトウトしたり、、、。

品川で降りて京浜急行で羽田まで20分、確かに成田よりずっと便利です。
羽田空港(1)

羽田から国際線に乗るのは初めてです。
中部セントレア空港と同じか少し小さめですが、セントレアは国内線も同じ場所ですからやはりこちらの方が大きいのでしょう。

思ったより多くの客がいます。
団体さんもいます。こういう時間に出発する便が結構多いのを知りました。
羽田空港(2)

時間がたっぷりあったので出国審査の前に展望デッキに出てみました。

方角がよくわかりませんがさすがに首都圏空港、遠くにはネオンがびっしりと見えます。

夜の便を利用すれば金曜日に仕事が終わってそのままここに来れば土曜の朝にはバンコック。
休みを1〜2日とれば十分に旅行ができる訳だ、、、。
ラウンジ

JALは国際線ターミナル内に2カ所のラウンジがあり、人気があるというので入ってみました。

ガラガラ、と言うか10名もいません。ダイニングエリアもこのとおりです。

成田のあの、”レストラン”と言った方がふさわしい”ラウンジ”にはかないませんがまあ夜食としては十分です。
外貨レート

海外に出かける時に気になるのが外貨のレートです。
この日がUSドル→円が121円、円→USドルが126円となっています。

数年前より50%も円安ですから、何もしなくてもアメリカに行くと物の値段が1.5倍になったのと同じ。

アジアの通貨に対しても円安ですから影響は大きいですね。
晴れだを離陸

飛行機はほぼ定刻通り00:15にゲートを離れ00:35に離陸。
視界はよくはありませんが、それでも窓からは多くの光が見えます。

787の新しい仕切があるビジネス席に乗るのは初めてです。
隣の席とのシャッターを閉めるとほぼ完全な個室状態、快適です。
SF着陸前

SFまでは約9時間のフライトです。夜食を食べて液体燃料を注入、気が付くと着陸2時間前です。

朝食を食べ終わってしばらくすると飛行機は高度を下げSF国際空港に着陸態勢に入ります。
席が快適でぐっすり眠る事ができるので全く疲れません。
国際線でSFに到着するのは初めてです。
飛行機がら降りて入国審査場に行ってびっくり!何百人という長蛇の列です。
一番右のレーンが航空会社のクルー専用レーンなので、これを見ると4つくらいグループが並んでいましたから多分5〜7機分くらいの客の列だと思います。

40分以上並んでやっと審査官の前へ。
私のパスポートにあるアメリカのビザを見て、「まだここで働いているのですか」、と質問。
「いやリタイアしています」、というとフンフンと頷き、さっさと右手だけ指紋をとっておしまい。

「KANKO?」、「Yes, we are comming for sightseeing.」
「HINICHI?」、「For three weeks.」

と審査官は片言の日本語で質問して私は英語で答えるという面白いやりとりでありました。

税関は素通り、到着ロビーに出てATMから現金を下ろしてその後タクシーでホテルまで。
ホテルはフィッシャーマンズワーフ横のホリデーイン・エクスプレスです。ホリデーイン・イクスプレスというのは安宿というイメージがありますがこの季節の料金はえっと驚く値段です。

ホテルに着いてチェックイン、カウンターのお姉さんは、「ゴールドメンバーのお客様ですね。トップ・フロアーのフィッシャマンズ・ワーフの見える部屋をご用意致しました。ごゆっくりお過ごしください」、とまあ何と親切なお言葉。

日本ではどんな客にもフロントは同じ態度で接しますが、日本以外はそうではないのが普通です。
つまり会員であるかないか、次にその人のステータスは何か、で随分待遇が異なるのはよく経験する事です。

部屋に入ってスーツケースを置いて窓から外を眺めます。やっと着きました。
自宅を出てから20時間です。さあ食事に出かけますか、、、。
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