15−06−06 気になるニュース
沖縄県知事がアメリカに行って沖縄の普天間基地の辺野古への移設に関して「NO」をアメリカ政府関係者に言いに行ったのですが、全く相手にされず改めて日米両政府の「壁」の厚さが浮き彫りになった、というニュースがありました。

私はこのニュースを見て、「当たり前でしょ」、と思いました。

国同士の、しかも国防に関する取り決めに関して一知事の要求なんか”聞く耳さえない”、という事を知事は本当に知らなかったのか、と言いたくなってしまいました。
しかし、ナゼここまでマスコミは沖縄県知事の側に立った報道を繰り返すのか、やっぱりな〜、と感じました。

沖縄県知事はワシントンDCに行く前にハワイ知事と会って沖縄の意志を伝える事に協力して欲しいと言ったそうですが、ハワイ州知事からは、「これは国と国の事です」、と話にも乗りませんでした。

このれを聞いて、これはハワイ州知事が沖縄県知事にやんわりと、

「ワシントンDCには行くな、貴方の意見など聞き入れる訳がありませんよ」

というアドバイスをしたのだと私レベルでも思いましたが縄県知事はわからなかったのでしょうか。

沖縄県知事は長年県政に自民党員として携わっていた人です。
アメリカに行って話をすれば聞いてもらえるかも知れない、同じ沖縄出身のハワイ州知事に話をすれば協力を得られるかも知れない、等と考えていたとは到底思えません。

多分、他に目的があったはずです。
今年になってこの人は中国に4回行っている、というのが気になります。何の用事があって北京に行ったのでしょうか

沖縄は天から(日本政府)からお金(振興費)が滝のように降ってくるところです。
どうも我々ではわからない、エッと驚くような事が裏ではありそうです。
2016年のサミット(G7)が三重県の志摩市で開かれる事になりました。
具体的な場所は英虞湾にある賢島で、ここを選んだ理由は警備がやりやすいというのがその第一の理由だそうです。

それ以外に日本の伝統文化などを対外的に発信する「メッセージ性」(こんな言葉初めて聞いた)を重視したという理由も付け加えておりました。
我が故郷の三重県では知事を始め、皆さん相当に浮かれています。

でも地元の一部の皆さん、主要国からトップが集まって"観光"に来るのと勘違いしている雰囲気があります。

テレビニュースのインタビューでは普通のオバサンまでが、「皆さんが来て、いろいろと買い物をしてもらって経済的効果を期待します」、なんて言っています。

地元の放送でも、「観光PRができます!」、と嬉しそうな顔をしている土産物屋のオジサンの顔が映し出されています。

本当にそんなに観光効果があるのかよくわかりませんが、とにかく皆さんニコニコしています。

賢島は私の住んでいる鈴鹿市から車で2時間ちょっとで行け、リアス式の複雑なかたちをした英虞湾の中にあります。
大きさはたった約0.6kmX1.2km、島に行くには2本の道路(橋)しかありません。

警備のやりやすさとはこの地理的な条件の事だと思います。

私は数回海水浴とかキャンプで行った事があり、小さな島の中にいくつものホテル・民宿があるのんびりした観光の島です。
電車は近鉄の終点になっており、名古屋から2時間、大阪からでも2時間20分で行けます。
報道によるとサミットを実施するにあたって警備には陸上だけで6000人以上が必要らしく、サミット前の何週間も前から警備は始まるそうです。
そしてサミット当日前後は関係者・プレス以外の一般の通行は大きく制限されるようです。

賢島のある英虞湾の外は太平洋です。湾内、そして太平洋上は海上保安庁の船で警備され漁船の航行も制限されるはずです。

各国首脳はどうやってこの島まで移動するのか、セントレア空港からは直線で60kmくらいですからヘリで行けば15分です。
首脳達が伊勢神宮に行くのであれば、賢島から伊勢神宮までの40kmの道路はどんな制限があるのか気になります。

いずれにせよ、我が故郷の三重県は今から約1年間、ニュースに事欠かないと思います。
ちなみに私の部屋から双眼鏡で見ると伊勢市・鳥羽市の観光ホテル群がよく見えます。賢島は伊勢市の後ろに見える山の裏になります。

三重県志摩市賢島でG7サミットが行われる(た)、これを利用して観光客を呼び込もうという伊勢商人の目が輝いています。
近々、”サミット記念もなか”、;なるものが伊勢で発売されるそうです。
inserted by FC2 system