15−05−07 坂道の1日
連休明け早々、5月度の"あるこう会"がありました。先日行ったばかりだと思っていたらもう1ヶ月経ってるの?という感じになっています。

日が経つのを早く感じるのは日々の生活の密度が低いから、とある先輩に言われた事があります。
今の生活ってそんなに密度低いのかな〜、、、。

今月の"あるこう会"は奈良県の室生寺です。
ここは今までに7〜8回くらい訪れた事がありますが、駅から歩いて行ったのは確か2回だけだったと記憶しています。

今回は"あるこう会"なので近鉄・室生口大野付近までバスで行って、そこから歩きます。

過去の記憶は薄れていますが、舗装した車道をブラブラと1時間ほど歩いたら室生寺に着いたのを覚えています。

ま、今回のコースは楽そうだな、ただ室生寺に着いてから奥の院に上がるまでの600段の階段だけはちょっと大変そう、、、それくらいの気持ちでの参加でした。

お天気は前日まで小雨が降ったりしていましたが曇、その後晴れになりました。
室生寺は奈良県と言っても三重県との県境の山の中、08:00に鈴鹿を出発をして10:00前には大野口に到着です。

今回の参加者は180人(バス4台)で、これだけの大人数が一斉に室生寺に向かって歩き出すとスゴい人数に見えます。

バスの中で世話人のONさんの説明があり、室生寺までは東海自然歩道という山道を歩いて行くとのこと。

「5kmくらいこれでもか、というくらい90%以上が登り坂の道ですが足下はそんなに悪くはありませんのでご心配なく」

ところがこれが大変でした。
確かに足場はそんなに悪くはないのですが、とにかく歩けど歩けどずっとずっと坂道です。
最初の頃は周りの風景などを眺めておりましたが段々と無口になり、額からは玉の汗が噴き出てきます。

この"あるこう会"、私が一番若手(!)だと思います。
最近は再雇用制度で殆どの方が定年を過ぎてもそのまま働くようになっているので、60才〜64才というメンバーは殆どいないのです。

私は普段ジョギングで足腰が鍛えてある(と自分では思っています)のでバテて途中で休む、という事はありませんでしたが何人かの方は息も荒く途中で腰を下ろして、ペットボトルの水を飲んでいました。

これって不思議なものでひとりが休憩すると後を追うように次から次に休憩をしちゃうのですね。。
山の中の坂道を歩くこと1時間15分、やっと下り坂になり、そこから10分程度で室生寺の手前にある公園に着きました。ヤレヤレです。

気温は22〜3℃、湿気はなく実に爽やか、あれだけかいた汗もあっという間に乾いていきます。
そよ風に当たりながら公園で食べたお弁当のおいしかったこと!

お弁当を食べ終わって室生寺の方に向かいます。
山門前の太鼓橋に到着しました。13:00に集合写真を撮るのでそれまで自由行動です。

以前は室生寺の中は自由に入れたのですが、今は入場料を払わないと入れません。

入り口で"あるこう会"の世話人から入場券を受け取って中に入ります。

ここはこの季節、シャクナゲが有名なのですが、既に全て散ってみる事ができませんでした。

バスごとに4号車から1号車までメンバーの集合写真を撮って、15;00まで自由行動です。
ここは本堂とか弥勒堂、ここはミニ五重塔(実際の構造は三重の塔)でも有名で、その辺りをブラブラと見学します。

さて、ここから奥の院に行くには600段の階段があります。皆さん疲れ果てたのか、行く人はそれ程多くはなさそうです。

実は私のカミさん、室生寺に行というので1月くらい前からマンションの階段を毎日1〜2回、10階まで歩いて上り下りをして、本人曰く"足腰を鍛えた"そうです。

ところが奥の院に上るのは、「やっぱり止めようかな」、とか言い出しました。やはり山道で少々疲れたようです。

が、結局は登りました。

奥の院の位牌堂は清水の舞台と同じような建て方で、欄干のからの眺めは木々に囲まれているため清水寺のように視界はよくありません。
それでもよく見ると足下には民家とかが見えました。

位牌堂には地獄絵が掲げられており、50年前に初めて来た時(中学2年生)にこの絵に見入ったのを覚えています。

風景は50年前と何も変わっていませんでした。

汗が少し引いたところで再び600段の階段を下り、室生寺を出て名物の草餅を頂き、バスの待つ駐車場に向かいました。
会社を辞めて1年9ヶ月、"あるこう会"はこれで十数回参加をしています。
この日は万歩計によると1万7千歩/11km、そしてこのうちの5〜6kmはかなりの登り坂でしたから今までの参加の中では結構ハードなコースでした。

本日の参加者180人のうち奥の院まで上がった人は全体の3分の1以下、恐らく4分の1くらいだったと思います。
メンバーの中心は67,8才以上、72、3才ですからこれを考えると大したものです。

室生寺は真言宗の寺で、高野山は女人禁制だったのですがここは女性の参拝が許されていたので"女人高野"と呼ばれ、太鼓橋横の大きな石碑にも"女人高野室生寺"と彫られています。

ここは四季それぞれ趣があってよさそうなところに思えます。私はまだ冬に来た事がありません。
雪の室生寺なんかも風情がありそうです。

■中国で生まれ変わるとしたら

誰もがもう一度生まれ変わってもなりたくないのが中国人
でもできれば生まれ変わったらなりたいのが、共産党の幹部

■北京のスーパーにて

お客:「ちょっと店員さん、この冷凍食品、賞味期限が過ぎてるわよ!」
店員:「あ、そうですか、至急包装さし直します。ところでいつの日付がいいですか?」

■喧嘩の理由

日本人と中国人が殴りあいの喧嘩をしていた。やがて警察がやってきてその喧嘩の理由を聞いた。
「とにかく無茶苦茶な話なんですよ!」中国人が口を開いた。
「そこの生意気な日本人が殴り返してきたのが喧嘩の発端なんです!」
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