15−02−04 冬は読書
毎日寒い日が続いており、外に出る頻度がうんと減っています。でも3日に2日の5kmのジョギングは続けており、体調は上々です。

そんな中、ここしばらくは買い込んである本をかなりのペースで読んでいます。
私はあまり"積ん読"というのはやらない方ですが、それでも何冊かの本が書棚に眠っており、それを引っ張り出して読んでみました。

以下はその中の3冊についての感想です。

1. 昭和50年の食事でその腹は引っ込む: 都築 毅(講談社+α新書) ★★☆☆☆

筆者は昭和50年頃に我々が口にしていた日本食が人類史上最強の長寿ダイエット食であると説く。これを普通に食べるのがダイエットに最も効果的と言う。
ここでいう和食とは料亭や日本料理で供されるハレの和食ではなく、普段我々が家庭などで口にしている食事の事である。

ナゼ昭和30年頃ではなく昭和50年頃の和食なのか、それを科学的に証明している。この本によると現在我々が口にしている"和食"は"長寿ダイエット食"ではない。
ダイエットのためにやる事は毎日の食事を昭和50年頃の食事に戻すだけ、それだけである。

また世の出回っているダイエット方法は減食が基本であり、これは危険と言う。
筆者は食品機能学の専門家で、データーも割と豊富で説得力もある。
私も実行を開始したところである。

2. チャイナハラスメント: 松原邦久(新潮新書) ★★★☆☆

中国でビジネスをやっている会社は100社中100社が利益は出ていない、という。
「かつては出ていたが、今は出なくなった」、又は、「今は出ているが、間もなく確実に出なくなる」、というのが正しい言い方かも知れない。

著者はスズキで中国とのビジネスに30年間携わってきて、中国の会社の総経理(社長)も経験している。日本の企業が何で騙され、何で失敗をするのか、ここまで具体的に事例を出している本は私はあまり読んだことがない。

この本の内容は半分以上は私がアメリカで経験した事と共通な点がある。日本企業が失敗する根っこの原因も共通する点が多いと感じた。

ただ共産党支配によるカントリーリスク、"代金不払い"の常套手段、反日政策によるリスク、信じられないトンデモ規制などはアメリカでは経験できなかった。

今の日本・中国で引っ張りだこの人は、「中国ビジネスからの撤退コンサルタント」、である。
どこの会社も中国ビジネスの実態は正直に語ってくれないが、この本はその一部を教えてくれる。

3. 思い出のアメリカテレビ映画 瀬戸川宗太(平凡社新書) ★★☆☆☆

遠い昔の事である。私の父母がテレビを買ったのは確か1958年だったと記憶する。
その頃から1970年頃までの10年ちょっと、テレビ番組はアメリカ映画で溢れていた。スーパーマン、名犬ラッシー、ハイウエーパトロール、ララミー牧場、拳銃無宿、ちびっこ大将、パパは何でも知っている、コンバット。

筆者は1952年生まれ、私と同世代である。私はアメリカのホームドラマが好きだった。大きな、きれいな家、羨ましかったのは大きな冷蔵庫には大きな瓶に入った牛乳が入っており、それを子どもは大きなコップでゴクゴクと自由に飲み干している事だった。

そんなアメリカのテレビ映画、当時のハリウッドは相手にしていなかったのである。
ところがそのテレビ映画の俳優から後の大スターが生まれている。
クリントイーストウッド、スティーブマックイーン、チャールスブロンソン、、、。

我々が小学生・中学生・高校生の頃に見た、思い出すだけで涙が出てくる程懐かしいアメリカ映画の全てをこの本はノスタルジックに紹介してくれている。
昭和30年頃までに生まれた人にお勧めである。
大好きなジョーク(1)

飛行機に乗ってしばらくするとスチュワーデスが
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか」
と聞いてきた。偶然乗り合わせた医者が席を立ち、事態を解決することになった。

またしばらくするとスチュワーデスがやってきて言った。
「お客様の中に牧師さんはいらっしゃいませんか?」

大好きなジョーク(2)

韓国メディア用語(一部の文字を少し変えるとどこかの国用にも使えます)

・ 正しい歴史認識 : 韓国がでっち上げた「正史」を日本が無条件で認める事
・ 正しい解決法 : 日本が無条件で金を払う事
・ 相互理解 : 韓国の主張のみを双方が受け入れる事
・ 右翼 : 理性的な発言をする日本人(その人の発言は発言とは言わず妄言と言う)
・ 良心的 : 韓国の「正史」を認める事、更には意図的に日本を貶める事
・ 法治国家 : メディアや国民の気分・情緒に従う国家
・ 民主的 : その時々の活動団体の大声に従う事

大好きなジョーク(3)

3人の大統領

・ Bush : A leader that didn't think.
・ Obama : A thinker that doesn't lead.
・ Park(朴) : A leader that cannot lead.
inserted by FC2 system