14−12−22 今年も終わり
金曜日はオハイオにいた時にいろいろとお世話になったA社のKSさんと、地元の居酒屋で久しぶりのミーティングでした。KSさんはイギリス駐在の後にアメリカ駐在になり7年、そして私より約1年遅れて帰国した方です。

仕事では私との関係ですからイヤな事が多かったに違いありませんが、それは私の役割なので仕方のない事、それはそれとして仕事を抜きにして度々飲みました。

そのKSさん、メールのやりとりは時々あったのですが帰国以来ずっと会う機会がなく、やっと4年数ヶ月ぶりに会うことができました。
約束の時間にホテルに行ってロビーで10分ほど待っていると仕事を終えたKSさんがホテルに来たので、近くの居酒屋へ入って再会に乾杯。

KSさんの会社はその業界では世界最大の会社で、話は興味が尽きません。KSさんは欧州、北米で長年仕事をやってきたので白人社会の中での仕事の難しさは骨の髄までしみ込んでいます。

ビジネスの現場を知らない人が経営トップ、マネージメント層に多い欧米の会社。
事業拡大ではそういうところからヘッドハンティングをして日本の現地法人のトップ層に据えた場合何が起きるか、、、。

大変興味深い話しをいろいろと聞くことができました。
またKSさんは歴史についても非常によく勉強をされており、私はこういう人もいるのだ、と大いに刺激を受けました。

分かれるときにKSさんは、「受け狙いの軽い話題だけで酒を飲むことが殆どですが、今日はいろいろと中身のある話しができましたね。これからも時々お願いします」
と言われました。
私は全くフリーの身分です。いつでも連絡下さい。お付き合いします。
翌日は高校の後輩の岡崎さんから案内のあった四日市にあるジャズスポットのVeeJayにライブを聴きに行きました。岡崎さんはパンダ岡崎というニックネームでアマチュアのジャズバンドを組んでおり、彼はピアノを弾きます。

私はジャズはよくわかりませんが、あのリズム感とメリハリのある音の組み合わせは聞いていて楽しいと感じます。
パンダ岡崎のバンドを聞きに行くのはこれで2回目で前回は9月でした。今回はHYさん、私とカミさんの3人で行きました。

1日前に先回一緒に行ったMKさんに連絡してなかったのを思い出しました。
しまった〜、、、。

でも急な事で土曜日でもあるので連絡は止めておきました。
パンダ岡崎によると3〜4ヶ月に1回程度のライブをやっっているので、次回にお誘いする事にしました。

自宅をちょっと早めに出て四日市駅にあるデパートに行って用事を済ませて軽く食事をしようとレストラン街へ。
何件もあるレストランは師走の土曜の夕方という事もあってどこも満員です。

そこで仕方なくファミレスみたいな店に入って食事をしました。
カミさんは大いに不満の様子でしたが、私はナゼか時々こういう子供が喜ぶようなワンプレートミール風の食事を無性に食べたくなる事があるのです。理由はわかりません。

案の定、店の中にはお母さんと小さい子供とかアラフォーの女性お一人様とか、そういう人がパラパラでした。

食事の後駅の改札でHYさんと落ち合い、VeeJayへ。今日はピアノ(パンダ岡崎)、ベース、ドラムに若い3人のメンバーが加わるという事を聞いており、店の中ではそれらしき人が準備をしています。

やがてパンダ岡崎も顔を出して挨拶、若いメンバーのひとりに対して私がその若者の会社のOBであるという事を紹介してくれました。

彼の名前はSM君、鈴鹿製作所に勤務しているという事で少々びっくり。

彼はボーカルで今夜が多くの人の前で唄う初めての日だと言いました。
もう一人の若者はサクッスで地元大学の4年生という事でした。

3人目は若い女の子で彼女もボーカルで、唄うときだけステージに来てそれ以外は席の後ろの方に座っていたようでした。

飲み物の注文をとりに来たので私はバーボンのロックをダブルで。
20:15から少し遅れてライブは始まりました。前回は会場の後ろの方で聞いたのですが、今回は一番前なのでそれなりに迫力を感じる事ができました。
特にピアノを弾くパンダ岡崎の指の動きには感心してしまいました。

この夜の観客はSM君の仲間がたくさん来ており、9月の時とは比較にならないほど多く、広くない会場はすし詰め常態でした。

SM君と女性のボーカリスト、これからも頑張って練習をしてみんなにいい声を聞かせて欲しいと思いました。
SM君は物怖じしない感じで声量もあり、大いに期待できそうでした。カンバレよ!
翌日の日曜日は中学校の同級生の仲間がKT君の家に集まっての忘年会でした。集まったのは男8名、女3名の合計11名、ワイワイと久し振りに楽しくやりました。

男8名のうち現役は3名、2人は会社役員でこれも来年の6月で退任、再雇用のもうひとりも来年中に退職、これでこの仲間は全員がめでたくリタイアです。

みんなの関心事項は健康とたっぷりある時間の使い方、そして親の介護です。
いつまでこのメンバーで集まる事ができるか、私は女神主のT子さんが持って来た濁り酒を飲んでみんなの顔を見ながらそんな事をぼんやり考えていました。

今年も残り10日を切りました。1年が長いようで短い、短いようで長い、最近そんな不思議な感覚になっています。
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