14−10−05 旅のコツ
今日はシンシナティーとデイトンの中間にあるアウトレット・モールに行ってきました。
オハイオにはアウトレット・モールが3カ所あって、その中で一番新しいもので、2010年、つまり私達がオハイオから日本に帰る年にできたものです。

ここはモールの規模がそれほど大きくないのでわかりやすく、ショッピングするのも楽だとの話を聞きました。
7日からはラスベガスに行って2泊、9日からはグランドサークルのグループツアーに参加をするのでこれに履いていくウオーキングシューズを買いに行くのが主な目的です。
ラジオ聴きながらのんびりと運転です
ウオーキングシューズの他に気に入ったものがあっれば買おうという事で往復220マイルちょっと(約350km)のドライブでした。

私はアメリカの道をドライブするのが大好きです。
今回のレンタカーはトヨタのRAV4、大きくはないのですがまあそこそこゆったりと乗れて運転も楽です。

今回も往復220マイルのうちインターステーツ(日本で言う高速道路)以外を走るのはたった2マイル、つまり残りは信号もない人も歩いていないバイクも自転車もいない、車だけが走っている道路です。

もっともそれ以外の道も住宅地に入らない限り人とか自転車はいませんので運転は前後左右を走る車だけを注意していればいいので、とにかく楽です。

日本ではどこに行っても人の飛び出し、バイク、自転車、それに普通の道路は信号だらけで運転荷は大変なストレスが溜まります。
アメリカではそういうストレスは溜まりません。

これは日本にいる人に言っても絶対に信用してくれないのですが、私は本を読みながら高速道路を運転している人を2回見た事があります。
本当です。
品揃えも多く、値段もお値打ちです
ハンドルのに書架のようなものを取り付けてここに本を挟んで、顔をちらちら(いや、ジーッとだったかな)本に向けながら運転していました。

これは極端な例ですが、それくらい運転中は"ヒマ"なのです。

さてアウトレットモールですが、確かにカタカナの"エ"の形の通路にお店が並んでいるので、大変歩きやすいモールでした。

日曜日ではあったのですが、客はそれ程多くはなく、店によっては殆ど客が入っていないところもありました。

ところで買い物の方は気に入ったデザインで私に合うサイズのものがありました。私のサイズは8(26cm)で、これは普通の店では殆ど置いていません。

ですからコロンバスで買うときはサイズが8(26cm)があるかないかで、あればデザインには関係なく買う、という方法しかとれない事が殆どでした。
ここは半分くらいの種類の靴でサイズ8(26cm)がありました。

他にも幾つかの買い物をして2時間程度で再びモールを出ました。
結構なブランド品が一律"50%OFF"とか、有名なチョコレートが"BUY2,GET1"(2個買えば、1個おまけ)とか、私にとっては見てるだけで楽しいところでした。。
アウトレットモールからの帰り道、デイトンとコロンバスの中間くらいのところにスプリングフィールドという町があり、そこの大きなアンティック・ショップに立ち寄ってみました。

アメリカではちょっとした町には必ずアンティックショップがありますが、ここの規模はケタ違いに大きく、大きな体育館のような建物の中に100以上、いや200以上のブースがあります。

そして個々のブースの中には様々なアンティックが陳列されて売られています。ゆっくり見れば全部を見るのに半日以上はかかると思うくらいの規模です。
こういうブースが100以上あります
日本ではアンティックというのは"骨董品"という事で、どちらかと言うとマニアが収集・売り買いをする、というイメージですがアメリカでは極く普通の人が集める対象になっています。

また日本での骨董品は高価で価値のあるものを集めて自慢をするというのも見逃せませんが、アメリカでは少し違います。

勿論中にはそういう目的で買う人もいるでしょうが、一般の人が買うのは自分の家の中のインテリア等に使う物が多いようです。

つまりインテリアとしてのアンティックです。
アメリカの家は大きく、部屋の中をどのように飾るか、というインテリアについての一般向け雑誌がたくさんあります。

暖炉のに西部開拓時代に使ったようなケトルとコーヒーカップがさりげなく置いてあったり、その反対側には斧と鎌、そして作業着がさりげなく置いてある、、、。

部屋の中に100年以上昔の”田舎の家の香り”を持ち込む、、、。

オハイオ人達の家を訪れると一つのテーマで一つの部屋をインテリアする、というのを見掛ける事があります。
日本の500円が45ドルで売っていました
日本から来た駐在社員の中にはこのようなアンティックに目覚め、いろいろな物を買って日本に持ち帰る人もいます。

でもナゼか普通の日本の家にこういうアンティックを並べてもそれらの品々が部屋の中で”浮いた存在”になって、結局しまい込んでしまうというケースが多いようです。

普通の日本の家でこれらを飾ると只の"ガラクタ"、又は"カビ臭いモノ"になってしまいますが、アメリカの家に飾るとナゼかすんなりと溶け込むのです。

理由はいくつかあると思いますが、その理由について私は大変興味を持っています。

アンティック品の中には希に日本のものがあります。
誰が描いたのかよくわからない絵、1950年代のブリキのおもちゃ、等を見かけた事があります。これも何かのテーマのインテリアに使われるのでしょう。

この日のアンティックショップ、先ほどのモールよりちょっと少ない感じでしたが、様々な年代の人が熱心に見ていました。。

今回のような割と長い旅行になると注意しなければならないのが食事です。
食事はホテルのレストラン、外のレストラン、ファーストフード店、フードコート、スーパーで総菜を買ってきて部屋で食べる、いろいろな方法があります。

問題はどうしても野菜不足になる点です。
私は今まで日本から外国への出張で最長が4ヶ月というのがありましすが、まだ40代の頃でそういうのはあまり気になりませんでした。
しかしこれからの旅行ではこの野菜不足をどのように補うか、十分に考える必要がありそうです。
こりゃ、ひとりでは食い切れん!!
食事の量の調整は簡単にできます。
例えばレストランに2人で行けば1品をシェア−、つまり半分こ、すればいいのです。

レストランでは2人で行って注文は1人前とし、もう一つ皿を持ってきてもらってそれでもう一人が食べる、というのは全く問題ありません。

日本のレストランなどでこれをやると露骨に”変な顔をされる、イヤな顔をされる”、場合があるのはどうしてでしょうか。

ただ外国で例外をひとつ知っています。はっきりと"ひとり1品の注文を願います"、とメニューに書いた店に出くわした事があります。

それはハワイ・ワイキキの日本レストオランでした。これの理由は十分に推測できます。

アメリカでは注文ののやり方を見て、黙っていてもシェア−だな、とウエイトレスが判断すると皿だけをもう一枚出してくれる時もあります。

またNYのレストランのように、「シェア−でしたら10ドル頂きますが、いいですか?」、というところもあります。
でもこのお店では結局は10ドルは取りませんでしたけど。
アメリカ人はシェアーをした場合は、チップを少し多めに置く、という事で調整しているようです。

ま、いずれにせよ食事の野菜不足対策と量対策、長めの旅ではこれに十分心掛けるのがポイントのひとつと感じています。

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