毎日暑い日が続いています。
昨年から私は我慢する事を止めました。つまり暑ければエアコンを躊躇なく使う、という方針に切り替えました。
そんな訳で7月に入ってからはエアコンは24時間稼働です。スイッチが切られるのは何時間も家を空ける時だけで、それ以外はずっと入っています。
しかしこの暑さ、昔もこんなに暑かったのか、そんな記憶がないのです。
そこで少しだけ調べてみました。
私が中学生になったばかりの1963年と昨年の2013年の7月の半世紀間の三重県津市の気温を比較してみました。
1963年の7月、私は父親の転勤で三重県熊野市で中学1年生でした。当時は今と違って夏休みは7月25日だったか26日でした。
1学期の修了式の後は成績表をもらって家に帰り、何とも言えない開放感に浸ったのを今でも鮮明に覚えています。
1963年7月の三重県津市の30℃以上の日は19日あり、35℃以上の日は2日しかありません。
これに対して昨年の夏は30℃以上は24日、35℃以上は6日です。
これじゃちょっとわかりにくいので私の感覚で、「堪らん!」、となる33℃以上は、1963年はたった3日、昨年は12日もあります。
最低気温を比較するともっと顕著です。
1963年当時25℃以上の日は2日しかありませんが、昨年は20日もあります。
中学生の頃の夏も確かに日中はそれなりに暑かったのですが夜になると涼しく、蚊帳を釣って雨戸を開けて寝ると明け方には"寒かった"という記憶があります。
当時はエアコンなんて一般家庭にあるはずもなく、そもそもそういう言葉がありませんでした。”クーラー”、もしくは”冷房”でした。夏でも扇風機1台で一家4人が何とか過ごせました。
気温だけではなく、ゲリラ豪雨(これはスコールと言うべき)などの顕著な気象変化から日本は既に温帯に属するのではなく亜熱帯地帯に属している、というのが私の持論ですが、半世紀の間の気温をざっと1分も眺めれば一目瞭然でした。
こういう単純な変化については、マスコミも学者先生達も誰も話題にしません。どうしてかな〜、、、。
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