13−01−11 困難を乗り越えて |
新しい年になって既に10日が経ちました。暮れの選挙で民主党政権が消滅し、自民党と公明党による政府が再び日本を引っ張っていくことになりました。 |
![]() |
最近B787のトラブルがあちこちから報道されています。燃料漏れとか操縦席のウインドシールドにひびが入ったとか、点検中にオイル漏れが見つかったとかいろいろですが、最もショッキングなのがバッテリーからの出火です。 出火はバッテリー本体からなのか、不適切な配線から引き起こされたのか詳細は調査中のようですが、いずれにせよ大変重大なトラブルです。 B787は開発遅れで有名な飛行機で、開発が終わってやっと航空会社に納入が始まったばかりです。この飛行機は日本製の部品が40%近く使われています。 そしてほとんどは非常に重要な部品ばかりで、特に電気系統、電子制御系統などは日本製が占めているそうです。 ![]() バッテリーからの出火はボストン・レーガン空港でおきましたが、ここは3ヶ月前にこのB787で行ったばかりです。 この成田−ボストン線で、2012年5月から運行が開始されたばかりで、私もそれまでは日本/北米間はB747で往復していましたが初めて乗ったB787はなかなか快適でした。 でももうあのB747には乗れないと思うとちょっと寂しい気分になったのも事実です。 このB787のトラブルについてはボーイングのチーフエンジニアが、 「新しい機体を導入したときには、最初の段階で、ある程度の不具合は生じることがある。毎回、それを調整し、速やかに乗りこえる作業が大事なことだ。」、と言っていますが全くそのとおりだと思います。 日本人は何か問題があるとナゼそのような欠陥商品(この場合欠陥機、というのでしょうか)を世の中に送り出したのか、誰が認可をしたのか、責任者は出て来いとかそういう議論が渦巻きます。 その典型的な例が原発です。 事故があったから、「廃絶だ!!!」と叫ぶ声が日本中を渦巻いています。 原発はB787のように新しい製品ではありませんがこのチーフエンジニアの言葉を借りれば、「原発施設で津波に対しての不具合があったのであれば対策を行い、速やかにそれを乗り越える作業が大事なのだ」、という事になります。 原発は我々が生きていく上で空気や水と同じく、必要欠くべかざるエネルギーを作る装置です。 やはり大事なのは今回の事故をどう乗り越えるのか、ではないかと思います。 日本のやりかたをB787の事故に当てはめれば、B787というのは欠陥のカタマリであるかの証明をシャカリキになってやり、B787を世の中から消し去ろうとしている、という感じでしょうかね〜。 何かおかしいと思いませんか。 原発廃止の理由探しを朝から晩までやっている日本人、重大ドラブルを乗り越えようとするアメリカ人、この違いはどこからくるのか、そしてこれからどうするのか、我々の大きなテーマではないでしょうか。 再度じっくり考えてみたいと思います。。 |
![]() |
なるほどジョーク(1) 男は病気で脳移植を受けなければならない。 医師の説明では、日本人の脳は100gが50ドル、イギリス人の脳は100gが60ドル、アメリカ人の脳はなんと100gが13000ドル。 男: 「それじゃボッタクリでしょうが!」 医者: 「あなた100gの脳を集めるのにアメリカ人が何人いるか分かってる?」 なるほどジョーク(2) 医者: 「あー…何歳ですか」 患者: 「間も無く40になります」 医者: 「ならんでしょうな」 |
![]() |
![]() |