12−08−10 お盆前
夏は基本的に嫌いではありません。
しかし夏のシーズンには今のマンション住まいでは時々後悔をすることがあります。私は10階建てのマンションの10階に住んでいるのですが、とにかく暑いのです。

夜になってベランダに出ると涼しい風が吹いていても室内は蒸し風呂のような状態のままです。理由はコンクリートの建物が35℃以上の日射しで焼けているからです。最上階は眺めはいいのですが、夏場はクーラーなしでは過ごせません。

お盆の9連休前の今週、最後の2日半は出張になってしまいました。水曜日の午後からはまたまた舞鶴、ガラス工場の見学同行です。
この1年半、N社というガラスメーカーといろいろとやってきたのですが、このN社の努力によりある問題の解決のメドが立ったので、その経緯を含めて説明を受け、工場の工程なども実検するという目的で私の会社のIHさんという上位の方を案内しての訪問でした。
早朝の舞鶴湾、自衛艦は1隻も見えませんでした
IHさんはこの4月に転勤、報告をきちんと聞くタイプの人でホウレンソウのやりやすい方でもあります。
日本に帰って改めて判ったのは、そうでないタイプが非常に多い事です。

ある大先輩からよく聞いた、”百姓の上等兵”タイプの人が多いのです。(こんな言い方してもみんなわからないだろうな〜、、、)

水曜日の夜は海辺のホテルに1泊。翌朝5時頃、私はに目が覚めたのでホテルから出て少し散歩をしてみました。

ホテルは舞鶴湾の一番奥にあり、遠くに造船所、海上自衛隊の施設が見えます。こういう時間帯に誰もいない岸壁から海を眺めるというのは何年ぶりでしょうか。
鏡のような舞鶴湾でした。

この日は朝の9時からN社の舞鶴工場で今までの経緯の説明を受け、工場の工程見学、各種測定の説明などを受けました。
ここの工場は素板(いわゆる、ガラス板)から加工までの一環工場で、素板の製造は鉄の溶鉱炉と同じで、炉の近くに行くと70℃とか80℃になります。

現場の責任者の課長さん達は細かいところまできちんと説明をしてくれましたが、マジ暑かった〜、、、。午後には予定より少し早く全てのスケジュールを終えて、東舞鶴駅から帰りの列車に乗り込みました。
舞鶴からの帰りの木曜日の夜は、今の会社に入る前の遙か昔の仕事で一緒だった旧友のFK君と私のカミさんを交えて四日市のホテルの料理屋で食事。
FK君はある超大手電機メーカーに天下り、顧問で勤務していましたが、この9月で退職、別な仕事をするようです。
FK君は兵庫県三田から名古屋に出張で来ており、四日市に一泊して私とカミさんに会ったのでした。

昨夜もN社の方と食事をして寝たのは結構遅かったのですが、結局この日は自宅に帰ったのが10時半、寝たのが12時でした。
八重洲南口を出たところです
翌日金曜日は日帰りで東京出張です。8時半頃の近鉄で名古屋に行き、東京駅に着いたのが11時30分です。
会議は東京駅八重洲口から歩いて5分のところにある昔の本社ビルで13:00からです。

名古屋からの新幹線は満席、翌日の土曜日からお盆休みの会社などが多く、1日早くから休みをとって移動を開始している人達で混んでいる様子です。会議開始まで1時間半もあるので、秋葉原に行ってちょっと買い物をする事にしました。

秋葉原駅を降りて、時々入る回転寿司屋でまず腹ごしらえです。
買い物を終えて東京駅に戻ったのが12時30分、八重洲口付近も人でごった返しています。

まだ会議まで時間があったので、八重洲ブックセンターでちょっと立ち読みして10分前に会議室に入りました。

会議室には1名を除き、既に全員集まっており会議はスタートです。先週京都でやった会議の続きで全部で14名で先週の宿題の整理、結果は落第更にやり直しとなりました。

ここまでいろいろとやってきて感じるのは、この問題に取り組み始めて3ヶ月、気になるのはこの取引先2社の問題解決に対するスピード感覚欠如です。

いろいろやってきて結果は少し見え始めているのですが、何がどのように結果に寄与しているか、これがよくわからないという状態で、1週間前とあまり変わらない結果でこの日の会議は終わりました。
新幹線は6時10分、少し時間があったので再び八重洲ブックセンターに入り雑誌を買って東京駅に。
八重洲口も新幹線のホームもごった返しています。普段の金曜日の夕方は普段は出張帰りのサラリーマンが中心ですが今日はそれに加えて帰省客で一杯!

つまり普段はドブネズミ色のスーツ姿のサラリーマンが多く、ホームはべたっとした色合いなのですが、普段着のカラフルな人が多いと、ホームの雰囲気もいつも違うというものです。

みんな大きな荷物とお土産を持っています。私が座ったシート(Bでした)も左右は明らかに帰省をすると思われる若者でした。
楽しいお盆になるといいね、、、。
普段とちょっと雰囲気の違う、東京駅の新幹線ホーム
名古屋駅に着いたのが7時45分、近鉄・名古屋駅まで小走りで座席指定をとってあった8時2分の特急に飛び乗ります。
白子駅着が8時40分くらいなので、娘に電話をかけて迎えに来てもらう事にしました。

しばらくすると車掌が車内を廻ってきました。「切符を拝見します、、、。」、珍しい事もあるな〜、近鉄は座席指定の特急でも最近は切符の提示を求める事は非常に稀なのです。

「お客さん、この列車は9時の上本町行きです。お客さんの切符は9時2分の鳥羽行き、この列車の隣りに停まっていた列車です。」
アリャー、、、乗り間違えです。2分違いで同じホームの左右で行き先の違う列車を並べるなよな〜。

「この列車は津までノンストップで白子には停まりません。津で特急か急行に乗り換えて戻って下さい。」
アーア、と思いつつ娘に迎えに来てもらうように頼んであったので、遅れることを連絡しようと携帯を掛けようとしたら電池切れ。

列車に公衆電話はないので、津駅に着いたところでホームの公衆電話から娘を呼び出しても応答な。
カミさんを呼び出しても応答なし、そのうちに名古屋行きの特急がホームに入ってきたので、電話を切って列車に飛び乗りました。
白子駅に着くと改札でカミさんが待っていました。娘とカミさんが迎えに来てくれており、予定の時間になっても私が現れないので、改札まで来ていたとの事でした。

自宅に着いたのが9時15分、やっと3日連続の出張が終わりました。明日から9連休の夏休みです。のんびり過ごします。
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