12−07−28 暑かった〜
先週は3日間の出張、暑い最中バテてしまいました。毎日のニュースを聞いていると35℃以上の気温が記録されており、中には38℃とかいう地方もありフェーン現象が毎日続いているのと同じ状況です。

水曜日は栃木で行われる午後からの会議に出席のために8時前の近鉄特急で先ず名古屋まで。名古屋で新幹線の指定席を取ろうとJRの窓口に並んだところ直ぐに乗れそうな時刻の列車は満席とのこと
朝のこの時間とはいえ、既に満席とはどういう事だ?
ホームに行ってわかりました。学生風の連中、それに子どもを連れた夫婦とかがやたらに多い。
そうか〜、、、夏休みなんだよな、今は。

ホームの自動販売機の前に何やら浴衣を着た大男が数人、飲み物を買っています。そうです、相撲の力士達です。長尾や場所も終わり、東京に帰るのでしょうか。
その中のひとりに声をかけてみました。

「皆さん、どこの部屋なの?」
「高田川部屋です。」
「四股名は?」
「大野城です。」
「そうですか、頑張って下さい。私は相撲は大好きです。応援します。」
「ありがとうございます、、、」

大野城という若い力士ははきはきと答えてくれました。.
私は昔は相撲少年、今でも相撲は大好きですが、最近の相撲は何だかちょっと面白くありません。土俵で活躍するのはモンゴルと東欧の力士ばかりで、日本人力士は脇役になっています。

これらの力士を見ていると出稼ぎ・賞金稼ぎ力士、というイメージがどうしても頭から離れません。ちょっと言い過ぎでしょうか。やはり相撲は国技、日本人力士が中心でなくてはなりません。
栃木での会議は夕方までに順調に終わり、7時前に宇都宮駅に到着しました。今夜はH社の部長さんのSAさんと夜のミーティングです。SAさんとはオハイオ駐在時代からの付き合いでもうかれこれ9年になろうとしています。
この日はINさんも交えて愉快にミーティング、、、、。

ところが朝起きると頭がボーっとして、それに喉がものすごく痛い。頭がボーっとしているのは二日酔い、喉が痛いのは昨夜のカラオケのせいかなと思いましたがそういうのではなく、これは明らかに風邪を引いたときの症状です。
アリャ〜、やっぱりカミさんからうつされたようです。
カミさんは数日前から夏風邪をひいて寝たり起きたりしていたのでした。

この日は和光本社で午前中打ち合わせ、午後は部品会社の担当者と打ち合わせです。
これらの打ち合わせが終わったのが夕方の7時。夜は大宮まで行ってMZさんとミーティングする予定でしたが、打ち合わせの時間がずれ込んでしまったのでキャンセルをさせて頂きました。

宿泊は久しぶりに都内で一泊。金曜日は青山本社で午前中から打ち合わせでしたが、2つの案件のうち1つが取り止めになったので4時前に仕事は終わってしまいました。

この日はKSさんと恵比寿でミーティング。KSさんはオハイオにいた時からの知り合いで、彼はその時はアトランタに駐在をしており、4年前に通産14年間のアメリカ駐在を終えて帰ってきた人です。

そのKSさん、8月末から今度はシンガポール駐在になり、しばらく会えなくなるのでミニ送別会をやったのでした。
KSさんはある超大手機械メーカーS社の営業部長さんで、今度は東南アジア・オセアニア地区の総責任者で赴任をされます。

機械メーカーですから設備投資という面から我々より一歩先を見た目で中国とかアジアを見ており、なかなか興味深い話を聞くことができました。

前々日に会ったH社のSAさん、S社のKSさん、どんな方の話を聞いても日本国内で何かをやるという話は皆無で、全て日本以外の国で生きていくという話しは出ませんでした。
こんな状態が5年、10年、15年と続けば日本はどんな世の中になるか、答えは中学生でもわかるというものです。

いずれにせよKSさん、頑張って下さい、そのうちシンガポールには遊びに行きます。
翌29日は朝目が覚めた時には既にロンドンオリンピックの開会式が始まっていました。
ギリシャから始まる入場行進を見て、世界中にはこんなに多くの国があったのかとあらためて感じ入ってしまいました。

開催国のイギリスは別として400人以上の選手団のアメリカとか、数人の選手団のトンガとかブータンという国、若い選手達はみんな本当にいい顔をしていると思いました。
また国名を聞くたびに行った事のある国は頭の中に残っているその国のイメージを、行った事のない国は写真などで見たイメージを思い起こしていました。

朝食を済ませホテルを出たのは10時ちょっと過ぎ、買い物をして東京駅から新幹線に乗ったのは12時半。普段であれば土曜日のこの時間帯の席はかなり空いているのですが、やはり夏休みのせいなのでしょうか、行きと同じく90%くらいの乗車率でした。
今回は暑さと夏風邪でぐったりとなってしまった3日間の出張でした。
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