11−11−13 日本がなくなる!?
タイは今大洪水に見舞われています。タイには多くの日本企業が進出しており、この洪水によって多くの会社は大ダメージを受けてしまいました。
洪水が引いても建屋・設備の修理・交換などゼロから工場を作るのと同じ手間がかかるので、殆どの会社は事業再開がいつになるのか、正確な見通しが立っていません。

日本にもやっとダメージの大きさが伝わってきましたが、日本はこれで僅か半年の間に巨大なパンチを2発食らってしまい、どうやって元の姿に戻るか、いや戻れるかどうかもわからない状態になってしまいました。
タイのインラック首相の風刺漫画です
日本国内では常識を逸する円高を回避しようと、製造業が我先にと競って海外移転を開始しており、日本の製造業の将来はなくなってしまいました。

既に従業員数人の会社でさえ日本脱出を始めているという現実を、日本国民は他人事のように思っています。
あと20年、いや15年もすれば世界一の日本製造業は、歴史の中のひとコマで語られるだけのものになるのは間違いありません。

日本政府は1000兆円の借金があり、更に借金を増やそうとしております。
こんなにお金を借りているにもかかわらず、一方では国民に年金も払えない事が確実になりました。

今のままでは年金支給開始は68〜70才で、支給率も現在の80%以下になる事も明らかになりました。
10年後には仕事もない、年金ももらえない老人が起こす犯罪に悩む事が確実になりました。

国民は働かなくなり、50世帯に1世帯が生活保護を受けており、この比率もどんどん増える傾向にあるにもかかわらず、政府は更に支給の範囲を拡げようとしています。
教育は荒廃し、公立中学校の多くではまともな授業ができなくなってしまいました。

巷には中国人を中心とするガイジンが跋扈し、治安は極端に悪くなりました。
日本の警察官はアメリカではご婦人がハンドバックに忍ばせる程度のオモチャのようなピストルを下げた、責任追及を恐れる、ただの地方公務員になってしまいました。
社会環境の変化によって、犯人の検挙率がガタ落ちになっている事実も暴露されてきました。

日本国民は自衛隊に対しては戦闘集団ではなく、災害時に給食と銭湯の準備及び移動病院を派遣する災害派遣組織と思っています。
PKOは政治家のおもちゃになっており、自衛隊員が自分達の身を守る武器の携行と使用が制限された中で危険な地域にどんどん派遣されています。
国民は自衛隊は何のために存在するかを忘れてしまいました。

次期天皇になる皇太子は、心に病を持った帰国子女を嫁にもらい、この嫁が日本の皇室に対する信頼と尊厳を飛散させてしまいました。
平成天皇がなくなった後は、皇室は日本国民にとって尊敬の対象ではなくなってしまうでしょう。

国が滅びるというのはこういう事なのですね。私が生きているうちに日本がなくなる姿だけは見たくないものです。
先日、日中防衛交流・協力会議が開かれ、その中で中国側は、「日本はいつまで尖閣列島にこだわっているのだ。あれは中国の領土だ。」と会議の席で言ったそうです。
日本の当局者は、「日本はこの問題で中国とは妥協しない。」、と応え、これに対して中国軍の幹部は、「じゃ、日本は中国と戦争する気なのか?」、と恫喝して日本側は全員黙ってしまったという報道がありました。

このニュースは日本ではあまり伝えられなかったのですが、実は中国では「わが国は日本に勝った。」、と大々的に報道されたようです。
ついでに言うと、中国は日本に対して既に宣戦布告をしています。(現代では、国家の中枢に対するサイバー攻撃は明らかな宣戦布告です)

最近海上保安庁が尖閣列島付近で中国漁船を拿捕した時も、野田首相は、「中国漁船なんか拿捕するな!」、って叫んだそうですから、尖閣列島問題に関しては実質的に決着が付いていると考えるべきです。
そして中国は次の狙いを沖縄に当てています。

このままでは沖縄もいつか(そんなに遠くない将来)は中国の領土になってしまう、これを阻止するのはどうしたらいいか、ちょっと考えてみました。
まず今の状態ですが、沖縄政府と沖縄の人達はとにかく米軍基地をどこかに持っていって欲しいと言っており、その結果が何をもたらすかは、特に考えているようには見えません。基地問題の当事者としては当然かも知れません。

一方、日本政府には沖縄は中国と同じで、要求は何でも聞かなくてはいけない、というような考え方があります。
先の大戦で日本軍は中国に対し極悪非道なことをした、沖縄にも日本軍が極悪非道なことをした、だからその償いを未来永劫甘んじて受け入れなくてはならない、というのが理由のようです。

これからいくと日本政府は中国政府とか沖縄とは、まともな交渉なんかできっこない事になります。彼らもその弱味を徹底的に利用しようとしています。
じゃ、どうすればいいのか?
ズバリ、沖縄はアメリカに返還する、というアイデアです。

つまり沖縄を40年前の状態に戻す。中国に対してはアメリカに直接対峙してもらう、沖縄政府とのややこしい交渉もアメリカにやってもらう、というものです。
外(中国)に対しても内(沖縄)に対しても交渉・説得をする能力のない日本政府にこれ以上任せておけば、取り返しのつかない事になってしまうのは火を見るより明らかです。私は不幸にはなりたくありません。

沖縄政府とか沖縄の人を見ていると日本国の一部でいたい、という感情が殆ど伝わってきません。むしろ日本を外国のように見て、日本には反感のようなものを持っているのを強く感じます。
ですから沖縄がアメリカの支配下になったところで、皆さんはそんなにがっかりしないと思います。
ひょっとしたら今より幸せになるかも知れません、、、。

日本政府はこれでめでたく、ややこしい基地問題から解放され、大好きな福祉バラマキ政策に専念できます。
防衛問題はアメリカに任せ、それにTPPにも参加する事になりましたから経済もアメリカ任せ、これも日本の生き方ではありませんか。

以上、久々の暴言でした。
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