11−02−27 30年前、1年前、1月前
今週も木曜日の午後から栃木に出張、いつもの午後3時ちょっと前の近鉄特急に乗り、名古屋4時の新幹線に乗ると7時前には宇都宮のホテルに入る事ができます。これくらいの時間に着くと肉体的な負担も少なくて楽です。

翌日は丸1日いろいろと打ち合わせをやって午後4時前に予定どおり終了、5時前の宇都宮発の新幹線に乗ることができました。
翌日は土曜日なので茨城にいる上の娘のところに寄って行こうと思いましたが、都合が悪いとのこと、三重に帰る事にしたのです。

東京を6時に出発の新幹線というのは満席です。特にこの日は金曜日なので余計です。隣に座った人はお行儀のよさそうな中年の小柄な女性で一安心です。これが大股拡げる図体のでかいアンチャンなんかになると結構大変です。
というか不愉快な思いをする事がよくあります。
動き回る子どもとか、肘掛けを自分で占有してしまう輩とか、ご遠慮願いたい連中は結構多いです。

ある売れっ子作家が言うには新幹線に乗るときはグリーン車に乗る事にしている、その理由は2時間なり3時間を他人によって不愉快にされる確率を下げるため、というような意味の事を書いていました。
この意見は理解できなくはありません。

でも私の場合、グリーン料金なんか会社は出してくれないし、地腹切るなんてできませんから私の場合はかなり不幸な状態になったとしても普通席でじっと我慢をします。

名古屋に着くと近鉄に乗り換えます。この日は7時50分の特急に乗ることができました。指定席は2号車の53番、荷物を網棚に乗せてます。隣は同じくらいの年令のサラリーマン。
ちらと顔を見ます。ン、ン、、、ン!!こりゃ何という事だ!高校の同級生のYS君ではありませんか!!!

間違いなくあのYS君!!「おいYS、オレオレ、、、」、思わずオレオレ詐欺みたいな口調で彼に声をかけます。YS君もっびっくり。

YS君とは高校の時に最も親しかった友人で、お互いに家を行ったり来たりした仲でずっと付き合いをしていましたが、最後に会ったのが確か30年前、それ以来ナゼか顔を合わせる機会がありませんでした。

YS君は技術で有名なある有名電機メーカーで開発関係の仕事をしており、昨年に定年になり今は大阪のある会社で第二の勤めをやっているとの事でした。
白子に着くまでの40分、お互いに近況を報告しあって携帯の番号を交換して別れました。

しかし広い世の中で何という偶然、たまたま乗り合わせた近鉄特急の隣りに45年前の同級生、しかも最も親しかった同級生が座っているなんて。
こんな事もあるんだ、、、本当に今でも信じられない再会でした。。
腰の手術をオハイオでやってから早いものでちょうど1年が経ちました。寒い寒い冬空の朝6時に病院に行き、手術は8時ちょっとくらいから始まったと思います。
手術直後は「?、これで終わったのかな?こんなもんかいな。」、という感じでしたが、翌日から3週間近くの苦しみは本当に今思いだしてもよく耐えたなー、と自分でも感心するほどです。

その後の経緯は逐次日記にも書いてきましたが、やはり日常生活に相当な影響を与えています。
まず腰を曲げる事に非情に大きな制約があります。靴下をはいたりズボンをはいたりするのが精一杯です。足の指の爪切りなども非情に苦労します。

腰は手術前のような痛みはありませんが、強い違和感があり、特に寒くなってからはこの違和感が異常に大きくなっています。
もう一つの大きな制約は長時間立ったり歩くと何とも言えない疲労感が腰を中心に出てくることです。
ですからこういう場合は2時間毎に腰を下ろして休憩する必要があります。

それと自分は腰が悪いのだという気持ちが常にあるので、つい腰をかばってしまい結果として運動量が極端に減ってしまいました。
以前のようにフィットネスへ言ってトレッドミルで走るとか自転車を漕いだり筋トレをやる事がなくなったのに食べる量は変化ありませんから体重がドンと増えてしまいました。

先週栃木に出張した時に、私と同じ手術を偶然にも3ヶ月前に日本でやったURさんと食事をしたのですが、手術後の経緯を聞くとURさんもやはり体重の増加に悩んでいると仰ってみえました。

リハビリ体操は入浴後は必ず15分〜20分程度、オハイオのセラピストに教えられたメニューの数種類をこなすようにしています。
今のところ3ヶ月ごとに専門医の診察を受けていますが、異常はないという所見です。
そろそろ冬も終わりに近付いてきたので近所のフィットネスクラブに入会して本格的に運動・水泳を始めようかと思っています。

骨盤と脊椎に打ちこんだ8本のボルトとそれらを結合する2枚の大きなブラケットは、私の身体の中で一生骨を支えてくれるのです。
たのんまっせ、ボルト君達!!。
台湾旅行でお世話になったSTさん、今はタイのバンコックに滞在中で時々メールをくれます。
バンコックはあと少しすると暑い季節になるそうで、今のうちに遊びに来ないか、とお誘いを受けていますがなかなか踏ん切りがつきません。

そのSTさんから台湾旅行のHPに関してアドバイスがありました。
旅行日記で外省人、内省人、先住民という言葉を使っている部分があるのですが、この「先住民」という言葉は間違いで、「原住民」、という言葉を使わなくてはならないとありました。

台湾では先住民とは既に滅んでしまった民族の事を意味するそうで、これは政令にも原住民、と記載されているそうです。

そう言えばアメリカで西部旅行をした時にアメリカンインディアンのことをガイドさんは盛んに「先住民、先住民」、と言っていましたがやっとその意味がわかりました。

アメリカインディアンは既に滅んでしまった人達だという事なのですね。するとヨーロッパから渡ってきてインディアンを虐殺しまくった連中が原住民ということになるのか、、、何だかややこしいな〜、、、。
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