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早いものでもう11月、オハイオの風景は初冬です。
火曜日は1年に1回の健康診断、私にとっては14回目になるオハイオでの健康診断です。健康診断の場所は会社の近くの総合病院で行われます。
検診は予約制で朝の8時に窓口まで行って受付を済ませて、先ずレントゲンから。ここでは黒人の若い女性のレントゲン技師で、何と3回も撮影のやり直しです。
すると横で見ていた白人のものすごく怖そうなおばさんレントゲン技師が、「私がやる!」、という事で一発で完了。
この黒人の女の子は下を向いてしゅんとなってしまいました。クビにならなければいいのですが。
でも気の毒なくらい慣れていない感じで、3枚も乾板を無駄に使ってしまいました。
次は胃の透視で、この病院の機械は人間が台の上をゴロゴロ転がったり、横向いたりして撮影をするちょっと古い機械です。
日本ですとこの撮影はレントゲン技師がやるのですが、ここでは医師がやります。
その次は血液検査と尿の検査で,、私はここでちょっと失敗。おしっこは先ずノーマルにやって最後の方で採取します。
ところが今回はノーマルな放出で出し切ってしまい、あわててビンに採取しようとした時は膀胱は殆ど空っぽ状態。アリャ〜、直径5cmくらいのビンに5mmくらいしか採取できませんでした。
看護婦さんに、「我尿ノ採取ニ失敗セリ。コノ分量ニテ検査ハ可也ヤ。」、と質問したところ看護婦さん、ビンを目の前にかざしながら、どこかに電話をします。
ちょっとしたやりとりのあとにっこり笑って、「OK」、という返事をもらいました。よかった〜、、、。
その後いくつかのところを廻って最後にドクターの問診です。このドクターはDという人で今までの14回の検診のううち10回近くはこの人です。
腰痛が断続的に起きているのでMRIによる精密検査と、念のためファイバースコープによる胃と腸の検査をお願いをしたところ、12月にまとめてやっちゃいましょう、という返事。
最後に親指を立てて、ニヤリ。これは直腸の検査をしますか?というサイン。直腸の検査は指をお尻に突っ込んでグルッと引っ掻き回してポリープ等を診るものです。今回はお断りしました。昨年のドクターは質問することなく、「ハーイ、後ろを向いて、ちょっとかがんで、、、ハイ、ハイ、、、。」という間に事前通告なしでドーンと突っ込まれてギャー!。
このやり方が駐在員の間で話題になり、犠牲(?)になった日本人が何人もいたようで、隣の部門のKさんなんかはかなり憤慨しておりました。
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