09−09−20 良いお天気です

日曜日の今日、スプリングフィールドという町で大きなアンティックショーが行われているという事で、ちょっとだけ覗きに行くことにしました。
スプリングフィールドまでは車で1時間弱で行けます。ここには今までに何度も来ています。このような催し物は通常フェアーグランドと呼ばれるところで行われます。

フェアーグランドはカウンティーごとに一カ所ずつくらいあって、そのこの住民が催し物を行うための公共施設です。
敷地は広大で、草競馬をやるトラックとか、見物スタンド、馬や牛の品評会、とにかくありとあらゆる催し物を行うようにできている汎用の施設です。

駐車場も1000台や2000台で一杯になるような規模ではありません。

オハイオ(アメリカ)はアンティック品で溢れております。
このようなフェアーに行くと頭が混乱しそうなアンティック品が無限と思えるくらいたくさん並べられております。

先ず最初に気になるが瓶の収集品です。これは主としてコーラの瓶とか牛乳瓶です。
コーラは1935年製の1ダース、木箱入りの中身入り(!!)、なんてのが売られています。

牛乳瓶は大きなものから小さなものまで、意外だったのは私が子供の頃に飲んだ1合瓶と同じサイズの瓶がアメリカにもあった点です。
今は牛乳は大きな紙パックか、それとも4リッター入りのポリタンクか、そんな形で売られていますが、アメリカにもこんな小さな瓶が家庭に配られて飲まれていたんだ、と思うと自分の子供の頃とイメージがだぶってしまいます。

でもこの只の一号瓶、これが10ドル以上で売られているのです!紙のフタなんかついていたら15ドル以上します!

今回始めてみたアンティックコレクションはフライパンでした。1900年前後に作られたフライパン、中には1860年製、なんて書いておいてあるもののもありました。(ホントかな〜。)

アメリカの当時のフライパンはものすごく重たいです。日本人の奥さんだと片手で持つのは絶対に無理、というのもあります。
(会社で毎日見ている、臼で挽いても、潰れないようなオハイオ人の女性には全く問題はありませんけど。)

カミさんはやはり食器に興味があるらしく、何とかいう1950年代にアメリカで作られた食器を何枚か買っておりました。

このアンティックショーは金曜日から行われており、日曜日の今日は最終日で、客も少なく、店じまいを始めているテーブルも多く、従ってちょっぴり値下げをして売っているテーブルが多い感じでした。

只のコーヒーの砂糖入れとミルク入れが2つで175ドルとか、聞いてみればこれも1950年頃の製品だそうです。
アメリカも1960年代までは、いろいろなものをアメリカ国内で作っていたのが、このようなアンティックショーに来るとよくわかります。

アンティックショーは眺めてあれこれ考えて、想像して、時間つぶしにはなかなかいいイベントであります。

昨日久しぶりに土曜日に会社のフィットネスに行ってきました。ここのところちょっとサボり気味でした。
平日は何だかなんだあって行けない事が多いのですが、来週からは週のうち3日間は6時をメドに仕事を止めるという目標を立てました。

夕方の6時に終わるというと早いと思うでしょうが、オハイオでは朝の7時30分くらいから仕事を始めています。
ですから6時に終わるというのは日本流で言うと朝9時から始めて夜8時頃に終わるという感じでしょうか。
(こちらは昼休みも基本的に30分なので。)

土曜日の午後、6Kmくらい走って、歩いて軽く筋トレ、柔軟体操をやって汗をかいてきました。

汗をかくというのはこんなに気持ちのいいものなのかと改めて認識をしました。

お天気がいいので、会社の中のサービスセンター横で車を洗車し、ついでに元2輪工場の裏手にあるピクニックエリアに行ってみました。

会社のピクニックエリアには池があり、もちろんバーベキューなどもできるように設備が整えてありますが、誰もいません。

ここは会社の南東の端っこで、普段は誰も来ないところです。しばらく池をながめておりました。会社の敷地内ですから雑草もきれいに刈り込まれており、きれいに整備されておりました。

この後家に帰るために会社を出ようとしましたが、土曜の午後の会社というのは本当に誰もおりません。工場に大量の部品を運び込むトラックも、従業員も誰もおりません。

会社を出てフリーウエーに乗るまではほんの僅かですが、ここも1台の車もおりません。走っているのは私の車だけです。

そこでいつもは車を停めるのはまず不可能なフリーウエーの陸橋の真上で車を停めて、毎日毎日通勤で走ってくる風景を上から写真撮影してみました。

私の住んでいるコロンバス方面は写真の向こう側、会社は左後方になります。
朝は左側の斜線を向こうからすっ飛んできて、丁度写真の左手方向でフリーウエーを出ます。

帰りは写真の右手方向からぐるっと右旋回、右の斜線に乗るという具合です。

こういうアングルで自分が足掛け14年間通勤している道をじくりと眺めるのは始めてです。
でも停車している道路は普段は80Kmとかのスピードで車がバンバン走っている道路で路肩も何もないところ、急に車が走ってきて後ろから追突されても大事なので、早々に出発しました。

さあ、家に帰って芝刈りやってビールでも飲もう。何の変哲もない土曜日の夕方でした。

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