09−06−06 初夏の風景

爽やかな季節になってきました。オハイオには梅雨がありませんので、日本の初夏と同じような感じになっています。
でも気温は朝夕は12〜3℃、日中でも25℃を超える事はありません。

オハイオはどこに行っても緑であふれており、目にしみます。日本とかそれ以外の国から出張などで来た日本人も大抵の人は緑の多さを印象として言われます。

そんな季節になり、近所のスーパーに行くと色鮮やかな花がたくさん売られるようになっています。私は以前は”花”に興味を示す事はなかったのですが、オハイオに来てからは夏になると花を庭先に植えたくなるのです。
ちょっと不思議な変化であります。

という訳で今年も花を植えることにしました。植えたのは先週の日曜日。
植えた後にウサギとか鳥に苗を食べられないようにするために Liquid Fence なる悪臭のする液体を花の周りに撒きすぎたのいけませんでした。
翌日には萎れ出して、3日後には朝夕の水やりもかかわらず、全滅。

で、再度苗を買ってきて苗の植え直しを昨日やりました。苗は30本くらいを植えるだけなので、作業はあっという間に終わります。

今度はウサギのエサになるのが心配だったのですがLiquid Fence は撒きませんでした。

どうか綺麗な花が咲きますように。

初夏の花屋さん

初夏になるとスーパマーケット、DIYショップ(オハイオではこういう言い方はしませんが)、いろんな店で花を売るようになります。

色鮮やかな花をつけた苗もあり、見ていると自分の家に植えたくなってしまいます。

スーパーに行って花が売られているのを見ると、今年も夏が来た、と思います。
初夏の土屋さん

腐葉土とか目の粗い土、肥料、花壇用のレンガなどはこうやって外に置いてあります。

買い方は中で買いたい分のお金を払い、このレシートを付近にいる係員に見せて、車に積んでもらいます。

でも大抵の場合係員はどこかに行っておりませんので、勝手に車に積んで持って行きます。
初夏の玄関先

我が家には玄関先とフロントヤードのど真ん中の2カ所に花を植えるスペースがあります。
買ってきた土を混ぜあわせ、花を植える土壌を作り苗を植えていきます。

この手前にはシソが植えてあります。カミさんがある駐在員の奥さんから随分前にもらって植えたのですが、未だに健在です。

シソの葉はちょっとした薬味に使います。
初夏の我が家のコート(通り)

ガレージを出てコートを入り口方向に見たところで、背中方向(反対側)は行き止まりになっていますので通り抜けはできません。
このコートには16軒の家が建っています。

住宅地というのは木の大きさで新しいのか、古いのか、想像ができます。

中西部の住宅地はこのように木に囲まれた中に家を建てるのが一般的なようで、夏は緑に囲まれる事になります。
初夏のウサちゃん

買い物から帰ってきたら芝生の上にウサギが座っていました。
このウサギ、見た目はかわいいのですが、花壇の花の苗をエサにしてしまう、困り者です。

朝起きて外に出ると家の周りをピョンピョンはね回っています。
家の周りにはウサギ以外にリスも頻繁に見かけます。リスは日本で見るようなシマリスとこのウサギのような色の大型の獰猛そうなリスがいます。
初夏の通勤道路

会社まではこのような道路を使って通います。片道50Kmで所要時間は約30分です。

左右にはあちこちに林があり、建物は少なくとうもろこし畑がひろがっています。
ですから目にはいるのは緑と青い空、それに灰色の道路です。

このような道路でもネズミ取りをやっていますので、スピードには注意する必要があります。
初夏の近所の住宅地

ちょっとした商店街の裏でもこんな住宅地になっており、ゆったりと家が建てられています。

夏至は6月21日ですからこれの前後1ヶ月間くらいは夜8時を過ぎても野外での活動ができ、日没になるのは9時半近くになります。
こうなるのはサマータイムの採用と、オハイオが東部標準時間帯の最も西に位置するところから来ています。

会社の多くのオハイオ人は朝7時半から働き、夕方の4時にはすっ飛んで帰って行きます。
帰ってから少なくとも5時間は明るい時間がある訳で、もう1日ある、って感じになるくらいです。

私は 「夏=海」 という環境で育ってきましたので、その感覚がDNAにしっかりと埋め込まれており、海のないオハイオは何となく物足りない感じがしない訳ではありませんが、湿気の少ない爽やかなオハイオの夏は大好きです。

これで14回目のオハイオの夏、大いに楽しみたいと思います。

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