09−04−07 やっと一時帰国休暇です

栃木での仕事は何とか方向性を出して皆さんの納得を得て私は仕事終了、帰国休暇に入るため宇都宮から東京に移動です。
そんな中で今回はちょっと珍しい方と会いました。その方とは“大空なんだ”さんという芸名の漫才・司会・タレント・演出家の芸能界関係の方です。

どうして知り合ったかは、埼玉県朝霞市にあるサイマルラジオをインターネットで聞いていたら、“大空なんだ”さんのトーク番組があり、この方が同県人(三重県)である事がわかったので、メールを出したのがきっかけでした。
サイマルラジオとはコミュニティーFM放送をインターネットで流すサービスで、番組の内容は独特で非常にユニークなものです。

同県人というだけで出したメールに大空さんは返事をくれ、私のメールも放送の中で紹介をしてくれました。
そんな中で近々日本に行くという事をお知らせしたら、是非会って食事でもどうですかというお誘いがあり、喜んでお受けしたという次第です。

待ち合わせは東京池袋のホテルのロビー、大空さんは着物デザインのユニークな服を着て現れましたので一発でわかり、ご挨拶。
さっそく料理屋に案内され、そこで改めて自己紹介、液体燃料を注入しながらいろいろとお話をさせて頂きました。

大空さんのような漫才・司会・タレント・演出家という職業の方と話をするのは私は初めてでしたが、とにかく話題が広く、人を飽きさせない話術には只々感嘆するのみでした。

学校を出てからJRの職員になり、その後芸能関係の道を選んだそうですがその間にもいろいろな仕事を経験されているのが大空さんの特徴でしょうか、とにかく博識でもありました。

”大空なんだ”さんは”大空かんだ”さんとコンビで漫才をやったり、かつてはコマーシャルにも結構出ていたり、今はトーク番組とか司会、演出を主としてやってみえると仰ってみえました。

出身は三重県の鳥羽というところで、学生時代から“話す事を職業にしたい”という強い希望があり、一旦JR職員になったものの、この道に進んだと仰ってみえました。おいしい料理とお酒をご馳走になった後、ホテルのラウンジにお誘いして2次会。

大空さんは液体燃料はそれ程飲まない方ですが、私のような液体燃料必須人間にも最後まで付き合ってくれました。そんな訳で我々には普段縁のない芸能界の話をお腹一杯聞かせて頂き、またお会いする事を約束してお別れしました。大空さんの放送は下記のアドレスで聞く事ができます。

スマイルFMホームページ: http://fm767.net/

画面左上の NOW ON AIR をクリックすると放送が聴けます。大空さんの番組は日曜日の11:00〜12:00(日本時間)でやっています。メール大歓迎だそうです。

私は4月上旬の日本への出張、休暇というのは初めての経験です。4月上旬の日本といえば、花見のシーズン。
という訳で時間をやりくりして上野公園と靖国神社に行ってきました。どちらも平日にも係わらずたくさんの人が来ておりました。

上野公園に行って先ず驚いたのは宴会をするための青いビニールシートが見渡す限り桜の木の下に敷き詰めてあることでした。

夜桜の下で飲めや歌えの大宴会が行われるのでしょう、残念ながら夜に出かけなかったのでこの宴会を見ることができませんでした。

でもあれだけのビニールシートが敷いてあるのですから何百人、何千人の人が宴会をやる訳でスゴイ事になるのでしょうね、きっと。

場所取りは会社の名前とか書いた紙をあちこちに貼り付けたり、既に場所取り要員が来ていて寝転んでいたり、場所取りもこんな早くから楽ではなさそうな感じでした。
(“山○組”とか書いた紙を貼り付けて場所取りをしておけば誰も近づかなかったりして、、、、。)

靖国神社の宴会は個人がビニールシートの上の場所取りをする形式ではなく、業者の屋台・出店の前に共同で出したと思われる椅子・テーブルがたくさんあってここで一杯やるという形で、まあ巨大な“野外居酒屋村”が出来上がっている、というスタイルでした。

ここには午後2時頃に行ったのですが、多くの人が既に飲み食いをしておりました。

屋台・出店は団体の宴会も受け付けるみたいですから、夜は上野公園とあんまり違わなくなるのでしょうが、第二鳥居から先は宴会を禁止しており、屋台・出店は一切ありませんでした。

この辺は英霊を祀ってあるという事でけじめをつけているようでした。

靖国神社の桜は規模は大きくはありませんが、周囲の建造物とかその他の雰囲気から少し厳粛な雰囲気を漂わせておりました。

しかしいずれにせよ“花よりダンゴ”、とはよく言ったもので、上野公園も靖国神社もここまで宴会に対して準備万端、至れり尽くせりになっているとは思っていませんでした。

「花見に行きませんか」、というのは大体はかなり純粋に、「桜を鑑賞しましょう」、という意味で、「花見をやりましょうか」、というのは、「桜の下で宴会をやりましょう」、という意味だそうです。
ちなみに私はどちらも好きです。
私が東京にいる間に起きた事の中で最大のものは北朝鮮のロケット発射でした。北朝鮮はロケットの発射目的は人工衛星の打ち上げであるとし、発射の日程を事前にアナウンスしておりました。
ロケットは5日に発射され、日本を横断して太平洋のど真ん中に落下し、これでいつでも日本を攻撃できる事を再度証明しました。

日本はこのような事態にどう対処していけばいいのか、今回の対応から多くの事を学んだ筈です。
またこのような軍事的行動に国連が何も役に立たない事と、アメリカが日本ためには何もしてくれないという事を証明した、という意見も出ていましたが、ある意味では正しいかも知れません。

このような緊張した事件はあったものの4月の日本は桜はきれいだし、過ごしやすい気温で湿気も全くないし、食べ物もおいしく、大いに満喫をさせてもらいました。
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