2009年の元旦、オハイオは穏やかな天気に恵まれ、本当に気持ちいいお正月です。オハイオでは初日を拝みに行かないので、元旦でも早起きをする必要がありませんが、それでも7時前には起きます。日本は既に元日の夜で、こちらは今から2009年の始まりです。
先ずやることはおせち料理、お雑煮を頂くための準備をします。準備と言っても重箱からお皿におせちを並べるだけです。お屠蘇は作るのが面倒なので、ちょっとだけ上等の日本酒で代用します。私にとってはこれで十分です。
座卓にこれらを並べて、一応カミさんと新年の挨拶を交わします。
ここまでが我が家の儀式。で、この後はおせち料理を肴に待ちに待ったおめでたい一杯を頂きます。

ちょっとだけ上等な冷酒とおせち料理は、かくも似合うものかと感心しながら杯を進める事になります。
ちなみに今年のおせちは17種類、日本にいるときとほぼ同じです。私はこれらを見ると幸せになります。
もちろん食べるともっと幸せになります。
昨年はいろいろな事がありました。特に11月以降のアメリカ・日本の経済状態は想像を越える状態になってしまいました。
こうやって日系企業の駐在社員で海外に来ていると、これらの変化をずっしりと肌で感じます。
テレビのニュースではハケンの契約解除による失業問題が大きく取り扱われています。
完全に政治のツマ・道具にされているのが気になりますが、いずれにせよ収入の途を絶たれるというのはその人にとって大変な事は間違いありません。
政治の方では、民主党の衆議院選挙に関しての“とにかく解散、とにかく選挙”ばかりが目立ちます。政策については、そうか〜、ナルホド〜、というような発言は殆ど聞こえてきません。何でも反対するところは、かつて社○党のコピーみたいな存在です。
とかとか酔っ払った頭でいろいろと考えながらテレビの画面を見ながらああでもない、こうでもないとゴタクを並べる、、、いつもの元旦の朝の風景であります。
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