あっと言う間に終わったドイツ、スイス、フランスの駆け足旅行。アメリカはある表現をすると、何もかもでかくて広いのですが、ドイツもスイスもフランスもこれに比べるとこじんまりしています。
そしてアメリカと比較した場合の最大の違いは歴史を感じることができる点で、極端な言い方をすると近代都市であっても中世以降の建物文化が違和感なく入り組んでおり、更にそれらが全く違和感がない事が大きな特徴と言えると思います。

日本のようなギンギラギンの看板は非常に少ないし、社会資本も整備されているので特定の場所を除くと、町中が非常にきれいに感じます。(特にドイツ)
日本で言うと京都とか奈良のような厳しい規制が国の中にあるのだと思います。
今回の旅行はグループツアーでの参加でしたが、グループツアーというのは最初の2日くらいはみんなちょっとよそよそしいものです。
ところが3日目くらいから急速にうちとけ始め、4〜5日目くらいになると親しく口を聞ける人も結構できたりしますが、そんな雰囲気になってきたところでツアーは終わりになるというパターンでした。
グループツアーの利点は、極めて効率よく限られた時間内であちこちを訪れる事ができる点と、日本語によるガイドが付く点だと思います。
逆にちょっと物足りない点は、過去の経験から言うと食事がツアーに組み込まれている場合、一般的に少々貧弱である事です。
それと効率よく廻れる利点の裏返しになるのですが、もう少しここはゆっくり見たいナーと思ってもスケジュールが決まっているので後ろ髪を引かれる思いになる事がある点です。
いずれにせよアメリカから私とカミさん、日本からは2人の娘がフランクフルトでドッキングして7泊8日の旅の後、パリでそれぞれまたアメリカと日本に帰るというパターンでしかも非常に限られた時間しかないという状況でしたので、グループツアーは便利に思えました。 |