やはりこういう事になると頼りになるのはオハイオ人、先週に引き続きJさんにヘルプをお願いする事にしました。
「Jさん、例の足が異常に痛くて、治る気配がありません。エマージェンシーで診察を受けたいのですが予約を入れてくれませんか。それと通訳サービスも病院に頼んで下さい。」
「SHINさん、大丈夫ですか。じゃ、直ぐにやります。それと病院まで連れて行きますから、待っていて下さい。」
Jさんは30分くらいして家まで迎えに来てくれ、病院まで。この病院は6年ほど前にもエマージェンシーで行った事があり、Jさんに電話した時は、半年前くらいにできた新しい病院にしてはどうか?と言われたのですが、前に行った事があるので、こちらにしてもらった次第でした。
病院の受付への入り口でびっくりしたのは、空港と同じように金属探知機とものものしいセキュリティーが3名もいた事です。Jさんも付き添いで行ったカミさんも、手荷物の検査を受けました。
「ここはエマージェンシーの病棟ですから撃ち合いでケガした連中もしょっちゅう担ぎこまれます。という事はそれを追いかけて来るヤツもいる訳でこれを阻止する目的でもあります。」、とJさんが教えてくれました。
なる程、手負で病院に逃げ込んだヤツにトドメを刺そうと追いかけてくる刺客は武器を持っている訳ですよね。ウーン、Jさんの言い方がいかにもアメリカらしい。
受付ではナゼ来たのか、症状は何かから始まって延々と質問が続きます。保険証と免許証の提示が真っ先に求められるのはもちろんですが。
そうこうするうちに通訳サポートの女性がやってきました。
診察の予約をして1時間くらいで病院に来るって大したものです。この人曰く、「この病院は24時間いつでも誰かが通訳サポートで行けるようになっています。」、との事でした。
さて診察結果は、、、、爪の剥れとは関係のないものでしたが、注射を1本打たれ、処方箋をもらって帰りました。
今回の受診の感想は、医者も看護士も前と比べると非常にぞんざいで全く愛想のない態度でした。
何よりも気に食わなかったのは、ドクターは私が痛いと言っている患部をさわろうともせず、そしてまだ話しかけているのに部屋を出て行こうとした事でした。
病院はリバーサイド・ホスピタルという大総合病院で、以前とは全く異なった印象を今回は持ちました。
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