とんでもないニュースとは、現在南氷洋で調査捕鯨をやっている日本の捕鯨母船の「日新丸」に、アメリカの環境保護団体の船が化学薬品入りの瓶とかを投げつけ、日本人の船員3人が軽症を負ったというものです。
映像では母船に数十メートルまで近づき、ブリッジの横から大男達が瓶を投げている様子が映し出されており、責任者と見られる男に日本のテレビ局が衛星電話でインタビューしている内容も報道されていました。

「我々が何をやったかって?そんな事我々は気にしない。ナゼならこいつらは違法な捕鯨をやっているんだから。これからもどんどん続ける。」、というもので、言い草もこれをしゃべった男の風貌も海賊そのもので、仰天してしまいました。
日本政府はこれに直ちに抗議をしたようですが、先日はこのならず者(私は敢えてこう呼びたい)の1人が捕鯨船に接近した船から飛び移ったという出来事もあり、日本は全くなめられたものです。
不思議なのは、このような船の接近をナゼ許すのか、一体この捕鯨母船の船長は何を考えているのか、全く理解できない点です。
甲板上から瓶を投げられる距離まで少なくとも不審船の接近を許すと言うのは、どう考えてもおかしいとしか言えません。
甲板上から物を投げられたら、すかさず高圧放水(自船等の火災鎮火用に必ず装備している)でもやって甲板上のならず者を無力化してしまうとかの防衛措置をなぜとらなかったのか、これも理解できません。
環境保護団体という仮面を被ったこの連中がここまで強気なのはこれを支持する国民、そして何より政府自体がこの行為自体を支持してるからだという人もいます。
|