今週は日本から何人もの方が見えて、中期計画についてオハイオ人も入れて討議をやってきました。日本からの説明の一つに、「いろんなやり方を日本を基準にしてやっていく。」、というものがありました。
モノ造りの技術に関して日本が進んでいる事については議論の余地はないのですが、どうやって日本のやりかたをオハイオ人が理解して実行するか、という点がキーポイントなると感じました。
実はこの事に関して、1ヶ月ちょっと前にオハイオ人のキーパーソンにざっくばらんに聞いてみた事があります。
彼らの意見は先ず、「日本サイドの言うことは一部を除き、我々も全くそのとおりだと思う。」、という言い方でした。そして次に、「でもそれを実行するのは非常に難しい。」という言葉が続きました。
彼らが言う言い方の中で我々日本人が注目すべきは、「SHIN、ここは日本ではないのです。アメリカです。」、という部分だと思いました。
これが何を意味するか、どう解釈するかはオハイオにいる日本人もそれぞれの立場、オハイオ人とどんな係わり方でどれくらいの期間、何の仕事をしてきたかで全く異なります。
TQMを考え出したのはアメリカですが、アメリカではこれが根付かず、ある程度成功したのは実は日本だった、、、これを分析すると答えが出てきそうな気がするのですが。
これ以上は本HPの趣旨に反しますのでこの辺で止めます。ま、2日間いろいろと私なりに参考になりました。
木曜日の夜は日本からの出張者の方々とある中華レストランで会食をしました。オハイオ人も招待したのですが来たのはたった3人。そしてその3人は全員私の回りに座ると言うレイアウト。
せっかくの会食なのに日本からの連中はどうしてオハイオ人達を囲まないのか、これでは呼んだ意味がないのでは?でも難しい事は抜きにして、「ま、いいかー」、で済ませて席に着きました。
私はWさんというオハイオ人と久し振りに一緒になったので、いろいろと意見交換をする事ができました。この中華レストランは私にとっては初めての場所で、味はまあまあ。
でも誰かが頼んだ "Beef Teriyaki" なる串焼き、かなり妙な味がしたナー。
オハイオ人のBさんが、「こりゃ何の肉だい?」、と言ったらWさんがすかさず、「ニャ〜オ〜(彼らはミャーオ、と言います)」、Dさんは「ワンワン(バウワウ)」、と言ったので大笑いでした。
なにはともあれ、皆さんご苦労様でした。
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