仕事、休暇、仕事の順番で終わった3週間の日本滞在、長いようでしたがあっと言う間でした。休暇中は娘2人と1泊旅行、更に4泊5日の一人旅、オハイオに帰る前日2日間は再度娘達達に東京で会いました。

娘達には買い物にも付き合わされて、私は大ダメージを受けましたが、嬉しそうな顔を見るとつい、という次第でした。
上の娘は時間の都合で一緒に来れなかったのですが、下の娘とは12年前まで住んでいた埼玉の町を再訪する事もできました。
下の娘は小学校と中学校の9年間、それに高校の1年間を過ごした所の再訪は懐かしかったようで、私も行ってよかったと思いました。
埼玉は娘達にとっては第二の故郷と言える所かも知れません。
埼玉での暮らしが親子4人で暮らしで、これ以降みんなバラバラの生活になってしまいました。
今更過去を振り返っても仕方のない事であるのは分かっているのですが、もし転勤がなければ今でも4人で暮らしていたかも知れないと思うと何か複雑な心境にならざるを得ませんでした。
私だけがオハイオに単身赴任をしていればどうなったか、5年くらいで帰れたかも知れない、とか自分たちがかつて住んだ街並みを見ながらいろいろと考えておりました。

オハイオに帰ってきたのはクリスマスイブの24日、さすがにこの日の成田→シカゴ便は搭乗率が60%くらいという感じで、ガラガラでした。
シカゴのターミナル5には朝の8時30分に到着、入国審査と税関審査も何のトラブルもなく通過する事ができました。
日本にいる間に知ったのですが、日本もアメリカと同じように外国人が入国する時は指紋の採取と顔写真の撮影が義務付けられるようになっており、ニュースになっていました。
ニュースのトーンとしては、「こんな面倒な事を入国者に要求しなくてもいいのではないか。何か失礼ではないか。」、というものでした。
入国者へのインタビューでは、「これで日本は安全になるかも知れないが、我々は面倒だ。」、などと放言しているガイジンもおりました。
このシステムを稼働させてから既に数十人の入国を拒否できているそうです。
|