07−11−17 日々雑感

私は朝の出勤で家を出るのは通常は6時45分〜50分です。家を出て1.5km程のところに1年くらい前に大きなフィットネスクラブができており、ここを家を出た数分後に通過します。
このフィットネスクラブは相当に大きい2階建ての建物で、駐車場も何百台分ものスペースがあります。
私がここを通過する朝の6時50分前後、朝のエクササイズを終えて駐車場から道路に出てくる車が結構おります。つまり出勤前に、しかも朝の7時前に一汗流して会社に行くという人達なのです。

7時前に朝のエクササイズを終えるという事は、一体何時に来ているのか、何時に起きているのか、朝のエクササイズというのは日本人の感覚ではなかなかピンときません。
第一朝出勤前にそんなに身体を使ったら、疲れて仕事どころではないんじゃないか、と思いたくなります。

この話をしていたら実は私の職場にもこれと同じような事をやっているオハイオ人がおりました。JJさん、彼は毎日5時前に起床して、6時から7時までみっちりと会社のフィットネスクラブで汗を流して、そしてシャワーを浴びて7時半から仕事をしている、と言っていました。

私が「最近時間がなくて土曜日又は日曜日を含めて週2回くらいしかできないよ。せめて週4回はやりたいのですが。」と言ったら「SHIN、早朝に来ればいいじゃないですか!一緒にやりましょう!」、と言われてしまいました。

6時からやるには4時半に起きる、という事は前日は9時半には床に就く、という事は6時くらいには毎日家に帰る、つまり5時半前には会社を出る、、、、やはり無理な感じです。
でもオハイオ人達は疲れないのかなー、こんな早朝にフィットネスなんかやって。。

数日前の昼頃、カミさんから会社に電話がかかってきて、車のエンジンスタートができないとの事。
エンジンが掛からないだけではなく、ルームランプもスモールライトも何もかも点灯しないらしく、どうもバッテリーが空になったような症状です。
どうしてバッテリーが上がってしまったのか原因はともかく、修理をしなくてはなりません。さっそく会社のサービスセンターに電話をかけて修理を依頼します。

「車のバッテリーが上がったらしく、エンジンがかからない。修理をして欲しい。」
「じゃ、月曜日に車を取りに行くから。」
「それじゃ遅い、動かないのはカミさんの車で、今から買い物に行こうとしている。直ぐに修理して欲しい。」

「(大げさに)オーマイガー!了解。直ぐにレッカー車を行かせます。住所はどこ?行き方は?」
「ところで代車が必要です。レッカー車でカミさんの車を持って行ったら、買い物に行けない。」

「(再度大げさに)オーマイガー! ちょっと待って。(しばらく誰かと相談してるようす)貴方の奥さんはレッカー車に乗ってサービスセンターまで来れますか?そうすれば代車を渡します。」
「OK、ところでいつ来てくれますか?」
「1時間以内に行きま〜す。」

という訳でカミさんに電話を掛けて、家に来るレッカー車に乗せてもらい、会社まで来れば代車を受け取る事ができる旨を連絡して、全て完了。後でカミさんから聞いた話では予定どおりレッカー車が家に来て車を載せて、ついでにカミさんを乗せてサービスセンターまで来て、代車を受け取ってそのまま買い物に行ったそうです。

今回のバッテリー上がり(多分)はライトの消し忘れ等は、カミさんは心当たりがないと言っていますが、実は私も一回経験しています。
何年か前に日本出張からコロンバスに帰ってきて、空港駐車場の自分の車に行ってエンジンをかけようとしたらウンともスンともいいません。見事、完璧なバッテリー上がりでした。で、室内灯のスイッチを見るとオンになっており、これによってバッテリーが完全に空になっていたのでした。

日本を出てから20時間、やっと帰りついたコロンバスで車が動かなければ家に帰れません。携帯電話を持っていなかったのでカミさんを呼ぶために再度空港のロビーまで戻り、公衆電話からカミさんにピックアップを頼みました。
この時もサービスセンターに頼んで修理を頼みました。2週間ぶりに日本から帰ってきて、空港に置いてあったl車が動かず、あの時は本当にかっくりでした。

昨日のお昼前、ブラジルから研修に来ていた社員の研修報告をやるというので、それを聞きました。2週間の予定でブラジルから研修に来ていたのは知っていたのですが、顔を見るのは初めてです。
名前はカルロス、年令は多分30〜35歳くらい、ポジションは日本流に言えば係長クラスのようです。

研修の内容と感想・所見を報告してもらったのですが、かなり密度の濃い研修をやったようでした。感想の中で興味深かったのは、

アメリカのここの職場とブラジルの私の職場の一番の違いは、ここはお互いに助け合って仕事をしている点です。ブラジルではいつも、”それは私の仕事ではない”、とお互いが仕事を押し付けあっています。本当に困っています。
それに比べてここのアメリカ人達は素晴らしい!ブラジルに帰ったらみんなにアメリカの仕事のやりかたを伝えたいと思います。


顔つきと言い方でお世辞ではないのはよく分かります。ウ〜〜ン、、、、これを聞いて私と隣にいたオハイオ人のMさんは思わずちらと目を合わせてしまいました。
Mさんがナゼ私の方を見たのか、私はナゼMさんの顔を見ようとしたのか、その後2人とも何も言いませんでしたがお互いに同じ事を考えていたのは間違いありません。
この感想、相当に興味深いものがありますので、別途じっくり分析をしてみようと思っています。

ところでガソリンの値上がりが続いています。
先日レギュラーが1ガロン(3.8リッター)3ドル23セントになっていました。これは1リッター約95円になる訳で、日本に比べて通勤も買い物も2〜3倍の距離を走るオハイオ生活では相当なダメージです。

オハイオに来た当初、燃料の警告灯が点灯するまでガソリンを使っても1回の給油が絶対に20ドルを超える事がなかったのをよく覚えていますが、昨日は1回の給油でとうとう50ドルを超えてしまいました。
通勤に往復100km〜150kmは普通で、これに1リッター6〜7kmくらいの燃費の悪い車で通勤している連中も結構いるわけで、このガソリンの値段の影響はかなり深刻です。

inserted by FC2 system