07−08−26 日本出張ドタバタ
ここ2〜3ヶ月、日本に行かなくてはならない用事がいろいろとあったのですが、出張のためのまとまった時間を取る事ができず、やっと今日から10日程の日本出張になりました。
今回はオハイオ人のMさんとBさんの2人が同行です。コロンバス発10:30のフライトは機体の整備遅れで、実際に飛び立ったのは11:40、シカゴ到着予定は11:45です。

シカゴ発成田行きのフライトは12:30発ですから乗り継ぎ時間は実質ゼロ、最悪の場合はシカゴで一泊、翌日のフライトになってしまいます。そしてもし乗れたとしても貨物室預けの荷物の積み替えは無理です。
つまり貨物室預けの荷物は翌日到着になります。

11:40にシカゴのG2スポットに到着、5番ターミナルまではどんなに急いでも10〜13分は必要です。さあ、走るぞ!と飛行機のドアーからゲートに飛び出したところ、私たち3人の名前を書いた札を持ったJALの女性が待っているではありませんか。よかったー、、、係員が待っているということはシカゴ・成田便には乗れるという事です。

5番ターミナルまでその女性に案内され、誰もいないカウンターでチェックイン、出国審査も優先でやってもらい飛行機に乗る事ができました。あとの心配は貨物室預けの荷物がこの飛行機に載せられたかどうかです。Mさん以外は小型のスーツケースは機内持ち込みにしていたので、関係なし。

「着かなかったらどうしよう、、、着替えとか全部スーツケースの中だし、、、、。」Mさんはかなり心配そうでした。
「着かなければ、パンツとシャツを買うところ教えてやるよ。」
飛行機は予定より10分ほど遅れて出発。ヤレヤレです。最近JALの和食の機内食が随分と変わり、今までより見栄えも味も良くなりました。これにつられて液体燃料を3本(!)注入したら一気に天国へ行ってしまい、何と6時間も寝てしまいました。

成田には午後3時頃に到着、入国審査・荷物の受け取りは私一人であればさっさと済むのですが、オハイオ人がいるとそうはいきません。午後3時前後は北米方面、中国、その他いろんな地域からのフライトが集中しており、外国人用の入国審査の列はハンパではありません。

MさんとBさんには荷物受け取りターンテーブルのところで待っていると伝え、一旦別れます。実は私もダンボールの箱を2つ貨物室預けにしてあり、これを受け取る必要があったのです。
シカゴでギリギリだったので着いているとは思っていませんでしたが、何と箱はコンベアーから出てきたではありませんか!あの短い時間でどうやって積み込んだのか、不思議です。
待つ事30分、MさんとBさんがやっと入国審査を終えて出てきました。「パンツとシャツは買わなくても済んだよ。」、Mさん、一安心の様子でした。

今回は荷物検査の税関職員の態度が非常に横柄で、ムカッと来ました。何でああいう口のきき方をするのか、今までにない初めての経験でした。あの職員、そのうちきっと誰かにぶん殴られます。そうならないうちに、この職員にはきちんと教育をした方がいいと思いますよ。

それはともかく、ダンボール箱を宅急便で友人の家まで送り、携帯電話をレンタルして一息です。宅急便も携帯電話のレンタルも予め予約がしてあるので、それぞれ1〜2分で手続きは完了です。
ところでレンタルの携帯電話、通話料金が1分200円というレートです。何かエライ高い感じです。こんなもんですかねー、レンタルって。
明日から3日間は栃木県で仕事なので、宇都宮に行かなくてはなりません。成田空港から上野、そして新幹線に乗って宇都宮まで、ホテルに到着したのは夜の7時半を過ぎていました。
チェックインを済ませて、2人を連れて食事です。2人とも日本は始めてはないし、日本食も全く問題ないとは言っていますが、初日からコテコテの日本食は止めて、無難なところで焼肉にします。

焼肉は肉だからアメリカ人は問題ないだろうと思ったら実はこれ、時々失敗します。特に肉がタレで味付けがしてある場合、あのタレがダメなアメリカ人がいます。
すき焼きも肉料理の一種だから、アメリカ人に抵抗は少ないのではないか、と思ったらこれもダメな連中がたまにいるので要注意です。

ダメな理由は醤油味のようです。焼肉、すき焼きそれぞれ日本人にとっては目を細めたくなる味ですが、彼らの一部にとっては相当にクセのある奇妙な味なの事実のようです。
今回の2人はタレのしみ込んだ焼肉、お世辞なしで結構旨そうに食べていました。初日の焼肉でつまずくと、翌日からの食事は結構キツイことになりますので、先ずは一安心です。
それにしても2人は良く飲みます。話を聞くと2人ともオハイオではなくウイスコンシン出身とのこと。

「SHIN、ウイスコンシンはアメリカの中でもビールで有名な州です。2人が良く飲む理由はこれです。」、なんて言っていました。
そう言えばウイスコンシンはミルウオーキーという日本人も知っているビールで有名なところがあったなー。
結局3人それぞれ大ジョッキを3杯と中ジョッキ1杯を飲んでおひらき。

さーて、明日から金曜日の夕方までびっしりとスケジュールが詰まっています。もうちょっと余裕をもってスケジュールを組めばよかったかも知れませんが、「時既に遅し」、です。
時差ボケの中での終日の会議というのは結構辛いのは承知していますが、何とか成果を得たいものです、、、、。
気に入っているジョーク(その3):レストランでスープに蠅が入っていた時、各国の人はどんな反応をするか。

・アメリカ人、、、ボーイを呼び、コックを呼び、支配人を呼び、そして裁判沙汰にする。

・イギリス人、、、スプーンを置いて皮肉を言って、店から出て行く

・ドイツ人、、、、「このスープは熱いので殺菌されている。」と冷静に分析し、蠅を捨てて、スープを飲む。

・ロシア人、、、、酔っぱらっていて蠅が入っている事自体わからない。

・中国人、、、、、問題なく蠅を食べる。

・フランス人、、、スプーンで蠅を押しつぶしてダシをとってから蠅を捨て、スープを飲む。

・日本人、、、、、周りを見て、自分だけに蠅が入っているのを確認して、そっとボーイを呼ぶ。

・韓国人、、、、、蠅が入っているのは日本人のせいだと叫び、日の丸を燃やす。
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