07−08−12 オハイオも夏です
8月に入って約2週間、オハイオもかなり暑い日が続いています。気温も33℃くらいまで上がり、湿度もかなり高い状態です。そこで各家庭、会社、全ての建物のクーラーがフル回転します。
つまりものすごい電力が消費されます。一般家庭でもちょっとした家はこの時期には1ヶ月に1200KWHとか1300KWHくらいは使います。その大半はクーラーによる消費です。

そんな訳でオハイオ州全体で電力の供給が逼迫します。そこで少しでもこれに協力するという事で、午後の3時又は4時からオフィスのエアコンが全部切られる事があります。
電灯も最小限にして消されます。電力会社から大きな工場、事務所等に対して要請があると聞いており、効果はともかく一斉に「ブチッ」、と切られます。

切られてからしばらくは何とか冷房効果が残っていますが、1時間もするとジワジワ気温と湿度が上がってきます。
このような場合、オハイオ人はささっと帰ってしまいます。私もどうしようか迷いましたが、どうしてもやらなくてはならい事だけ済ませて、さっさと家に、、、、、帰りません。

私はジムに行って大汗をかきます。不思議な事にジムはエアコンがガンガンきいています。いつもは夕方遅くというか夜に行くのですが、先週は5時前にジムに行ってみました。
来ている人は意外と少なくみっちり2時間弱、走ったり、筋トレやったり、全身汗まみれです。時間に余裕があるので、のんびりとやれます。
家に帰ってシャワーを浴びて冷えたビールをキューっと一杯、極楽の瞬間であります。
この時期の会社でのもう一つの特徴として、オハイオ人社員達の休暇で仕事がストップまたは日程が頻繁に延期する点です。7月の初旬の1週間、これは工場自体が操業停止をするので全員が休みます。
我々日本人駐在社員も一部の人を除いて休みます。(設備関連等に携わっている人は出勤する人がいます。ご苦労様です。)

オハイオ人の多くは、これ以外に1〜2週間の休みを7月から8月にかけて取ります。このような長期の休みをとらない人でも、1日とか2日間とかの休みを頻繁にとります。
仕事のスケジュールが変更になって会議をやりたいとか、出張を計画してもこの日はダメとかあの日はダメとかで調整が大変です。休みはホテルとか、いろいろな予約を入れてあるので、基本的に休みの変更はしません。

私と仕事をするオハイオ人のDさんは7月の下旬に2日間休みをとり、先週も2日間休みを取りました。

LAの出張の帰り、彼は息子の話を随分としてくれました。
休みは全て息子のため、1回目の休みはこの息子がボースカウトで1週間とかのキャンプに行くので、それの手伝いボランティアーですると言って、休みをとりました。

先週の休みはやはり息子がミシガン州の北端のヒューロン湖までキャンプに行くので、これを送るために取りました。

Jさんという女性社員は、来週から2週間の休みです。9才と11才の息子2人と旦那さんの4人でS.ダコタ、ワイオミング、アイダホまで行くそうです。

往復6000Kmの車の旅だと言っていました。大きなワゴン車でゆったりとフリーウエーを走り、名所・旧跡を見てまわるそうです。

このような遠くに行かなくてもオハイオ州の中には何十というステートパーク(州立公園)があり、ここに行ってボートを浮かべ、バーベキューをやって1日をゆっくり楽しむ事もできます。

日本語テレビでは日本の帰省ラッシュを報道していました。道路も新幹線も混雑していました。オハイオからこれを見ると別世界の出来事です。。
8月の日本と言えばお盆とともに、終戦記念日、そして広島・長崎への原爆投下を思い出さざるを得ません。
広島・長崎の原子爆弾投下に関して、「私たちは、過ちは二度と繰り返しません!」、とまるで原子爆弾を落としたのは自分達の過ちであった、というような言葉を耳にする事があります。
これって何かおかしいとは思いませんか?せめて「過ちは二度と繰り返させません!」、と言えないものですかネー。

それと、「日本は昭和20年の終戦以来60年以上、平和な国であり続けました。これからも憲法を守り、平和である事を祈り続けたいと思います。」、新聞とか、テレビを見ているとよく聞く言葉です。
これもかなりおかしな言い方だし、この考え方・理屈を他の国の人に伝えるのは不可能に近いと思います。
(つまり、平和=憲法の護持+祈り、という式を説明できてかつ理解を得られるかどうか、という意味です。)

オハイオの日曜の朝は日本のNHKの日曜討論を衛星放送で見る事ができます。私も時々ボーっとしながら、又は何か他の事をしながらこれを見る時があります。
今日は江田某という民主党の国会議員(今度参議院の議長になるらしい)が出ていました。

いろいろと面白い事を言っておりましたが、聞く方も答えるこの議員さんも既に政権は民主党に移った如くの発言で、後は衆議院も含めて自民党の残骸をどう片付けるか、くらいの感じでしゃべっていた事でした。ナルホド、勢いに乗るってこういう事なのか〜。

でも民主党の烏合の衆、寄り合い所帯で本当に大丈夫なのかなー。ま、あの女性弁護士党首の、「私たちハ〜、、、(この間の発言は聞く価値なし)、、、、と思いますウ〜。」、よりは少しましだとは思っていますけど。

私の今の状況は日本国に住んでいないため、所得税も住民税も日本には払っていませんし、選挙権はあるものの、これにも行っていません。(デトロイトまで往復6時間、600Kmを運転して行けば、投票はさせてくれるそうですケド。)
そんなそんな日本人がゴチャゴチャ言うな、って叱られそうなので静かにしておきます。
気に入っているジョーク(その2)

ある豪華客船が航海中に沈みだしました。船長は各国の乗客に向かって海に飛び込むように次のように言いました。

・アメリカ人には、、、飛び込めば貴方は英雄です!飛び込んで下さい!

・イギリス人には、、、飛び込めば貴方は紳士です!飛び込んでください!

・ドイツ人には、、、、飛び込むのがこの船の規則になっています!飛び込んでください!

・イタリア人には、、、飛び込むと女性にもてますよ!飛び込んでください!

・フランス人には、、、飛び込まないで下さい!

・日本人には、、、、、みんな飛び込んでますよ!
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