06−09−08 ちょっと疲れています
ここ3週間ほどちょっと慣れない、と言うかあまりやった事のない仕事に頭を突っ込んでおり、普段の仕事のペースが乱れておりましたが、それも今週の前半で何とか一段落です。
ペースが乱れた結果どうなったかと言いますと、大事な仕事に抜け漏れが出ます。抜け漏れの結果、それをリカバリーするために、余計な動きを取らなくてはなりません。
という事で、バタバタしております。

さて、気が付けばオハイオは秋の気配、朝夕は15〜6℃になっており、朝起きて外に新聞を拾いに行く(新聞配達はビニール袋に入れてある新聞を車からその家めがけて投げていきます。)時は正直言って寒いと感じる季節になっています。日本は残暑で茹だるような暑さです、という連絡が電話とか、メールで入っています。
昨日はあるアメリカの部品メーカーの方と会議をやりました。こちらからの参加者はオハイオ人が3人と私です。
部品メーカーからやってきた方はTさんというお名前で、バリバリの日本人、しかも1人です。会議は英語でやり、日本人である私と日本人であるTさんの会話も英語でやります。
この日本人同士が英語で話さなくてはならないというのは、私の場合非常に抵抗があります。殆どジンマシンが出るくらいイヤです。

昔のインドではイギリス人の前でインド人同士が、英語以外の言葉を話すとイギリス人からぶん殴られた、という話がありますが、オハイオの原住民の中にはこれと同じくらいに、会議の中で日本人同士が日本語で喋るのを露骨に嫌がる連中もおります。
ズバリ言うと、何だか無理に”自分の母国語を喋る事を無理矢理制限されているような気分”になってしまうのです。

参加者全員が理解できる共通な言葉は英語ですから、日本人同士でも英語で喋らなくてはならないのは頭では理解できるのですが、非常にストレスが溜まります。
オハイオ人は自分の言葉でペラペラ、こちらは足かせをはめられたようなストレスを感じながらの英語、このパターンはかなり慣れたというものの、2時間の会議が終わるとどっと疲れが出ます。

このTさんの会社は日系の会社専用のセクションを設け、Tさんはそこの責任者という立場の方です。会議が終わったあと、コーヒーを飲みながら30分ほど雑談をする機会がありました。
Tさんの勤めるAという会社は超有名な巨大な会社で、Tさんは日本支社で採用され、2年前にアメリカ本社に転勤になったと言って見えました。

なかなか気さくな方に見えたので、いろいろと会社の中の事(あくまでも一般的な内容です)を聞くことができました。
やはり短期的な成果を非常に強く求められる事、人の入れ替わりが激しく業務に熟練を求められないこと、システムは非常に充実しているが柔軟性に欠けること、等をいろいろな事例から話をしてくれました。

Tさんは今の会社に入ってまだ5〜6年で、その前は学校を出てずっと日本の会社にいた人です。
ですから日本人の目、日本企業からの目でAというアメリカの会社を冷静に見る事のできる人のように感じました。

出身を聞くと何と私の故郷の隣の県です。私もTさんの出身の市はよく行ったことがあるので、しばしローカルな話題で盛り上がってしまいました。
これは1〜2週間前のこと。やはりある部品メーカーのB社から、あるプレゼンテーションを受けた時の事です。
B社からはアメリカ人スタッフが3名、日本人が3名出席されておりました。我が方からはアメリカ人スタッフ7〜8名、日本人3名という顔ぶれでした。

説明資料は明らかに日本人が作成したもので、これをアメリカ人が説明するというパターンです。
またこれか〜。
私はこのパターンは好きではありません。
ナゼなら多くの場合、説明をしているアメリカ人に質問をしても、質問に答えられないからです。
つまり、その説明の資料に含まれている「ココロ」の部分、「キーポイント」の部分を理解していない事が多いのです。

こういう場合、プレゼンが始まってしばらくして、私は簡単な質問をします。どういう返事をするか、どこまで中身を理解しているかを把握するためです。
この日も残念ながら、説明者であるアメリカ人スタッフの中身の理解度は×でした。結局その後、全ての質問に対する応答は日本人が行うという、いつものパターンに終始しました。

質問をするとアメリカ人スタッフの中には、「私はこう思う、、、、。」、と説明資料とは関係なく、蕩々と自分の意見を喋り始める人がいます。
これも本人が中身の深いところまで理解をしておらず、他人(日本人)が作った資料を読み上げているだけの場合によくあります。

また、「あのデーターはないのか?」、と質問すると、「ある。欲しいなら後で送ってやる。」、という返事をする輩もいます。
私はそのデーターが欲しいのではなく、今のプレゼンの中にそのデーターが入っていないのは、そのプレゼン自体がその時点で×だと言っているのですが、それがわからないのです。
(これは質問を切り返す、最も失礼なやりかたのひとつをやっているに過ぎない、というのもわかっていますケド。)

私も段々ストレスが溜まってきます。そして私の場合、5回に1回くらいはキレます。
「ここで中止!!15分時間をあげますから整理をして再度説明をスタートして下さい。」、という事もありました。

結構疲れますよ。こんなのが重なると。
肉体的な疲労は、よく食べて、そしてよく眠れば回復します。
でも最近自覚する疲れは、これとは全く違う異質な疲れです。そこで私の場合、どうしても液体燃料が毎日欠かせないという事になります。

ダイエットの3ポイント、1つ目の「減食」はまあ実行できています。1日の炭水化物の摂取はかなり減らすことに成功しました。2つ目の「適度な運動」、これもフィットネスクラブ通いを継続する事に自信が持てるようになりました。
ところが3つ目の「減酒」、これはズバリ失敗しています。

オハイオで生活する限り3つ目を実行・継続する事は大変難しいようです。(自分でも何か、ものすごい巧妙な言い訳みたいに聞こえるなあ。)

それとフィットネスクラブと言えば私の家から1.5km離れたところに大きな施設が建設中で、会員募集の案内が来ていました。このクラブ、施設の広さは何と12000u、つまり床面積が100mX120mもあります。これに何百台分もの駐車場のスペースもあるわけですから、実に巨大なフィットネスクラブと言えます。

7days/24hoursとありますから年中無休、24時間OKです。プールからサウナから、ありとあらゆる設備がが整っているようです。会費は1ヶ月/49ドル95セント(5500円)ロッカー/タオルは無料とあります。24時間できるというのがいいなあ。それに車で家から3分だし。

今は会社のフィットネスクラブの会員ですが、連休になると休みだし、夜は9時までしかやっておりません。
ですからここの会員になろうかどうか、大いにココロを動かされています、、、。
inserted by FC2 system