06−07−15 オハイオの典型的な町

土曜日の今日、ちょっと用事があったのでクリーブランドの南のウエリントンという町に行ってきました。ここは以前に何度も行ったことがあり、オハイオの地図で見ると点しか書いてないので、うんと小さい町かと思っておりました、そこそこの町で、最初はちょっと驚きました。
でも町に入ってこれを抜け通るまで、5分もあればお釣りがくる程度の規模ですけど。

この町までは私の家から160KMくらい、1時間半くらいで行けます。
町のイメージは典型的なアメリカ中西部の田舎町で町のど真ん中には交差点があり、これを囲むように市役所、教会、お店が並んでおり、それぞれ交差点から100〜200m程で住宅地になり、更に2〜300m行くとトウモロコシ畑になります。

そんなウエリントンの町、何やらいつもと違う雰囲気なので、町の中で車を降りてブラブラしてきました。

交差点を南からみたところ

赤い煉瓦の建物が交差点を中心にして東西南北のそれぞれの方向に2〜3軒建っています。
決してこのような建物がずっと続いている訳ではありません。

町はこのようにきれいな花をアチコチで見る事ができました。
何かお祭りをやっている様子です。
そのせいでしょうか、何となく町の大きさにしては結構な車の交通量でした。
交差点を西からみたところ

つまり右に伸びる道路は東に向かっている訳ですが、赤い煉瓦の建物が3軒で終わっており、その向こうには小さな建物が数軒、これで終わりです。

この交差点の雰囲気は不思議なくらいオハイオの中のどこに行っても同じようなものです。
イエ、中西部の州はどこへ行っても同じです。(インディアナ、イリノイもそうでした。)

ウエリントン、と言うからにはイギリスの移民が多かった町なのでしょう。
今日はチーズ祭りでした

当然ですが、町の周りは農家が目立つところです。この日はウエリントン周辺の牛の乳で作ったチーズの品評会で、このように即売もやっておりました。

試食してみましたら、日本人の口に合うチーズがありましたので、買いました。
このオバサンはウエリントンの元(多分)ミス・チーズ、左側でチーズを買っているのはフツーの日本人のオバサン。

田舎のチーズは、好き嫌いはありると思いますが、本当に素朴な味です。
クラッシクカー・ショー

地元の何とかモータースという会社主催でクラッシックカーの展示をやっていました。1930年代から1960年代くらいまでの車が20代くらい展示してありました。

昔はアメリカはどこの国も作れないものを大量に作っていたのですね。
保存状態・整備状態もマズマズでした。

チーズ祭りを盛り上げておりました。
ボール入れ

25セントだか50セント払って向こうにあるガラスのコップに球を入れるゲームです。
うまく入るとキャンディーとかの商品が貰えます。

この後ろでは射的をやっており、一人のオジサンがかなり入れ込んでやっておりました。

私がやれば、商品を全部かっさらう自信はあるのですが、ウエリントンの皆さんが遊べなくなるので、やりませんでした。
(またホラを吹いております。)
市庁舎

ウエリントンの市庁舎は結構立派です。

この横ではアンプとか、大きなスピーカーが準備されていましたので、夜には生バンドの演奏があるのでしょう。

そしてビールでも飲みながら、これを聞く。健全な夏の夜の過ごし方です。
このような生活もいいかも知れないナー、と最近思うようになってきました。

本当に何の変哲もない只の田舎町。
オハイオをドライブしていると、あれ?とちょっと気になる町に出会うことがあります。どの町も緑に囲まれ、こざっぱりとしています。決して豊かな感じはしないのですが、それでもきちっと整理整頓されています。

この日はこのチーズ祭りをやっている場所に30分ほどおりましたが、見掛けたのは全員白人、黒人も東洋人も誰も1人たりとも見ませんでした。これも中西部の中小の町の特徴です。

買ってきたチーズ、早速夜にビールで一杯やりながら食べてみました。やはりなかなかおいしいチーズでした。

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