06−06−04 さて、いつ来るかナ?
先週は結局金曜日までクーラーなしの生活をしました。金曜日まで修理業者が来てくれなかったからです。
金曜日の朝、会社にカミさんから電話がありました。
修理業者が来たので、話を聞いて欲しいと言うので修理業者の話を聞きます。

「2年連続でガス注入をしてもらったけど、今年も同じような感じです。ガス漏れを探して、修理をして欲しい。」
「ガス漏れの点検は200ドル以上かかりますよ。それにこのクーラーは12年が経過しています。そろそろ交換の時期ですから、ガス漏れを直しても他が故障する可能性があります。一旦今年もガスだけ注入するのがいいと思います。」
「もしクーラー交換をするといくらくらい掛かるのですか?」
「3000ドル(30万円)以上はかかります。」

私はここで絶句。

結局はこの日、140ドルで済むガス注入だけをしてもらう事にしました。この家は買った時は3年ものでした。
そうか、もう9年も住んでいるのか〜。するとセントラルヒーティングとか湯沸かし器とか、次々と壊れて来る可能性が大です。

既に窓も何枚かはガラスとガラスの間に水滴が溜まるようになっています。(この地方の窓ガラスは基本的に全部2重ガラス。)
これは相当な出費を覚悟しなくてはならないなー。

日曜の今日の夕方、バックヤードのウッドのフェンスが1枚剥がれてしまったので、これを修理しようと作業開始。

でも待てよ。買ってきたフェンスのウッドを取り付ける前に、クレオソートを染みこませて、ウッドが腐らないようにしておかなくてはなりません。
という訳で、今日はウッドにクレオソートを塗って、これでおしまい。取り付けは来週です。何だか手番が悪いナー、、、。

それと先週に花壇に植えた花は順調に根が付いたようです。ウサギにもやられておりません。動物よけのスゴイ臭いの散布剤の効果有りです。これを今日もたっぷり散布しておきました。それにしても臭いナー、この液体。

ちなみにこの動物よけの散布剤、通称名は「 Liquid Fence 」、つまり液体のフェンスといいます。ナルホド。
私の花壇は液体の目に見えないフェンスによって、ウサちゃんのアタックから守られていると言う訳でです。
3週間ほど前に会社の私のPCが新しく交換されました。
会社のPCはリースになっているので、ある年数が経つと新しくなります。その都度性能は上がっていきます。PCはノートタイプで出張が多い私にとってはこれは必須です。

でも自分のデスクで使うときはノートタイプのキーボードはあまり好きでないので、外付けのキーボードを使います。
画面も人によっては外付けの17インチくらいの液晶のディスプレーを使う人もおります。
新しいPCはCPUが1.7GHZ、無線LAN、CD−RW/DVDとかの機能があり、私レベルがビジネスで使うには十分な性能です。

同時に交換された携行用のバッグの中の付属品を調べたらMODEMの接続コードがありません。これは出張先で高速回線が使えない時に、電話回線で会社のネットワークに接続するのに必須のものです。
タダの線ですが、ないと困ります。

キーボードも新しいのが欲しいし、データーの受け渡しにメモリーカードかメモリースティックも欲しいと思っていたのでこの3点を買ってもらうように、庶務担当のSさんに御願いをしました。これが5月18日。

Sさんが私からの注文を、担当のAさんにメールで連絡したのが翌日の19日。
Aさんから、「メモリーカードはなぜ1GBが必要なのですか?会社の標準は512MBですが、これではダメですか?」、という問い合わせがきたのが22日。
私は即座に512MBで問題なし、の回答を出します。

更にAさんから3点のオーダーをしますが、電話回線の接続コードが何故必要なのか、という問い合わせが再度あったので、「高速回線は出張先で使えない事があり、止む無く電話回線で会社のネットワークに接続するためであることをメールで説明。

Aさんは他の社員から要求されていたPCを乗せる台と併せて、Eさんに発注を指示。つまり電話回線接続コード、キーボード、512MBメモリーカード、PC台の4点です。これが翌日の26日でした。
5月30日、EさんからAさんへの回答。私にはCCで入ってきます。

「電話回線接続コードとPCの台は発注をしません。これらはDEさんの担当で、もしかしたら既に在庫があるかも知れない、接続コードはCさんの担当でこれも予備があるかも知れないので、新規注文は必要がないかもしれない、でもCさんは今日は休みで木曜日に出社の予定だから、そこで聞いてください。」

Eさんは私のキーボードと、メモリーカードの注文はしたのかな?それは書いてありません。
という事でたった3点のPCの付属品をSさんに注文したらAさん、Eさん、DEさん、Cさんの5人の間に10通を超えるEメールが飛び交い、2週間弱が過ぎた今、それらの3点はまだ注文されたのかどうかも私には不明なのです。

やりとりの全てはEメールのお陰で(?)ご丁寧に私のところにもCCで入ってきます。
このような物の発注管理は、日本の会社に比べてアメリカの会社は格段に管理が厳しいのは確かです。何人もの人が細かく関与するようになっています。

でもなー。もうちょっと効率よくできない?
アメリカの組織はちょっと放置すると、ジョブスライス(一つの仕事を次々に分割していくこと)が進んで、その仕事に人が付くので、仕事の中身はあまり変わらないのに人間の数は増えていく傾向にある、というのをアメリカ人が書いた本で読んだことがあります。
(それによるとはジョブスライスが極限に進んでいるのが、アメリカの軍の組織だとも書いてありました。)

これと同じだとは思いたくはありませんが、、、でもねー、、、、。
それとイチイチこんな発注のやりとりをCCで私にメールを送るなよな〜。
私には一言、「外付けキーボード、メモリーカード、モデム接続ケーブルの3点はX月X日頃届く予定です。」、という連絡をくれればいいのだけど。

アーア、オレの注文した3点のPCの付属品、いつ手元にくるのだろう。私の発注先はSさんなので、あと1週間経って何も音沙汰がなかったらSさんをつついてみよ〜っと。
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