06−03−10 あとは実行あるのみ、です
1ヶ月以上前にちょっとした家の修理をやってもらい、その請求がやっときたので今日の昼食後、銀行で小切手を作ってもらいました。オハイオではこのような支払いは全てクレジットカードか、小切手でやります。
小切手は自分でボールペンで支払先の宛名と支払金額を書いて発行するパーソナルチェック( personal check )と、銀行などに頼んで同じように支払先と支払金額を記入してもらい発行するバンクチェック( bank certified check )があります。

パーソナルチェックは発行者が本当にその本人なのか確認の手続きがあるので、受取人が個人の場合などはその小切手を銀行に持って行っても、実際の支払いまでには1週間以上かかるのが普通です。
ところがバンクチェックはその銀行等が支払者の本人証明をして発行するので、受取側はそれを自分の取引銀行等に持って行った場合、直ぐに現金が口座に振り込まれます。

アメリカ人は5ドルの買い物でも、このパーソナルチェックを使う人が結構おります。スーパのレジで小切手帳を取り出し、そのスーパーの名前を宛先に書き、金額を数字と綴りの両方を書き、そして自分のサインを入れます。するとレジのオバさん、又はオジさんはその客に身分証明書の提示を求めます。

小切手を切ったその客は運転免許証を出してそれを渡します。レジのオバさん、又はオジさんはその運転免許証を見て、小切手に書かれている名前と一致しているか確認をします。OKなら支払いは完了です。

この間約2分。これがおしゃべり好きなレジのオバさんと客なら、ひとしきり世間話をして行きますから、後ろで待っている客はたまりません。でも最近はパーソナルチェックで買い物をする客は減っています。やはりクレジットカード・デビットカードでの支払いが増えました。

さて昼休みにバンクチェックを作ってもらおうと銀行に行った私、金額を聞かれたので、「 Forty five.」、と言いました。家の修理はほんのちょっとした修理だったので請求は45ドルだったのです。
銀行の窓口のオバさんはパチパチとキーボードを叩いて、「は〜い、できました〜。」、と小切手をくれました。

小切手を見て私は腰を抜かしそうになりました。小切手は45ドルではなく、4500ドルの文字が書かれています。
私はあわてて、「Not forty five hundred ! Just forty five ! 」、と言うと。そのオバさん、「 Forty five dollars, right? 」、と言います。然り、と返事をして直ぐに作り直してもらいました。

4500ドルは ”Four thousand and five hundred” とは普通は言いません。”Fourty five hundred” と言います。このオバさん、私の「 Forty five.」を「 Forty five( hundred ).」と解釈したのでした。

事務所に帰って、これをオハイオ人に話したら、「そりゃヒドイ、でもSHIN、きっとお金持ちに見えたのですよ。」、と冗談言ってました。アブナイ、アブナイ。

1年前の今頃、5年の駐在期間を過ごし、オハイオから日本に帰ったNさんという人と最近電話で何度も話す機会があり、日本でのこの1年間の事を聞いてみました。
いろいろとあるようですが、ちょっと面白かったのは子どもさんの日本に帰ってからの生活と反応です。

小学校6年生の息子さんは完璧に日本に順応、日本の学校生活をエンジョイしているそうです。家に帰ってきてランドセルを玄関に投げて、そのまま飛んで遊びに行くそうです。
実はこれ、オハイオでは出来ない事の一つなのです。
先ず、学校に行くのは家の前までスクールバスが来てこれに乗っていきます。帰りも同じです。もし学校に歩いて行けるところに住んでいても、歩いて登校させたら警察がすっ飛んできて大変な事になります。

ですから学校から家までの途中でザリガニ捕ったり、夏であれば畑のトマトを失敬したりしながら帰るというのはありません。(私なんか泥だらけになって家に帰って、よく母親にしかられたなあ。)
それとオハイオでは家に帰っても自分で歩いていける範囲に友達がいる事はまずありません。ですからNさんの息子さん、自分で友達のところに行けるのが楽しくて仕方ないそうです。

上のお姉ちゃん(中2)の場合はちょっと違うと言ってみえました。アメリカに帰りたいとしきりに言っているそうです。(行きたい、ではなく、帰りたい、です。)日本的な団体行動とか、物事をはっきりさせないところが理解できない、肌に合わなくなっているそうです。

小学3年から中学1年までアメリカで過ごしている訳で、好き嫌いもはっきりと言うそうで、かなりアメリカナイズされた子になったのだと思います。
それにこのお姉ちゃん、日本に帰ってまだ1年しか経っていないのに、自分ひとりで飛行機に乗ってオハイオの友達(もちろんオハイオ人の)に2回会いに来ているそうです。何となくお姉ちゃんの気持ちがわかるような気がします。

さてダイエットに向けた生活改善活動、思い切って生活習慣を変えてみました。
先ず最低1日おき、行けるときは連続でフィットネスに通っています。土日も行くようにしており、この時はカミさんも一緒に行きます。

フィットネスでは先ず4kmくらい歩いたり走ったりした後、筋トレを5−6種類みっちりとやります。更にダンベルを用いた体操をしつこくやります。
そして仕上げに自転車を漕ぎます。これは10分くらいです。

日によって違いますが全部で1時間〜1時間30分ちょっとのワークアウトですがもう汗びっしょり、計算によると400〜500カロリーを消費した事になります。
終わった後はものすごく爽やかな気分です。

家に帰ってシャワーを浴び、今までですと、「さ〜て、冷たいビールを一杯!!」、となるところですが、これを止めて水を飲むようにしています。
500CCのボトルを一気に飲んじゃいます。コーラとかの類も一切止めました。

そして食事をします。食事の時のお酒も制限して1週間に2日(基本的に金土)と決めております。
そうは言ってもお付き合いが平日にたまにありますので、これも回数に含めます。
つまり1週間に1回あれば家では1回しか飲めないという計算になります。

お酒を止めて判ったのですが、食事の量がガクンと減った事です。つまりお酒を飲むと、ダラダラとオカズをつまみながら2人前くらいを食べていたという訳です。
カミさんが今までの調子で夕食を作ると一杯余ってしまうので、一時期うろたえておりましたが、最近は納得したみたいです。

それとお酒は日本酒は基本的に止めました。基本的にというのはゼロにはしておりません。
私は日本酒が大スキで、一切なしというのは精神的にストレスが溜まりそうなので、飲むのは「可」にしてあります。

メインは焼酎、又はウイスキーです。オハイオは焼酎が高いので困ります。
間食については元々あまりやらない方だったのですが、これも一切止めました。

いろいろなオカズで毎日ビール1本と日本酒を2〜3合くらいをしっかり飲んで、最後にご飯を大きな茶碗で1杯食べていた私。
(更に食事のあと自分の部屋に入る時はウイスキーグラスを片手に、、、という事も多かったです)
そして運動は殆どゼロ。

それが一気に変身、こんな聖人君主みたいな清い生活をするなんて、暫く前の私では考えられなかった事です。
1年半前にタバコを止めた時もそうだったのですが、食生活をガラッっと変えても別にそんなにキツイとは思いません。これは意外で、自分でも不思議に思っております。

でもいつになったら結果が目に見えてくるのか、気になるところです。

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