06−02−23 こりゃいかんナー

2月11日に日本からコロンバスに帰ってきましたが、実は数日前からかなりヒドイ腰痛になっていました。特に椅子に2時間くらい座った後に立つと、しばらくは腰が曲がったような姿勢でないと歩けないくらいになってしまいました。
これは今に始まった訳ではない持病なのですが、最近特に酷くなってきたのです。それにびっくりしたのが体重が3kgも増えていた事です。こりゃいかんナー。

という訳で昨日はとうとうドクターのところに行ってきました。このような病院とかに行く時はやはり言葉がネックになります。自分の症状きちんと言って、看護婦さん、ドクターの質問にきちんと答えるのはやはり難しい。
数年前に額から頭にかけて激痛が走る、初めて経験する症状が出た時、経緯とか症状とかを詳しく全部英文にしてワープロ打って、それを持って行った事があります。

「小生、少々英語に不自由している由、先ずこれを見てチョー。」、と言ったらそのドクター、メモにさっと目を通して、そして私の顔を見て一発で、「これは帯状疱疹であるぞよ。早く来てよーござんした。遅れると少々やっかいな事になる場合がありんす。」、と言いました。
額の激痛をこらえて一生懸命辞書を調べてワープロ打った甲斐がありました。

今回はメモを作るのは止めて通訳のサポートをお願いしました。
診察結果は、「レントゲンを撮って2週間ほど様子を見ましょう、それと毎日体操をする事。」、と言ってドクター自らがベッドの上に寝転がって体操のやり方を教えてくれました。

そして最後に、「体重を最低10ポンド、つまり5kgは減らして下さい。」、と念を押されました。
やっぱりなー、体重を何とかしなくっちゃなー、、、、。そんな訳で暫くサボっていたフィットネス通いを再開しています。最低週3回、できれば4回は通いたいと思っています。

私はこの10年間で普通のドクター(歯科以外という意味です)のところに行ったのはこれで3回目です。
先の2回以外にもう1回、これもエマージェンシーで大病院に行きました。
「ちょっと背中の付近に妙な痛みがある。」、って会社で言ったら、あるアメリカ人が、「SHIN、そりゃ大変だ。すぐ病院に行けー!」、って全部予約をしてくれましたっけ。

それと歯医者、これはもう親戚みたいなもんで、先週もクリーニングに行ってきました。ガリガリと1時間以上やられて、最後にレントゲン。写真を見てドクターG、「ちょっと気になるとこがあるさかい、ドクターM(根幹治療の先生)のとこに行きんしゃい。」、と言いいます。

「先生、ヤバイんスか?」、と聞いたところ、「全然問題ないス。」という返事。何かイマイチよくわからないのですが、でも行けということなので素直に従う事にしました。
クリーニングは3〜4ヶ月ごとに総合医と、この歯茎治療の専門医のところに交互に通っています。

というか、1回クリーニングが終わると帰り際に次の予約を聞かれて、時期がくると家に手紙が来て数日前には会社まで電話が掛かってきます。こちらが忘れていてもちゃんと呼ばれる仕組みになっているのです。良く解釈すれば、悪くなりそうな兆候を早い段階で掴み、即治療をするというのが目的のようです。

それと年に1回の定期健康診断。やり方は日本と大体同じです。アチコチの部屋を回って検査をして最後にドクターによる診察。
日本と違うのはここで直腸検査をする点ですかねー。つまりお尻の穴に指をドカッと突っ込んでグリッとやる検査です。この検査は任意で、私は拒否しています。

ドクターSは、「どうして?タダだよ。ホントにいいの?」、とかしつこく聞いてきます。私はいつも、「この次ぎ!」、と言います。この診察は結構若い女医さんがやる事もあります。でも女医さんの場合は、「どうして?」、とか「タダよ。」、とかしつこく食い下がりません。
拒否に対しては素直に、「了解。」、と言うだけです。

全部の検査が終わると受付で食券をくれます。この前の検査の時、初めてこの食券で病院のカフェテリアの朝食を食べてみました。
健康食とはちょっと言い難い、普通のアメリカン・ブレックファストでした。これを食べながら考えてみました。どうして食券をくれるのだろう?飯食わしてやるからちゃんと健康診断においで、という意味なのかなー、、、、まさか、、、、。不思議なシステムです。

オハイオ生活は自分で気をつけないと、ものすごい運動不足になります。通勤は車です。
会社の駐車場から事務所までは150mくらいしか歩きません。後は事務所の中を少し歩き回るだけです。他の建物に行く時も車で移動です。
少ないときは1日で800mも歩かないのではないかと思う日もあります。

こんな生活でも食べる量は減っていません。
と言うか、私の場合タバコを止めた結果、何でもおいしくなり食べる量が自然に増えたのと、消化器官の養分吸収力が向上したので余計です。
ですから何かで運動をするようにしないと、体重が増加してしまうのは当然の成り行きです。

同じオハイオ駐在社員のKさん、この前に久し振りに会ったらえらく痩せていました。いろいろと聞いてみると、ドクターに言われてかなり努力をして減量をしたそうです。彼は身長174cm、60kg以下にした言っていました。
それと今日の昼にオハイオからカナダに転勤になったHさんに1年ぶりくらいで会いました。彼もエッというくらいにダイエットしていました。

「夕食がキーポイントです。これを徹底的に減らすしかありません。お酒も1週間に1回くらいです。」、KさんもHさんも言う事が共通していました。
夕方にやはりオハイオからアラバマに転勤したUさんに会いました。Uさんは元々痩身の方です。

何だ、みんな痩せてるじゃん!オレだけかよ、ダイエットしていないのは。こうなったら本格的にやるしかないなあ。先ず5kgかあ、、、、、、。

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