06−01−01 元日はやはりおせち料理です
この大晦日、新年はNY。
随分おしゃれじゃない?なーんてメールをもらったりしましたが、本日無事にコロンバスに帰ってきました。ホテルから空港まではホテルのリムジンを使いましたが、コロンバスまではユナイテッド航空のXXXX便となっていたので、運転手にユナイテッドのターミナルに行くように言ったら、これが大間違い。

実際の便はアメリカンエアーウエイで、これのターミナルははるか彼方に離れたところにあり歩いて行けるような距離ではありませんでした。
ラガーディアの空港の事よく調べておかなかったのがいけませんでした。

が、何でチケットの発行明細にはユナイテッドって書いてあるのか、これも納得できない。
IXXEトラベルって意外と間抜けなところが目立つので、要注意。
(Eチケットなので、余計に混乱しまた。)

帰りの便も往きと同じで、満席ではなく20%くらいの席が空いておりました。
このコロンバス/NY直行便、1月くらい前に購入し時が220ドル、1週間前に値段を調べたら600ドル以上の値段になっていたそうです。
アメリカの航空運賃って購入時期によって何倍も値段が跳ね上がったり、下がったりします。

この飛行機のフライトアデンダントのオバサン、エライ体格が良くって、横を通るたびに私の肩をドンと腰の辺りで引っ掛けていくので、よく眠れませんでした。つまり腰の幅が通路の幅と同じくらいの体格でした。
ま、NY→コロンバスって1時間半くらいですけどね。
昨夜はNYのカウントダウンを堪能しました。
泊まったのはタイムズスクエアの横のミレニウム・ブロードウエイホテルで、34Fの何とタイムズスクエア側!部屋からはタイムズスクエアの70%くらいが丸見えです。

予約をする時にタイムズスクエア側の部屋は1泊800ドル(!)だと言われたのですが、どうもこの位置の部屋らしい。
もちろん普通の部屋を予約したのですから、とにかくラッキー。

タイムズスクエアの付近は午後の5時から交通制限が加えられ、車はもちろん、人も入る事ができません。
つまりここに集まっている人は5時前からずーっとここにいなくてはならないのです。

夕方の5時から夜中の12時まで経ちっぱなし、トイレにも行けません。
力の入っている人は何とオムツをしてこの集団の中で12時まで待つそうです。

私達はホテルのルームキーを見せる事によってある範囲の行動はできましたが(普通はこれもできず、立ち入り禁止)もう警備と道路封鎖の監視のお巡りさんだらけです。
私達も道路封鎖の後にタイムズスクエアのど真ん中に入れてくれとお巡りさんに頼んだのですが、ノー。ホテルのルームキーを見せても、ノー。何を言っても、ノー、ノー、ノー。

100m先はタイムズスクエアで、例のでっかいスクリーンが見える場所ですが、両手を合わせてお願いしても、ノー。
という訳で私はホテルに帰って部屋の中からカウントダウンに参加する事にしました。でもお祭り好きのカミさんと娘は何とかバリケード破りをするとか、叫んで私を部屋に残して、再びホテルから出ていきました。

結果、バリケード破りに成功、タイムズスクエアのど真ん中に入って行ったのです。これには私もびっくり。
私はというとウイスキーのグラスを片手に34Fの部屋から、1時間ごとに上がる大歓声を見物です。
実はカミさんにはトランシーバーを持たせてあったので、下界で人の渦に巻き込まれているカミさんと娘とは交信ができたのです。

「今どのへんにいるのですか、オーバー。」
「はい、今ハーロックカフェの入り口の横10mくらいのところです。オーバー。」
「了解、、、、、、。双眼鏡で見えました。オーバー。」
「じゃ、手を振るから確認して下さい、、、、。」

てな具合で、2人がどこにいるのかは高性能トランシーバーと高性能双眼鏡で、34Fの窓からずっと確認ができていました。
こうやって上から見ていると、警備のお巡りさんも肩を組んでピースしながら写真を撮っているのが見えたり、あの紙吹雪の準備が隣のビルで着々と進められているのが見えたり、結構面白かったです。

そして2006年1月1日を迎えた瞬間、紙吹雪と大歓声と、信じられない大きさのボリュームでの音楽がタイムズスクエアを埋め、壮観でした。
さて元日の今日、予定どおりにNYからの飛行機は午後3時にはコロンバス空港に着陸、家には4時前に着くことができました。たった4日の、飛行機で1時間ちょっとの所への旅ですが、家に入るとほっとします。

さて1月1日、元日と言えばおせち料理とお雑煮、それにお屠蘇です。
これなくしては私はお正月を迎えた身持ちになれません。
NYから戻った夕方の4時、でも今日はおせち料理を頂く事ができました。
カミさんがNYに出発する前のと28日と出発の29日に家を出る寸前までかかって作ってくれてあり、これが冷蔵庫に入れてあったのです。

帰ってくるなり、カミさんと娘で作ってあった料理を温めたりしてあっという間にお皿に盛って出来上がり。
雑煮用のお餅も28日について、作ってあったので問題なし。

今年のおせち料理は4日以上保存をさせなくてはいけないという事で味はかなり濃い目でしたが、これがまたお屠蘇(実際は清酒で代用します)にぴったり。

ビールで喉を潤して、新年の挨拶をお互いにして、おせちを頂きました。昆布巻き、煮しめ、たつくり、きんとん、酢の物、カズノコ、だし巻き、カマボコ、黒豆、と言った何の変哲もない田舎のおせち料理ですが、私はこれが一番好きです。

冬のNY観光、そしてカウントダウン参加(私はホテルの部屋から)、そして元日に家に帰ってきておせち料理。これでいつものとおりのお正月を迎える事ができました。
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