早いもので父が03年11月に亡くなって丸2年になろうとしています。つまり今月は三回忌になる訳で、この法要のためにプライベートで休みをもらって一時帰国をしました。
オハイオから日本は、これまでも何十往復もしていますが、今回直接に故郷に行くので成田ではなく、目的地はセントレア中部新国際空港までです。
今年になってJALのシカゴ、成田間のフライトが1便増えて2便になりましたので、増便されたシカゴを午後出発する便を使うことにしました。これですと、コロンバスを朝の10時頃のフライトで十分に間に合うため、朝5時とかに起きなくても済みます。
が、私はやはり5時きっかりに起きました。どうしてかと言いますと、前の日に荷造りが終わっていなかったので、スーツケースに必要なものを詰め込む作業が残っていたからです。
昨夜は緊急の日本とのテレビ会議があり、家に着いたのは夜中の11時を回っており、結局寝たのは日が変わった午前1時半で、液体燃料を注入したらこんな夜中に荷造りなんか全くする気がなくなってしまったのです。

出発の朝にバタバタとスーツケースに必要なものを詰め込み、7時45分に家を出ます。空港までの30kmあまりのドライブ、さすがにこの時間帯は道路もかなり混んでいます。
でもガンガンぶっ飛ばして20分ほどで到着です。
車を駐車場に入れ、シャトルバスに乗って、空港の発着ロビーまで行きます。
バスに乗る時は運転手が荷物をバスに入れるのを手伝ってくれる時がありますので、この時は$1くらいのチップをあげます。
空港に着くと、チェックインカウンターでチェックインをして搭乗チケットを受け取り、搭乗ゲートまでスーツケースを引きずってトボトボ歩きます。
午前10時1分発のシカゴ行き、ほぼ満席です。
離陸をした後、持ってきた本を読んでいると斜め後ろの席にいた東洋人の年配のご婦人が、「あのー、日本人の方でしょうか?」、と声をかけてきました。
この方、今回アメリカは初めてで、来るときは迎えがあったので問題はなかったのですが、帰りは一人なのでJALのカウンターまで連れて行って欲しいとの事です。
「私もJALに乗りますので、ご一緒しましょう。安心して下さい。」
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