05−05−10 日本のサラリーマン |
3月ー7月は転勤、昇格等の人事が発令される時期です。いろいろな方から転勤の挨拶のメールを受け取るのですが、そのような中、本社のKさんさんから転勤の挨拶のメールが入っておりました。 Kさんは20年くらい前に何度か会ったような記憶があるのですが、はっきりと仕事でお付き合いのあったのは6年ほど前にタイに行った時が最初でした。当時Kさんはタイの駐在社員で、結局タイには5年以上見えたのではないかと思います。 タイの前はインドネシアに5年、今度の転勤はマレーシアとありました。Kさんは私と同年代で英語、インドネシア語、タイ語を操ります。多分私とは頭の構造が違う方です。風貌も口髭を蓄え、日本人離れしております。 Kさん、頑張って下さい。 |
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ところで日本人の一人前のサラリーマンの条件は何でしょうか。いろいろな考え方と見方がありますが私の勝手な偏見から言わせてもらうとすれば、次の5つの条件を満たしている事だと思っています。いわゆる「サラリーマン五苦行」とでも言いましょうか、、、。 |
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かつて、私のある上司が、「N君、サラリーマン近代五種をを知っているかね?」、と言いました。これを聞いたのは私が30代前半の頃でしたので、今から20年前です。サラリーマン近代五種とは次の5つです。 (1.ゴルフ) (2.カラオケ) (3.マージャン) (4.英語) (5.パソコン) 1.から3.のゴルフ、カラオケ(酒)、マージャンというのは、サラリーマンは上とも下とも人付き合いをこまめにやれという事でした。 英語というのは、この上司は、「これからは昔と違って殆どの人が海外に行って仕事をするようになる。」。というのが口癖で、事実私の会社も直ぐにそのようになりました。 パソコンは当時はまだWINDOWSなんて便利なソフトはなく、MS−DOSでも初期のバージョンで、個人ではNECのPC88とかPC98、会社ではIBM5550とかいう世界でした。BASICでプログラムが組めないとPCが使えないと言われていた時期でもありました。 「PCをどのように自分の仕事に生かすか、このセンスこそがこれからのビジネスマンの勝負どころ。」、とその人が言っていたのを覚えています。 この5つ、ちょっと古臭い感じがしないでもありませんが、今でも立派に通用すると思います。というより、今ではできて当たり前(除くとしたら3.かな?)という条件になっている事に驚かされます。 |
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「サラリーマン五苦行」と「サラリーマン近代五種」、それぞれ会社のオハイオ人には話した事はありませんが、話したところで理解を得るのは殆ど不可能だと思います。 |
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