05−03−16 カモ・ネギ・醤油 |
今週はいろいろと忙しいスケジュールになっています。 |
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今日は朝の7時45分から、ドクターGのところで、歯茎の手術。 |
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オハイオに来て、最初に歯科医院に行ったところ、クリーニング(歯石取り)を3−4ヶ月ごとにやる事を勧められ、びっくりしました。私は日本でもクリーニングをやった事が1−2回ありますが、される側の私のような素人が見てもその技術力に歴然とした差がありました。 そして何よりも大きく違うのは、1回の治療でかなりの事をやってしまう点です。抜歯も1回で2本、時には4本をやってしまいます。治療1回が1時間とか2時間近くになる事もあります。 日本は1回の治療時間が5分とか10分とか短く、回数が非常に多かったように思います。日本のドクターに聞いたところ、治療時間が短いのは、経過を見ながら治療をしているからだ、という返事が返ってきました。 ドクターも専門化されており、根幹治療専門医、歯茎骨の専門医、抜歯の専門医、歯列矯正専門医、その他よく知りませんが、いろいろとあるようです。そして自分も治療をしながら、患者全体の治療を管理する総合医がおり、私は今までドクターWでした。 コロンバスで受ける歯科治療は日本で受ける治療よりも親切で、そして信頼ができる感じがします。一般の病気の治療でも同じですが、やはり患者が受ける治療に対して、信頼できるというイメージを受けるというのは非常に大切な事だと思います。 どこの医院も本当に清潔で治療は個室で行われ、日本のいわゆる、「歯医者(ハイシャ)」、というイメージとは全く違います。 ところが問題は、とにかく治療費が高いのです。保険があるだろう、と思うかも知れませんが、保険でカバーされる治療費は年間で決まっているのです。つまり限度額があるのです。ですからこれを超えると全て自己負担になります。 このままいくと今年の私の歯科治療費の自己負担は、相当な額になってしまいそうです。 いい治療を最小の費用で受けたい、でも自分が受けている治療が本当に必要な治療なのか、どうなのか患者側にはわかりません。日本人は言われるままに、治療を受け、そして費用を払わされている。 日本人の患者1人はオハイオ人の患者3人分に相当する。 誰かが言っていました。オハイオでの日本人の患者は、鴨(カモ)が葱(ネギ)しょって、醤油(ショウユ)の瓶までぶら下げて歩いてくるのと同じだ、、、、と。 一度総合医を変えて、センカンドオピニオンをもらう必要がありそうです。 それと歯というのは、少しでも悪くなったら即治療をしておくこと、これが鉄則だというのが今頃になってやっと身に沁みて感じております。 これって、歯だけじゃないですね、万事全て共通ですね、、、、早期発見、早期対応、、、、。 |
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