オハイオを始め、インディアナなどアメリカ中西部の大雪のニュースは、日本でも報道されていたようで、日本の後輩から、「せっかくの休みですが、大雪らしいからどこにも行けませんね。」、というメールが入っていましたが、大雪なんて何のその、イリノイはシカゴまで行ってきました!
出発は25日(土曜日)、つまりクリスマスの朝。シカゴまでは家から丁度600KM。普通は6−7時間のドライブで行けるところですが、何しろこの大雪。何時間でたどり着けるかは、道路の雪かきの状況次第です。

コロンバスからインディアナ州、インディアナポリスまで300km。
ここの間はかなり雪が残っていて、ちょっと怖い思いもしました。
インディアナポリスからシカゴまでの300kmは、雪かきもきちんとしてあり、塩が十分に撒かれていましたので、普段通りの120−130km/hのスピードで走ることができました。
シカゴの大摩天楼を右手に見ながら、更に30分ほど走り、アーリントンハイツというところのホテルに着いたのが3時前。
結局7時間半、普段よりも1時間余計に掛かっただけで目的地に到着しました。
さて、問題は今日の晩飯です。
この日は泣く子も黙るクリスマス。
今の日本ではちょっと例えがないのですが、私が子供の頃のお正月の三が日みたいなもので、どこもかも店は閉まってしまいます。
今日もコロンバスからシカゴまで、ガソリンスタンドのホットドッグで飢えをしのいで、ここまでやってきました。マクドナルドとかのファーストフードの店まで閉まっているのです。
ホテルの部屋からレストランに電話をかけてみますが、案の定どこもかも休み。どうしよう?

そこで最後の手段、実は宿泊したホテルは、かの有名な日系スーパーのMまで車で2分のところなのです。
さっそく行ってみました。
最後の手段とは、ここでお弁当を買って、ホテルの部屋で食べるという事です。ありました!!
寿司の弁当とか、私の液体燃料のツマミとかを買い込んで、部屋に戻りました。
これもあと30分遅かったら、買えませんでした。この日は6時に店を閉めるとの事で、私たちが行ったのが5時半頃でしたから。
今までアメリカに来てあちこちに旅行しましたが、夕食をホテルの部屋で、しかも日本のお弁当を食べたのは、初めての経験。
レストランが閉まっているのですから仕方ありません。
外はマイナス10℃以下の厳寒ですが、部屋の中はホカホカ。
ビールを飲んで、焼酎のお湯割りを飲み始めたら、侘びしい気持ちも吹っ飛んで天国に向かってひた走り。横にベッドがあるので、安心したせいか、結構飲んでしまいました。
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