04−08−25 とうとう禁煙開始です
8月7日の午後に日本から帰ってきました。
今回もいろいろとあり、日本出発の当日(同日の8月7日)までガタガタと揉めた事もありました。暑さと、これらのイライラで少々参ってしまいました。

2週間の日本滞在で純粋に休みを取れたのは半分以下で、それ以外はいつもの事ながら昼間に中途半端な時間が余ったり、逆に夜遅くまで用事ができたりと、不規則な日が続いてしまいました。
亡き父の書斎の机を使う母
プライベートでは父の初盆の供養を済ませ、また先祖代々の墓もこの6月に移したので、それの供養等も行いました。

父の亡くなった家には母が一人で住んでおり、1週間に1−2回の介護士による身の回りの世話、それに私の妹が頻繁に母の家を訪ねて世話をしているのです。

また、父が亡くなるときに世話になった病院の院長と、副院長の往診も1週間に1回受けており、母はこの2人のドクターを大変気に入っている様子でした。

急病で夜中にタクシーで病院に行った時も、診察・治療が終わった母を、院長先生が自宅まで自分の車で送ってくれたと言っていました。

また久しぶりに、昔の大先輩であるHさんにもお会いすることができ、一献やりながら時間の経つのを忘れる程でした。
Hさんは2年前に現役を退き、現在は千葉県から神奈川県まで片道2時間半を掛けて通勤をしており、相変わらずのバイタリティーには恐れ入りました。
オハイオに帰って来た翌週は火曜日、水曜日と今度はアラバマ州にある、我が社の新しい工場に出張。場所はアトランタの西150kmくらいの田舎で、4000人が働いております。コロンバスからの飛行機にはこの工場の社長のKさんと同じになりました。
Kさんはオハイオに出張で、アラバマに帰るところでした。

アラバマで宿泊したホテルから日本に電話を掛けようとしたら、いくらやっても繋がりません。フロントに、「国際電話が繋がらない!」、と言っても、「電話会社のトラブルでしょ。私は知らない。」、という返事で調べようともしません。
もうこのホテルには絶対に泊まらない!
お陰で緊急連絡を取りたかった、日本のYさんと話が出来ず。

こうして帰国後の1週間が終わり、日曜の夕方になりました。
コーヒーを炒れて、タバコを吸おうとタバコの買い置きが入れてある棚を探すと、あれ?空っぽです。私はタバコは1カートン(10箱)ごとに買ってくるのですが、これが品切れです。

参ったなー。一番近くのタバコが帰る店でも、着替えをして車で行かなくてはなりません。何だか面倒だなー。
この日は日曜にも係わらず、1週間の疲れが回復できておらず、日本との電話のやりとりで更に疲れておりました。
「まー、いいか!今日は何だか疲れたし、明日会社に行って買えばいいかー。」

理由はよくわかりませんが、普段なら絶対に考えられない、この日はタバコを諦める、という行動に出たのです。
今、考えるとちょっと不思議です。
翌日の月曜日の朝、コーヒーを飲んで車を運転して会社へ。
オフィスに行く前に、タバコの自動販売機があるカフェテリアに行きます。
「さて、タバコは、、、、あれ?おかしいなー、売っていない。」

そうです。いくら探してもタバコを売っている自動販売機が見あたらないのです。困った私は、傍にいた女性に、「タバコはどこで売っていますか?」、と聞いてみました。
「すみません、タバコの販売は止めたのです。もうここでは売っていません。」
「えーっ、ホント?」


参ったなー、こりゃ。
あれ、そうだ今日は8時から重要な会議があるのを忘れてた!
そんな訳で、タバコを買うことができなかった私は会議室に直行。会議が終わったのは12時ちょっと前、慌てて昼食を食べて、やっと自分のオフィスへ。

ちょと待てよ。これでオレは17時間もタバコを吸っていないぞ。普段の生活の中でタバコを吸わない最長時間は、日本に行く飛行機の旅の14−5時間。
これを上回る時間既に禁煙をしている!ここでまたまた、普段なら絶対に考えない事が頭の中に浮かんだのです。

「このまま吸わなければ、、、、、ウーン、、、吸いたいという気持ちも、ナゼか、今はそんなに強くないし、、、、よし、、、、、ちょっと吸うのを我慢してみるか、、、、、。」

これが今回禁煙を始める原因と、そのいきさつなのです。
その夜家に帰った私は、家にあったライターと、灰皿代わりにしていた空き缶をゴミ箱に捨てました。
私は2週間前まで、1日に25本くらいのタバコを吸っていました。
タバコを止めるって、もの凄く大変だと思っていましたが、今のところ吸いたくて吸いたくてたまらない、という症状は出ておりません。これは意外です。

1.ある人のアドバイスにより、タバコを止めた事は公言した方がいい、という事なので積極的に禁煙を事を言うようにしています。

2.お酒を飲むときに喫煙者がいると、ナゼか誘惑に負けて吸うことがあるそうです。
先週駐在員同士で、外で食事をしたとき、1名だけ喫煙者がおりました。「Nさん!今日は私の禁煙に協力して欲しい!食事が終わるまではタバコを遠慮してもらえませんか!」
なんて勝手なことを言うヤツだろう、オレは!でもNさん、食事中は喫煙を控えてくれました。

3.やはり朝起きて、コーヒーを飲むときに一服したい気持ちが出てきます。これは我慢するしかない。
それと仕事中でも時々、タバコに火を付けてリラックスしたくなる時があります。この時はコーヒーを少しだけ飲んでいます。

4.最初は私の前に来て、タバコとライターを目の前に出して、「SHINさん、これ要りませんか?」、なんて事をやった私の周りの心の優しい方々、1週間ほどでやらなくなりました。

5.禁煙して2週間目にニコチンパッチを腕に張ってみました。
何となく吸いたい気持ちが抑えられたような気がしますが、私の場合、吸いたくて吸いたくて手が震える、なんて状況にはなっていませんので、必要ない感じです。
(これから先はわかりませんが)

6.間食とか飲み物を口にする回数は、明らかに増えております。
これからカロリーをコントロールしないと、別な問題がで出そうな感じです。
右の写真は禁煙に伴って、増えた、又は新たに口にするようになったお菓子、飲み物、ガム、その他です。

禁煙の国アメリカ、禁煙をアメリカ土産にして、日本に帰る事ができればいいなー、そんな思いが出始めております。

さあ、1年後にどうなっているか、Mさん、そしてYさん、見ていて下さい。
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