04−02−01 冬のオハイオ生活 |
私はオハイオの冬は今年で8回目を迎えます。オハイオの緯度は日本で言うと岩手県か、青森県くらいの所に位置しますが、冬の気温は北海道の札幌よりも低いと思います。 昨年は雪もたくさん振りました。今年は雪はあまりありませんが、やはり厳しい冬です。 今日も最低気温がマイナス17℃、最高気温はマイナス7℃という状態で、おまけに雪が7−8cmも積もっています。暖かい地方で生まれて育った私は、このような寒さと雪はオハイオに来て初めて経験をしました。 |
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このような寒さですから、外に出てなにかをしたりする事は特別な事がない限りありません。 家を出るのは買い物に行ったりするくらいで、あとは大体家の中にいることになります。家はガスによる集中暖房で、大体20℃―22℃くらいに保たれているので、非常に快適です。 ![]() ですから家の中では、シャツに薄いセーター、私は靴下もはいておりません。この季節に日本に行くと、逆に日本の家(私は東海地方)の方が寒く感じます。 私は夜になると時々、暖炉に火を入れます。暖炉は普通の家には大体ついていますし、アパートでもついているところが多いのです。 燃やすのは薪が一般的で、トラックに載せて、よく売りに来ます。私は買った事がありませんが、値段はトラックに半分くらいを買って数十ドルだそうです。 では何を燃やすか?暖炉用の薪に代わるものがDIYショップで売っているので、これを買ってきて燃やします。 成分はよくわかりませんが、木片を固めて、油をしみこませた暖炉用の燃料です。これに点火して、火を見ながら一杯やります。 で、そのうちに酔っ払ってきて眠くなります。この燃料1本で約2時間ちょっと、私が液体燃料で天国に行くのと、カミさんの機嫌が悪くなるのと同じ頃に火は消えていきます。 |
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そんな訳で、休日の冬の間はPCの前に座ったり、本を読んだり、地下室で工作をしたり、昼寝をしたりで、どうしても運動不足になってしまいます。 普段の生活の中でも車通勤なので歩くという事がありません。 結果、最近の私の体重の増加はめざましく(?)、鏡の前に立つと、我が姿を見てタラ−っと脂汗が出るようになってきました。(ガマの油のカマガエルみたい。) そこで、一念発起、この運動不足を解消するために、会社のスポーツジムの会員になりました。 プールで水泳もできるし、いろいろなフィットネスのマシンも完備されており、トレーナーもいて、どのようなプログラムでやればいいのか、それも指導してくれるらしいので、ここで体を鍛えるつもりです。 心配なのは、運動をして汗を流したお陰でビールがうまくなり、更に体重が増える事です。ま、健康になればイイとと思っていますが、、、。1年後は、、、、、。 |
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その他の影響として、冬になると日本の新聞が毎日届かなくなります。 新聞は日本から送られてきますが、日本からシカゴ、デトロイト、又はシンシナティー経由、更にそこからコロンバスまで飛行機で送られるのだと思いますが、雪が降ると飛行機が欠航、ひどいときは4日分くらいが、まとめて配達されます。 普段ですと、時差の関係で2月1日の新聞は、一応オハイオの2月1日の朝に届けられます。 新聞って、まとめて4日分来ると、読む気がしません。一番新しものだけ残して、あとはさっと目を通してゴミ箱へ。 最近は我が家も、日本のテレビ、NHKの短波放送、インターネット、と日本の情報はかなり豊富になっていますので。 とにかく、冬の間は何もできない、家にいるしかない生活です。 |
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