01−10−28 サマータイムの切り替え
先週は木曜日から急に気温が下がり、朝はとうとう0度を切ってしまい、雪がちらつくというありさま。
気温0度になって少し風が吹くと、普通の格好では長時間外にいることができず、とうとう厚手のジャンパーを着込むことにしました。

日曜の今日、朝の気温は8度少し、まあまあの気温で、天気は快晴。ちょっと用があってオハイオの北東の方にある、カントンという町に出かけました。
カントンというところまでは250km弱、車で2時間半。朝の7時半に出て、帰ってきたのが午後の2時半。
往復5時間のドライブでしたが、高速道路沿いの風景は紅葉も終わり、秋も終盤になっている事を知りました。それでも11月のおわりまでは雪が降るかと思えば、20度を超える日もあるという気候で、気を許す事はできません。

コロンバスにの北に大きなショッピングモールができて、あるデパートが昨日からオープン。広い道路も車で一杯です。
アメリカはテロで景気が大きく後退して、何十万人もの人がレイオフされているのですが、いったいどうなっているのでしょうか。
少なくともコロンバスでの庶民の買い物風景を見ている限り、まだ不景気を感じる事はできませんが、店によっては既にクリスマスの飾り付けを行い、販売にやっきになっているところを見ると、明らかに売り上げは落ちているのでしょう。

10月にクリスマスの飾り付けを見るのは、アメリカに来て6回目の秋、初めての事です。それと10月に雪が降ったのは2回目です。
この新しいショッピングモールから私の家までは普段ですと車では10分くらいのところなのですが、今日は渋滞のせいで20分もかかりました。
ショッピングモールと家の間は主として住宅街。

住宅街はここ10年くらいで大きく発展したところで、森や林に囲まれている静かな静かなところです。
この住宅街の近くには何と、牧場が2つあって一つは私の家から車で5分のところ、もう一つは10分のところ
信号待ちをしている間に牧場の横をノロノロと車で走ったのですが、たくさんの羊を見る事ができました。

これらの牧場の他に、家から更に南に7kmくらいのところに大学の飛行場(!)があり、この飛行場の横でもたくさんの馬が飼われております。
家から南方向7kmと言えば、これは住宅地ではなくお店とかレストランが一杯ある、日本で言えば完全な商業地。

ここに大学の飛行場と、しかも馬を放し飼いにしている広大な土地があるというのもアメリカらしいではありませんか。人口100万人の全米で30何番目かの大都市のコロンバス。
オハイオって日本で言えばどこに例えればいいのだろう。いえ、日本にはこんな都市はありません。田舎と都会がミックスしているコロンバス、最近ようやく冷静にコロンバスを観察できるようになってきました。
アメリカにあって日本にないものの一つにサマータイムというのがあります。
これは夏の間は時計を1時間進めて、たとえば朝の7時を6時にしてしまうという制度です。ですからオハイオでは夏の間は夜の9時半頃まで空に明るさが残ります。

これの切り替えが、10月の第4土曜日の早朝2時で、再び元の時間帯に戻ります。
切り替えの前は、朝の7時半頃でも真っ暗で、夕方は5時半頃に暗くなると言う感じで、朝の早いオハイオではちょっと日本と違った感じの朝を迎える事になっています。

オハイオは東部時間帯の一番西にあり、このような状況になってしまいますが、東部時間帯の東にあるニューヨーク、ボストン辺りとは直線で600km以上の距離があり、実際の日の出は2時間近くも違います。

夏時間が終わると秋もおしまい、間もなく長い冬がやってきます。
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