00−04−23 春を求めて
4月に入ってもなかなか気温が上がりません。
小雪がちらつく日もあったりで、本格的な春は5月にならないと訪れないのがオハイオなのですが、今日は久しぶりにイイお天気にもなったので近くの公園に出かけてみました。
大きな湖です。幅2km,長さ4kmです。

オハイオは州の中に70以上のステートパーク(州立公園)があり、それ以外にも大小様々な公園があります。
どの公園もけた違いに大きく、また良く整備がされています。
今日は家から車で25分程のところにある「ALUM STATE PARK」に行ってみました。

サンクスギビングの3連休(金、土、日)で道はかなり混んでおりましたが、予定時間で到着。
公園の事務所で案内の地図をもらおうと行ったところ警察官が出てきて、親切に説明をして公園の地図を2枚くれました。
ステートパークは普通、警官が巡回パトロールをしておりますのできっとこの警官だったのでしょう。これだけ広い場所ですから、何か犯罪があっても先ず助けさえ呼ぶことができません。やはりパトロールは必須かも知れません。

ステートパーク内は車で回らないととてもではありませんが、広すぎて回りきれません。
ここも端から端までですと10km以上はあると思います。芝生の上で人々はのんびり
ですから一旦中に入ると、ピクニックエリアとか以外は人を全く見かけません。

残念ながらまだ木々は、冬のままの枝だけに近いの状態でしたが、近くに寄ると青い芽が吹き出ております。
あと3週間もしたら木々は新緑で目が痛いくらいになるのでしょう。
でも芝生は既に真っ青で、本当にきれいでした。


1時間ほどでここのステートパークを出て、もう一つ、「HIGHBANKS METOROPOLITAN PARK」という所に行ってみました。
ここは家から車で15分程の所で、やはり大きな公園です。

公園内のあちこちでは子供連れの家族がお弁当を広げたりで、楽しそうにやっておりました。
アメリカの公園は必ずベンチ付きのテーブルがあちこちにあり、アメリカ人はここに腰をかけてお弁当を食べます。
景観を楽しみながらのハイキング
日本人ですと、ござを敷いて「よっこいしょ」と地べたに座って弁当を食べますが。

そして大体がこのテーブルにテーブルクロスを敷きます。白とか、ピンクとかのテーブルクロスをです。

今日はちょっとびっくりしたのは、テーブルクロスだけではなく、花瓶にさした花までもテーブルに置いて、お弁当を食べておりました。

ウーン、一緒に行ったカミさんもこれには感心。

よし、今度は我々も真っ白なテーブルクロスを敷いて、特大の花のバスケットを真ん中に置いて、握り飯と漬け物を食うぞ!



ここも公園の入り口には立派な管理事務所があり、中はミニ博物館になっておりました。建物、その他すべて木です。自然にとけ込んでおります
5km程のハイキングコースも作られており、森の中を景色を眺めながら歩く事もできます。今度は是非歩いて見たいと思います。

このような公園は本当にあちこちにあります。
休みの日にはそれこそおにぎりをポンポンと作って、これを持ってさっと出かけるとか、読みたい本を1冊持ってベンチで寝転がって1日過ごすとか、いろいろとやって見ようといつも頭の中で思っております。
が、実行できておりません。

でもアメリカ人って本当にお金をかけないで休みを過ごすのが上手です。



良く手入れされた木々、芝生、池、設備、そして人工物を全くと言っていい程に排除して人工的に自然を維持。そして公園内は小枝一本持ち帰っても罰せられるという厳しさ。
ステートパークはその規模と数から言っても日本では体験できない、アメリカの一つでもあります。

新緑を楽しむにはちょっと早かったのですが気温も高く、天気も良い、爽やかな1日でした。
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