99−10−31 今年最後の秋
日曜の朝、ちょっと用があって家から1時間程度のところに外出。用を済ませて家に帰る途中、以前から気になっていた近所のJOSEPHINUM大学にぶらっと立ち寄ってみました。

今日は異常な暖かさで、多分20度近くになっていたと思います。
立ち寄った大学は私の家から車で5分少しの場所にあります。
いつも何かの時によく通る道路の側にあり、高い塔が遠くからも良く見え、一度キャンパスの中に入ってみたいと思っておりました。

敷地は1kmX1,5kmくらいの、こちらの大学としては普通の大きさでしょうか、私立の美術大学のようです。
入り口から車で正面の建物まで300m以上あり、全て芝生とほんのわずかな木がが植えてあるだけ。広々としておりまるで公園のようです。

日曜なので誰もおりません。
わずかに数台の車が駐車してあるだけで、人影はまったく見えません。人影もなく、雑音も何も聞こえない静けさです。想像していたより、古い大学で、創立は1886年とあり、歴代の学長のお墓もキャンパスの隅にあります。

きっと100年前はこの辺りは何もない、森の中にある大学だったのでしょう。
車を適当に停めてぶらっとキャンパスの一部を散歩してみました。
途中で職員でしょうか、コーヒー片手に建物の間を歩いている人に会いました。
「GOOD MORNING」
軽く挨拶を交わしていきました。

キャンパスの中はまだきれいな紅葉が残っており、さっそく手持ちのデジカメで何枚か写真を撮ってみました。
どこもかしこも見事に整備されております。
こんな環境で仕事をすれば、私だっていいアイデアが浮かぶかもしれない、なんてすぐ仕事に結びつける悲しさ。

どこかにドメトリー(寮)があるハズと思ってかなり奥まで入ってみましたが、見つかりませんでした。きっともっとずっと奥の方にあるのだと思います。

コロンバスには数万人の学生がいるオハイオ州立大があり、その他にいくつもの私大があります。
オハイオ州立大には150人以上の日本人学生がおりますが、この大学にも日本人学生はいるのかな?


1時間ほどぶらぶらと構内を散歩をして、その後家に帰りました。
間もなく長い冬です。こちらの冬は本当に突然やってきます。


今日は本当にきれいな今年最後の紅葉を楽しむ事ができました。
そしてほんの近所でも全然知らない、いい所があるのを改めて思い知らされました。
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