99−10−23 結婚披露宴
今日は私の先輩の駐在員の息子さんの結婚披露宴に招かれ、末席を汚してきました。

息子さんは日本の高校を卒業後、その時既にアメリカ駐在になっていた両親のところに来て、オハイオ州立大に入学。卒業後日本に帰り、日本の会社に就職して日本で結婚したのですが、オハイオにいる親のところでお披露目をしたい、というわけで今回の事になったわけです。このルーフの下で行われました

花嫁の方はご両親以下4名がみえ、私の先輩の一族方は日本にいる娘さんとかも見えておりました。

先輩の奥さんのアイデアで、普通の披露宴ではなく、野外披露宴という形式をとり、近所の広大な公園の中のプライベートエリアを借り切っての手作りの披露宴。

私はそのアイデアに感心すると共に、駐在11年の間に築かれた奥さんの人脈にもびっくりしてしまいました。

とにかく、テーブルクロスから花その他飾り物一式、食べ物、飲み物、バックグランドミュージックまで全てを奥さんの指揮のもと、みんなで準備して持ち込んだのですから。
公園は近所にあるにも関わらず、私も行った事がなく、初めてのところでしたが、紅葉真っ盛り、天気は少し悪かったものの大いに盛り上がりました。みんな厚着をしての披露宴

私はビデオを撮影する役目を仰せつかったのですが、披露宴の直前にビデオカメラが壊れてしまい、代用のカメラで撮影をするハメになってしまいました。

集まったのは奥さんの人脈によってなので、殆どが女性。男は40人中新郎を入れても8人という構成で、よくもまあこれだけ女性が集まったものだと感心(?)した次第でした。私のところもカミさんと娘が出席をさせて頂ました。

いつも感じる事は、こちらの公園はそのケタ違いの広さとともに整備が行き届いている点です。テーブル、暖炉、バーベキュー等の設備の他によく刈り取りがされた芝生、駐車場至れりです。

新郎、新婦の席の後ろには暖炉があったので薪を持ち込み、火を付けました。気温は多分10度以下でしたので、雰囲気を盛り上げるのと、暖をとるという一石二鳥の効果がありました。

公園でこのような事をやる唯一の欠点は、公園ではアルコールを飲むことを一切禁じられている事です。
私は「誰か液体燃料持ってない?」という不埒な事をつい口走ってしまいました。
夜は親族を中心とした宴会を日本レストランで行われましたが、これにもお招きを頂き楽しい一時を過ごしました。新婦は日本から持参された着物を着て出席。オハイオで初めて見た着物姿の女性でした。やっぱり着物姿の日本女性はいいものです。

日本から見えた方、合計8名。最高年齢は新郎のおばあちゃん、多分80歳に近かったのではないでしょうか。
新婦のお父さまにオハイオの印象を聞いたところ、広くて伸び伸びした住み易そうな所ですね、という返事が返ってきました。

新郎の両親はオハイオに駐在員として11年になるのですが、その娘さんは飛行機に長時間乗るのが苦痛で、今回の渡航で2回目だと言っておりました。
今回は弟の結婚披露宴だという事で、意を決して来たのでしょうか。(私の上の娘はこの冬休みにも来ると言っており、1年半で3回目!)

とにかく、アイデア一杯のオハイオでの結婚披露宴でした。
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