99−10−8 永遠の課題、英語 |
今日の会議は、アメリカ人ばかりで日本人は私一人。最近このような会議が特に多くなってきました。 そこで問題になるのが言わすと知れた「言葉」です。私はアメリカに来て3年半が経ちますが、3年間で英語が上達したという感じはあまりありません。 唯一の変化は、思いつく言葉を口から出しても恥ずかしいという気持ちが殆どなくなった点。最初の頃は頭の中で文章を組み立てて、あれ、こんな言い方はおかしいかな、とか随分考えておりましたが、あまり考えなくなりました。 |
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でも今日の会議は久しぶりの大赤点ものでした。 最初の15分くらいは何とか中身についていたのですが、ある瞬間から殆どわからなくなってしまったのです。 会議というか、会話は流れから残されるともうダメ。私には追い付くだけの英語力はありません。 「ところでSHIN、これはお前はどう思う?」 なんて急に発言を求められたりすると、もう困ってしまいます。 「その前に、少し確認をしたいのだが、、」 とか言って、中身に追いついたり、 「その前にJIMの意見をもう一度聞きたいのだが、、」 とか言って時間をかせぎ、必死で自分の意見をまとめる事もあります。 今日はこれも通じませんでした。全くとんちんかんな意見を言ってしまい、ヒジョーにまずい雰囲気になってしまいました。 こんな日はやはり1日中憂鬱になってしまいます。いえ、自己嫌悪に陥っているのかも知れません。 こりゃ話題について行けないと思った時は、ちょっとゆっくり喋ってくれない?とか言うこともありますが、今日の場合はこれを言う機会も逃し、もう全く孤立状態。 情けなかった。ホントニ。 英語がうまくポンポンと出る日と、そうでない日は何かカラダの調子とか、リズムがあるような気がします。それと最初から自分で積極的に発言して、自分のペースでもって行った時は割とうまくいく事があります。 でも所詮外国語だし、言いたいことの半分も言えないというのは本当にストレスのたまるものです。 |
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水曜日の会議は取引先さんとの会議で、相手は日本人が5人,アメリカ人が1人、こちらはアメリカ人が6人、日本人は私一人というメンバーでした。 取引先の日本人の中の一人は、かなり流ちょうな英語を喋られる方でしたが、他の方は私と似たり寄ったりのレベル。 そこで、通訳を入れる事にしたのですが、これが失敗。通訳というのは、その会議なりで使用する資料を渡しておいて特殊な言葉とか、流れを予め把握しておいてもらわないと、これもとんちんかんになってしまうのです。 途中で、通訳さんも困ってしまったので、内容を整理しましょうという提案を行い、結果として何とかOK。 会議の終わった後でその通訳の方は、 「すみませんでした。会議の開始の10分前に通訳する事を言われたものですから。」 と頭を下げてくれました。やはり大和撫子は頭を下げるのです。 |
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私は職場に英語の先生(もちろんわが社の社員のアメリカ人です)を密かに作ってあります。文章の添削をしたり、スラングを教えてもらったり。 毎日の往復1時間の通勤のドライブの途中は、ニュースを中心としたFMを聞いております。 あっ、この言葉この前も聞いたな、意味を調べなくっちゃと思って会社叉は家に着くと、その調べようと思った言葉自体を思い出せないというのが最近の傾向です。 情けない限りです。 |
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