宮古島 :13−11 |
10月に引き続き沖縄の離島のひとつ、宮古島に行ってきました。 この前行った久米島よりずっと知名度は高く、それだkに訪れる人も多く、結果として観光地化が進んでいる島でした。 久米島はかつての離島ブームの中でちょっと取り残された島だと聞いていました。 宮古島位置としては緯度はほぼ台湾の台北と同じ、気候的にはいわゆる亜熱帯に属します。宮古島から北西に200Km弱で支那が横取りを企んでいる”尖閣列島”があります。 宮古島は面積150平方キロ、島には整備された2000m級の滑走路の空港、隣の下地島には3000m級の滑走路、1万トン級の船が横付けできる港もある、、、。 これはどういう事なのか、、、よ〜く考えると、、、イエ、よ〜く考えなくても直ぐにわかることですよね。 宮古島にやってきた目的は、ミドルステイ(ロングステイではありません)をするなら久米島より宮古島の方がいい、という話があったので、それを確認するためでした。 どういうところにどういうホテルとかレンタル・ルームがあるかはネットでわかりますが、肝心の島の雰囲気がわかりません。これを確認したいと思ったのです。 そんな訳で久米島と同じ4泊5日の滞在、その中の一部を紹介します。 |
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ダブロー・パジャーロチ(露語:ようこそ) 空港に着いた途端ロシア語の垂れ幕が目に! ロシアからの観光視察団ご一行様の歓迎でした。イワンが1人、ナターシャが4人という団体でした。 あとで読んだ宮古毎日新聞によると、「ホテル以外で楽しく遊ぶところがない、野球・ゴルフはロシア人は興味ない、子供が遊ぶところがない、ホテル代・飛行機代が高い、、」、という意見だったようです。 ロシア人に人気はグアム・サイパンだそうで、イワンとナターシャ達を呼ぶには宮古はこれらの島と勝負しなくてはなりません。 |
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ホテルの部屋 ホテルは友人のMKさんご推薦の平良の市街から南に10km以上離れたサトウキビ畑の中にある”東急リゾート”。 大きなホテルで宮古島の中でも最も有名なホテルのようです。 部屋も広々としており、快適です。 残念だったのは新館・プールなどが工事中でレストランの一部が閉まっていたことでした。 |
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ドイツ文化村(1) 翌日は残念ながら小雨、天気予報どおりになってしまいました。 こんな時だけよく当たるのだよな〜、、、文句言っても仕方ないので、この日は天気が悪くて楽しめるところに行くことにしました。 先ずは”宮古島ドイツ村”。 何で宮古島なんていう離島に立派なドイツ村があるの? 行って説明を聞くまで理由を知りませんでした。 |
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ドイツ文化村(2) 1873年(明治6年)にドイツの商船が宮古島沖で難破しました。 島民がこの乗組員救助、帰りの船までも提供したという事に対して、ドイツ皇帝が感謝の記念碑を贈呈した、というのが由来だそうです。 これにちなんで地域活性化のためなどを目的にして広大な敷地に様々な施設が建設され、1996年にオープンしました。 受付には何人もの職員がいましたが、見学者は殆ど見あたりませんでした。 |
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ドイツ文化村(3) 広大な敷地のど真ん中に、ドイツの古城「マルクスブルグ城」が原寸大で再現され、その中に中世のドイツを紹介する様々なものが展示されています。 お城の最上階から順番にゆっくりと見学して受付に降りたら、係のオバサンに、 「ゆっくりと十分に見学して頂いたのですね。ありがとうございます。」、ってお礼を言われちゃいました。 この本物のお城はライン川沿いの山の上にそびえているそうですから、ライン下りの時に見ているかも知れません。 |
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泡盛工場直販店(1) ドイツ文化村の受付のオバサンに強く勧められ。たので訪れてみました。 ドイツ文化村から車で5〜6分で到着です。 丘の中腹にある貯蔵庫の見学というのがウリなのですが、小雨が降っており、オバサンは行きたくなさそうです。 一升を一本一万円で買うと、これを5年間寝かせた後に、自宅まで送るというのがありこれを買ったところ、「じゃー、見に行きましょうか」、と態度がガラリ変化。 |
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泡盛工場直販店(2) 歩いて5分ちょっとで小高い丘の中腹の貯蔵庫に到着です。 「ここはパワースポットなんです。霊感の強い人は直ぐにわかるそうで、今までに何人も”感じる”って言われました、ほら、感じませんか?」 そこで私は霊感を感じようと全身を受信機にしてボリュームを一杯上げましたが何も受信できず。 まあ、私は霊感ゼロ人間ですからムリですね。 |
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泡盛工場直販店(3) 天然の貯蔵庫は少し湿気を感じます。ここは1年中温度があまり変わらないそうです。 一本一万円の一升瓶、が二千本以上貯蔵されています。 三升の瓶は四万五千円もします。 そうか、、、オレの買った一升瓶もここで寝て、古酒になるのだな、、、 宮古島が支那に占領されなければ、オレの手許に五年後に来る、、、 でも島が支那に占領されると、支那兵に飲まれてしまうな〜、、、。 |
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JA宮古 泡盛の工場を後にして、宮古市総合博物館に行ったら月曜日はお休みとの事。 さてどこに行くかな、と車を転がしているとJA宮古のマーケットが目に入ったので早速入ってみました。 広い店内には宮古島特産の農作物、その他いろいろな食品が売られています。 カミさんはニューヨークに行ってもボストンに行ってもどこに行っても地元のスーパーに入ります。 私も入ります。 するとそのこの人の生活がちょっぴり見えます。 |
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夕食(1) 宮古島に到着した日は旅行ガイドに載っていた海鮮居酒屋に行ってみましたが、イマイチ。 普段本土で行く居酒屋と変わらず。 久米島で食べたようなインパクトはなく、ここが観光地化しているのが感じられるメニューでした。 そこで2日目、再度居酒屋に行こうか、と思いましたが止めて、宮古島の老舗のレストランで宮古牛を食べる事にしました。 |
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夕食(2) レストラン「のむら」、評判のところだそうで、観光案内にも載っておりました。 宮古島は牛でも有名なところで、ここに来たからにはステーキを食べなきゃ、という事でステーキを頂きました。 私はその前につまみを2つと泡盛の2合瓶を注文していい気分に。 ビールを1本飲んで泡盛を2合、丁度いいです、私にはこれくらいで。 |
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ホテル屋上から ホテルは6階建てで、屋上にも上がることができます。 部屋が5階なので少し見晴らしはよくなります。手前の木で見えませんが砂浜があります。 海の向こうに見えるのは来間島です。双眼鏡で見ると展望台のようなものが見えます。 この島からの眺めは絶品だという事なので、早速行ってみる事にしました。。 |
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来間島からの眺め ホテルから見えた展望台は竜宮城展望台といい、高さは10mくらい、歩いて登ります。 ホテルが中央に見え、先程はここから竜宮展望台の方を見ていた事になります。 海はなかなかきれいですが、これも久米島の比屋定バンタから見た時の強烈なインパクトに比べると、「フムフム、なるほど、、、」、というレベルになってしまいます。 |
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展望台横のレストラン兼土産物屋 この島には何軒ものカフェ・レストランがあってシーズンには多くの人が訪れるそうです。店はまだ早すぎるのか、開いておりませんでした。 展望台横の”土産物屋兼レストラン”の名前は”楽園の果実”という名前でいろいろな観光案内に出てきます。 なかなかきれいな建物です。 |
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レストラン兼土産物屋への補助金 建物横のプレートによると、ここには約5400万円の政府補助金が使われている事がわかります。 (下地町の補助金も元は日本政府からのもの) 調べてみるとこの島には平成13年度認定で”経営構造施設整備事業”という事で2億円近くの補助金が投入されています。 、その中で”地域食材供給施設”という事でこの建物のみに3200万円、その他の共通名目で5500万円が使われ、結果として、このお土産屋さんには合計約5400万円の補助金(日本の税金)が使われたようです。 |
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宮古島市立来間小中学校 展望台横の別な土産物屋が店を開いたので、そこでフレッシュジュースを買って一服。 目の前に立派な学校があったので、聞いてみると中学生は宮古島本島に行っており、ここは小学生だけが5人いるだけだそうです。 島は本島に小さな集落が一つ、人口200人弱で過疎化が進んでいるそうです。 |
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来間大橋 宮古島と来間島の間には全長1.7kmの立派な橋が架けられています。 この橋を架けた名目は農道橋、つまり農道として宮古島と結び、宮古島から灌漑用水、電気もこの橋を使って送られているそうです。 人口200人の島のサトウキビ畑のために100億円の橋が必要だったのか、沖縄はとにかく土木工事を続けていないと成り立っていかないところなのです。 真ん中が高くなっているのは大きな船が通れるようにしてあるからだそうです。 |
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消された碑文 来間大橋の横にも展望台があってその上に記念の石碑がありましたが、全文がセメントで消されています。 どうしてなのか、理由を聞こうと思いましたが周りに誰もいなくて聞くことができませんでした。 沖縄本島でもこういう削除された碑文を見たことがあります。 大体がねじ曲がった”政治的な理由”によるもののようです。 |
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級に現れた信号機 池間島は到着した日にほんの少しだけ訪れましたがこの日はぐるっと一周してみる事にしました。 宮古島は人口も5万人以上と多く、車もそれに比例して走っていますが、それでも道路はどこに行っても閑散としています。 ボーっと走っていると級に信号が目の前に現れ、びっくりする事があります。 池間大橋を渡って少しいったところで、エッ信号? |
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池間大橋 池間島にも全長1.4kmの立派な橋が架かっており、ここから見る蒼い海はなかなかきれいです。 1995年に来間大橋ができるまでは沖縄県の中で一番長い橋だったそうです。 池間島の人口は約500人で150世帯、かつては漁業が盛んな島だったそうです。 |
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リゾートヴィラ(1) 池間島を右回りにぐるっと走っているとちょっと変わった雰囲気の建物が見えました。 気になったので戻って、中に入ってみました。 そしたら軽食カフェになっており、その中から、 「どうぞ見ていって下さい」 という声。 ここは”アイランドテラスニーラ”という高級リゾートヴィラでした。 声をかけてくれたのはこれを経営している京都の社長さん、いろいろと話を伺いました。 |
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リゾートヴィラ(2) ヴィラはゆったりとした2LDK、ハイシーズンで1泊2名で8〜10万円です。 そして夕食を横にあるレストランで食べると1人1万円程度ですから、普通のサラリーマンとか退職者では利用はちょっと、、、となります。 芸能人とかもよく泊まるようで、何人か名前を教えてくれました。 しかし部屋の設備、窓からの眺め、何もかも最高です。 宝くじが当たりますように。 パンパン、、、(柏手の音) |
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雪塩(1) ここの名物雪塩製塩所です。宮古島はサンゴが隆起してできており、これが天然の「ろ過装置」になっています。 ここを海水が通ることにより、不純物を取り除くと同時にサンゴの持つカルシウムが溶け出した地下海水となり、ここから塩を作ります。 これが雪塩で、宮古島名物です。 このオバサン、雪塩がいかにスグレモノであるか、ユーモアを交えて説明をしてくれました。 |
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製塩所見学(2) 雪塩は確かにサラサラでものすごくキメが細かく作られています。 小麦粉のパウダーのような感じです。 という訳でこれだけ吹聴されたら買わない訳にはいきません。 でもここで食べた”雪塩アイスクリーム”、これはおいしかった、、、 ちょっと”しょっぱいアイス”って、なかなか食べれませんからね。 |
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蛸(たこ)ソバ この日の昼食は、雪塩工場の近くの食堂に入りました。 この店は蛸の天ぷらを入れた沖縄そばを食べさせるという事でガイドブックに載っていました。 中に入ると地元の人らしき客が2〜3名、観光客は誰もいません。 蛸ソバの蛸は柔らかく、なかなかおいしかったです。 |
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海中公園(1) 蛸ソバを食べて、さて次は、、、近くに海中公園があるので行ってみました。 ちょっと道順がわかりにくかったので、ナビをセットしたらサトウキビ畑の細い道に入り込んで、エライ目に遭いました。 このナビ、地図が古い、反応が遅い、タッチパネルの動きがおかしい、等で大いに足手まといになってしまいました。 海中公園とはこの観察水槽の中から海中を眺めるだけ、これで入館料1000円は高いな〜。 |
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海中公園(2) この観察水槽はコンクリートのブロックを地上でつなぎ合わせ、厚さ12cmのアクリル樹脂の窓を取り付け、それを沈めて作ったという大掛かりなものです。 水密性の確保は特殊なゴムシールが使われており、これらのサンプルが展示してありました。 説明員の青年といろいろと話をしましたが、よく勉強をしており、話し甲斐がありました。 |
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島尻のマングローブ林(1) 海中公園にちょっとがっかりしたのですが、気を取り直して今度はマングローブ林へ行ってみました。 これもちょっと道が分かり難かったので止むなく、”アホ・ナビ”を使ったのですが、一発で行き着きませんでした。 マングローブは亜熱帯より南の地域で、海水の湿地に茂る、という事らしいですが、木製の歩道が作ってあり、これを歩くことによって林の中を探検できます。 |
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島尻のマングローブ林(2) 林の中を歩くと、”これぞ亜熱帯”、という雰囲気があります。 ここも会ったのは奥平さんというお爺さんと孫娘の2人連れだけでした。 お爺さんとは駐車場で立ち話をしたのですが、”げんきなかぞくのつくりかた”という著書を頂きました。 奥平さんは20年振りの里帰り、孫娘さんはあるNPOで働いて’いるとの事でした。 |
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ホテル(1) ホテルはレストランがいくつもあり、これは朝食を食べたレストランです。 このホテルの客室は何百もありますが、このシーズンは客も少なく、朝食も8時前に行くとこういう感じでゆったりです。 朝食のバイキングは品揃えも豊富で味もよく、満足でした。 しかし平日に明らかに就学児童を連れて来ている若い夫婦、私達ではちょっと考えられない事ですが今では普通のようですね。 |
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ホテル(2) ホテルと浜の間はきれいに整備されており、様々な施設も整っておりました。 ただホテルの周囲に歩いて行けるところでレストランなどはなく、レンタカーがないとホテルのレストランを利用するしかなくなってしまいます。 (料金はそんなに高くはありませんが) ホテルの周りをジョギングでもしようかと準備をしてきたのですが、食べるのと飲むのに忙しく、そんなヒマありませんでした。 |
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城辺直から上野地区の風景 翌日は平安名崎灯台に行くために島の南端の道路を東に向かって走りました。 このあたりの風景はなかなかきれいで、別荘の屋根、ゴルフ場の向こうに蒼い海が見えます。 パーキングスポットがあちこちにあるので、その都度車を停めて、風景を楽しみました。 遠くに2日目に行ったドイツ文化村のお城、ホテルが見えます。 |
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高性能小型無線機 例によって小型無線機を持ってきましたので何が聞こえるかチェックしてみました。 FM放送が2局聞こえました。 こちらの放送での音楽は懐メロと沖縄民謡が多く、訳のわからないウルサイだけの音楽とが言えない雑音ミュージックが流れてこないのでスキです。 あとは石垣島のアマチュア無線の電波(UHF)が聞こえました。 直線で120kmもあるのにびっくりしました。 |
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展望台 海岸沿い道路にある展望台の一つです。 立派に工事された展望台ですが、手入れはイマイチで草ぼうぼう、、、。 この展望台の横には立派な石碑があって、”なりやまあやぐ歌碑”、となっています。 ”なりやまあやぐ歌碑”、とは宮古島を代表する民謡だそうで、この辺がその発祥地で、これを記念して石碑と展望台を作ったようです。 これも沖縄独特の補助金の使い方で、それらしき理由を探して何かを作る、、、この一つみたいな感じがしないでもないな〜。 |
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東平安名崎方向の景色 天気もよく景色も最高です。 道路は片側一車線ですが、通る車はたまに軽トラと工事のダンプカーくらいで、殆どありません。 本島にのんびりしたものです。 左向こうに段々畑のようになっている土地が見え、宅地開発をやっているような感じです。 こんなところにあんな大規模な宅地開発をやるの? 気になったのでそちらに行ってみました。 |
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サトウキビ畑(1) 行ってみてびっくり。宅地ではなくサトウキビ畑でした。 でも作り方は本土の宅地造成と全く同じで、石垣を積み上げて段ごとに平地にしてあります。 写真ではわかりませんが、広大な面積です。 ちょっと不思議な光景です。 見ていると大型の工事トラックが出入りをしています。 そうか〜、、、さっきから時々すれ違ったトラックはここの工事なのか〜、、、。 |
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サトウキビ畑(2) やはりありました。 一番上に書いてあるこういう条例に基づき、工事を進めているようです。 気になったので調べてみました。びっくりです。 この条例に関する工事は沖縄全体で全部で500件(!)ほどあり、H21年度からH25年度で約400億円の税金(補助金)が投入されています。 さて、この条例の真意は何か、工事の目的は何か、調べるといろいろ見えてきます。 |
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東平安名崎手前から西の方向 車を停めては風景を眺め、また停めて、、、というのを繰り返しているのでなかなか岬にはたどり着きません。 この日は空気が澄んでいる、という訳ではありませんでしたが、南国らしい風景を堪能する事ができました。 しかし誰もいません。やはりオフシーズンはこんなもんなんでしょうか。 |
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平安名崎灯台(1) 灯台の手前500Mくらいのところに土産物屋があり、その前が広い駐車場になっています。車はここに停めて灯台まではテクテク歩いて行きます。 大きなきれいな灯台です。これに登るには入り口で200円を払います。 「階段は90段ありますから、ゆっくり登って下さい」 地上から光源のあるデッキまで約20mを一気に駆け上がりました。(本当に一気に、です) |
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平安名崎灯台(2) ここからの眺めはさすがに「スゴイ」、の一言です。 岩礁にぶつかって砕ける波、蒼い海、実にきれいです。 岬は長さが約2km、その様子がよくわかります。 写真の中央方向(北西方向)200km、そこには尖閣列島があります。 海中公園で説明をしてくれた青年の話によると、尖閣列島付近は非常にいい漁場なのですが、最近は宮古島の漁船も行かなくなったそうです。 ヤッホ〜〜!、と叫んでみたくなりますが”海びこ”は返ってきません。 |
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津港阿漕浦灯台 灯台の1階にはミニ博物館があり、全国の珍しい灯台の写真がありました。 な、何と、我が故郷の灯台の写真がありビックリ! この灯台のある突堤は小学生の頃から夏の遊び場で、実は今は私の部屋のほぼ正面にあり、双眼鏡で見るとこの灯台が見えるのです。 昔はこういうデザインではなかったのですが(色は同じ赤でしたが)1988年に灯明台をイメージしたデザインに変わったようです。 |
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壺屋焼 昼食に入った土産物屋で見つけた焼き物。 形、色、それにちょっとマンガチックな魚のデザイン、全部気に入りました。 「これ下さい!」 その後に店のオバサンに泡盛を強引に勧められました。”強引”に、です。 「車運転してる?大丈夫、マモル君は昼間は寝てるから、、、ギャハハ、、、」 私はオバサンに逆らえず、一杯頂きました。こういうのがまた何とも言えなく旨いんですね〜。 |
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土産物屋の2階 丁度お昼になっていましたので土産物屋の2階で食事をしました。 2階は大きな食堂で、観光バス2台分くらいの客は軽く入れそうな大きさです。 無難な定食を注文。ご飯の盛りもよく、おかずもたっぷり。おまけに吸い物の代わりに宮古ソバのミニ丼まで付いていました。 |
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宮古島市総合博物館(1) 2日目に行けなかったところです。なかなかしゃれたデザインの建物で広さは2000u、こういう施設にしてはマズマズの規模です。 私は初めてのところに行って、その土地なりを紹介する博物館があった場合は、なるべく行くようにしています。 こういう施設はやはりそれなりの人が知恵を絞って展示、説明も吟味されており全体を知るにはうってつけの場所と言えるからです。 |
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宮古島市総合博物館(2) 宮古島の事が歴史に出てきたのは1300年頃からで、1500年頃に朝鮮の漂流民が宮古島を含む琉球列島の様子をかなり詳しく記録に残しています。 「鍋釜がなく、文字文化を持たない、女性の髪は長く、盗賊はいない、酋長はいない、家には便所がある、、、」 非常に興味深い記録です。 家に便所がある、についてはヨーロッパでもアメリカでも19世紀になっても家に便所はありませんでした。日本人は意外と知りません、この事実を。 |
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宮古島市総合博物館(3) 江戸時代、明治、大正、昭和と琉球は台湾、中国、それに直接の支配者であった日本の各国の間で揺れ動いていた事がここの博物館を見てもわかります。 日ロ戦争時にバルチック艦隊を最初に発見したのは実は宮古島の漁民でした。 そして5人の漁民が電信設備のあった石垣島まで命を賭して船を漕ぎ通報をした、とありました。 この5人は今でも基本的に英雄だそうです。 |
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島の風景 宮古島は160平方キロのかなり大きな島です。 人は何カ所かの集落に集まっており、そこを出ると延々とサトウキビ畑が拡がります。 こういうところに行くと走っている車は農作業をやっている軽トラックだけでレンタカーを借りるときも、 「出会い頭の衝突が多いので気を付けて下さい」 と言われました。 時々30km/hくらいのスピードで走っている車がありますが、誰もそれを追い抜こうとはしません。 のんびりしたものです。 |
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宮古島の犬 上野地区のガイドブックに載っていたカフェに行って小豆のかき氷を。食べました。 大きな黒い犬がとろんとした目つきで私達の方を見ていました。 かき氷が運ばれてきたので食べようとしたらその犬が寄ってきて、カミさんの椅子の下に潜り込んで昼寝を始めました。 黒い犬は気持ちよさそうに横になっていました。 |
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”宮古まもる君”へ マモル君、毎日のお勤めご苦労様です。 島のあちこちに身動きもせず立っている姿を見ましたが、泡盛の宣伝もやっているのですね。 私は車で運転をしているにもかかわらず、土産物屋のオバサンの強引な勧めを断り切れずに、泡盛を頂きました。この件は反省しています。 泡盛はマモル君印じゃなかったけど、大変おいしかったです。 ではマモル君、また飲みに来ます。ごきげんよう。 (注:”宮古まもる君”とは警察官人形で宮古島のあちこちの道路横に立っており、監視をしています) |
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熱帯魚 宮古島の蒼い海の中にはたくさんの熱帯魚が泳いでいると思うのですが、残念ながら今回は熱帯魚を見る機会が殆どありませんでした。 唯一海中公園の窓から、そしてホテルにある土産物屋の水槽の中だしか見れませんでした。 宮古島はシュノーケリングをやる場所は一杯あり、こういう熱帯魚はいくらでも見れるそうですが、もう少し早い季節に来ないとダメみたいです。 |
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宮古島空港 独特の形をしていますが、屋根は何をデザインしたのでしょうね。 昔の宮古島空港の写真を見ると丸い屋根をしており「花笠空港」、と呼ばれていたようです。 空港からはバスも出ていますが、やはりレンタカーを借りるのが一番です。 島内観光もちょっと食事に行くのも車がないとちょっと身動きが取れません。 久米島と違ってレンタカーも普通に空港で借りられますので便利です。 |
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セントレア空港着陸10分前 宮古島から那覇経由でセントレアです。着陸の10分くらい前、コースからいくと三重県です。 ん?これは、、、尾鷲ではないか、、、 (私はナゼか飛行機から地形を判別するのを、殆ど一瞬でできます) そうです、尾鷲です。火力発電所の煙突、湾の形、山の形、間違いなさそうです。 |
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宮古島への4泊5日の旅。楽しめました。 南海の離島の美しさは10月に行った久米島と同じなのでしょうが、久米島でのインパクトがあまりにも大きく、宮古では岬に行っても海を見ても、「フーン、ナルホド、、、」、という感じになってしまいました。 人口も多く、観光地としても開発されており、いい意味でも悪い意味でも”観光地ズレ”している印象を受けました。 ミドルステイの候補地としては私としては久米島の次かな?という気がしました。だって私の要件は何もない”自然だけ”、そして素朴な”地の料理と酒”ですから。 それはともかく宮古島ものんびりと過ごせる島には違いありませんでした。 また行こう、、、。 |
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