住まい、確かに家は広いけれど、、
アメリカに来て2年目に家族が来ました。住まいは学校の校区で先ず決める事にしましたが、何せどんな家がいいのかよくわかりません。不動産屋まかせで、結局はエライ安普請をしかも相場より高く買ってしまいました。

日本に帰る時は売って行かなくてはなりません。どうなるのだろう?
一般的な住宅地域

住宅環境はやはり土地が広くて安いせいもあって、一般的に日本に比べて余裕があります。地域によって値段、環境が大きく違うのは日本と同じで、特に治安の良さと住民の質で大きく異なります。

コロンバスでも市街地と、郊外では土地、住宅の値段が全然違います。この前、会社のアメリカ人が5エーカー(約6000坪)買ったと言っていましたので値段を聞いたら、新車1台より安い値段でした。州都コロンバスまで車で30分の所で、この値段です。
私達の住んでいる住宅街

外観は少しずつ違いますが、家の構造はみんな似たり寄ったり。つまり建て売りの同じような規格の家が並んでいるだけです。赤い車の隣の住人は、真冬の零下何度の寒さの中でも外でタバコを吸っております。意志が強くてよろしい。

夏になると玄関先、裏庭、合わせて200坪くらいの広さの芝刈りを1週間に1回やらなくてはなりません。それまで東京近郊のマンション暮らしの私にとっては、実にやっかいな仕事です。
リビングルーム

玄関を入った横には普通、リビングルームがあります。とにかく私の家は安普請で、床はミシミシいうし、ペンキの塗りかたなんか、気の利いた小学生の方がマシ。


私はここでは普段はもっぱら昼寝、悪友が来たときは酒盛りに使っております。従ってカーペットはシミだらけ。写真ではわかりません。
そんなに頻繁に使う部屋ではありません。お客さんのうんと多い人は別でしょうが。
リビングでの酒盛りの様子−1

まあ、こんな感じです。カラオケセットを備えて、本格的にやる人もおりますが、私は持っておりません。

一般的にどの部屋も天井に電灯がありません。ですから慣れるまでは部屋の中が暗く感じます。

この写真も、後ろのスタンドと、もう一個手前にスタンドがあり、これだけの照明です。

白人はボーっとした明かりの部屋を好むようです。
リビングでの酒盛りー2(私の家ではありません)

これは同じ駐在員のGさん宅でのスナップ。
Gさんの家のリビングはうんと広いので、15人くらいは楽々に入ります。

このように時々日本人だけが集まって、夜中まで酒盛りをする、ストレス解消の一環でもあります。

日本の住宅ではやりたくても、なかなかできなものです。
地下室

普通地下室は家の敷地面積の7ー8割くらいの広さがあり、冷暖房装置のスペースの他は全部「物置」に使えます。多くの家庭では地下室をレクレーションルームに改造したり、オーディオのリスニングルームにしたりして活用しています。

わが家は40畳くらいで前の持ち主が床にカーペットを敷いてくれており、「物置」兼,「洗濯室」兼、「私の工作室」兼、「私の喫煙室」その他に使っております。


尚、もうちょっとまともな家に住んでいると、洗濯場は地下室ではなく、ちゃんと専用の部屋が1階にあります。
台所

何の変哲もない一般的なもの。
流しにはディスポーザー(野菜の切れ端なんかを粉砕して流してしますヤツ)がついていますが、スゴイ音を出す割にはすぐに壊れるとの事。

一番困るのは換気扇がない事。ですから、台所では焼き魚をやるのは相当に勇気がいります。換気扇のない所で焼き魚をやったらどうなるか、想像して下さい。

流しとかの高さが高い。やっぱりアメリカ人は一般的に身長高いもんナ。
横幅もあるけど。
風呂場兼、洗面所兼、トイレ

このバスタブというヤツ私には馴染めない。やっぱり日本人(いえ、ワ、タ、ク、シ、は)は深い湯船にドップリ浸かって、歌でも歌いながらでないと、風呂に入った気がしない。

バスタブに横になって、何とかカラダ全体を湯に浸かるようにすると、かなりミジメな格好になる。想像して下さい。
(女性はどうだかは知りませんケド。)

トイレ、洗面所は3つ、フロは2つあります。
ダイニングルーム

いわゆる食堂です。一応シャンデリアらしきものを付けてあります。
6人まではゆったりと大きなテーブルで食事ができますが、普段はあまり使うことはありません。

何かイベントがあったり、お客様が来たときはここで酒盛りをしますので、我が家のスナックでもあります。
私はたまにここでインスタントラーメンを一人で食べたりします。
寝室・個人用の部屋

大小合わせてこのような部屋が4つありますので、「4ベッドルームの家」、という事になっています。
普通は机・ベッドとかの家具を入れて自分の好きな城にするという次第です。

アメリカの家にはタンスはあまり必要ではありません。
各部屋に大きなクローゼットが1−2つありますので、十分です。
ちょっとした家のクローゼットは一つで3畳くらいの大きさがありますので、何でも入ります。
玄関・フロントヤード

何の変哲もない、玄関とヤードです。
玄関のドアーはオートロックなので、出入りは、「要注意」、です。

左側はガレージで一応2台の車を入れる事ができます。

我が家のガレージは2000−3000CCの普通車2台ですからこれで十分ですが、アメリカ人のファミリィーは普通、大きなミニバンを更にもう1台程度持っていますから、このガレージでは足りません。

暖炉

暖炉は普段は使う事はありません。
マイナス20度くらいまでは、ガス暖房が十分に効きます。ま、火を点して見るのを楽しむという感じです。

冬の前になるとトラックで売りにきます。日本で言うところの軽トラック一杯で、数十ドルといったところでしょうか。

私は人工の薪をホームセンターで買ってきて、置いてあります。
冬の景色

オハイオは冬は結構寒いところです。雪も降ります。
写真の左は行き止まりになっていて、住宅の中は通り抜けできないようになっています。(おのようなところをCOURTと言います。)

冬でも家の中は快適ですが、車の運転に注意しないとなりません。
私の部屋、というか机

ときどき部屋一杯に物が散らかる。ここでビールを飲みながら、ラジオを聞きながらHPを作っております。
でも最近は時間が殆どありませんので、土日のほんの一部の時間だけですが。

最近この部屋を禁煙から喫煙可能ルームに変更しました。不評であります。
ファミリィールーム

日本流で言えば、「お茶の間」、というところでしょうか。
テレビを見たり、本を読んだり、音楽聞いたり、昼寝したり、家で一番過ごす事が多い部屋です。

14畳くらいありますので、ゆったりとできます。
ちなみにテーブルは日本から持ってきた和室用のテーブルです。

この部屋も天井に電灯がなかったのですが、自分で取り付けました。
台所の横

ここで朝はコーヒーすすって、果物かじって、新聞読んで眠い目をこすって出かけます。
普段の昼食とかもここで食べます。

夕食は私はファミリィールームでダラダラと液体燃料を注入しながらりながら食べますのでここは使いません。

このテーブルについていた椅子は座り心地がイマイチで、尻が痛くなる代物です。
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