ハワイ (その2)
時々話すオハイオの会社の連中。 「Nさん、今日は寒いですよ。−15℃くらいですね〜、、、。」
時差は5時間、ハワイの朝8時、オハイオは午後1時です。私はシャツ1枚でベランダに出ます。窓を開けると眼下には青い海と、青い空。実に気持ちイイ。
でも電話からのSさんの声は寒さのあまり、震えた声になっております。1万キロ彼方の酷寒のオハイオが目に浮かびます。

以下は、娘の結婚式とオハイオに帰るまでのハワイでのスナップショットです。
結婚式(1)

いよいよ今日は上の娘の結婚式。
ちょっと緊張気味ですが、参加はそれぞれの家族のみですからそれ程でもありません。

ハワイの結婚式は女はムームー、男はアロハシャツですから、肩が凝らず大変楽です。
そしてこの格好がやはりハワイにぴったりとマッチするのでした。

ホテルの正面で迎えのリムジンを待ちます。
結婚式(2)

リムジンに乗るのは初めてです。高級な革シートで乗り心地もやはり悪くありません。

アメリカでは奥さんの誕生日とか結婚記念日に、このリムジンを頼んで家に来させ、そして2人でレストランに行って食事をする、これがダンナの奥方に対する気持ちの表現だそうです。

結婚式を行うホノルルの郊外の教会まで30分弱のドライブです。
結婚式(3)

結婚式はオハイオはデイトン出身の神父さんによって厳粛に行われました。
神父さんは日本語を少し話す、大変感じのいい人でした。

幸せなそうな2人、特に娘を見ているとこれでよかった、と心から思いました。
結婚式(4)

教会は静かな住宅地帯の中にあり、式をいろいろと仕切ってくれたスタッフの女性の方の話によると、ここの教会は1日に1組の結婚式しか行わない、と言ってみえました。

両家はそれぞれ離れたところに住んでおり、そして新婚の2名も両家ととは離れたところに住むので、親族等へのあいさつ、友人などへの披露はそれぞれ別々に一番いい形でやればいいと思います。
結婚式(5)

教会の外は清々しい緑の芝生が広がっており、2人の門出にふさわしい雰囲気だと思いました。

ホテルなどの結婚式場と宴会場を借りての披露宴もいいのですが、こうやってハワイの自然の中での結婚式もいいものだと思いました。

尚、下の娘がナゼこのような歩き方で新郎新婦の横を歩いていたのか、よく覚えていません。2人も、「??」、という感じで見ております。
結婚式(6)

2人は式の後2日後にハワイ島のコナに行き、そこで4日間をハネムーンで過ごしました。K君のご両親、兄姉は2日後に日本に帰られました。

月並みですが、結婚は”始まり”です。
これから先いろいろとある訳ですが、初心を忘れずに乗り切って欲しいものです。

今度日本に出張で行った時には2人の新居を見せてもらおうかな、、、。
ワイキキ通り

この日は結婚式が終わった後は夕方まで特に予定はありません。
そこでトロリーバスに乗ってみる事にしました。

カラカウア通りをかなり東に向かったこの辺り、思い出が蘇りました!!!!
33年前にここに来た時にこの付近で写真を撮ったっけ。私の頭の中に残っているハワイはこの付近の風景でした。

間違いありません。
トロリーバス

トロリーバスいろいろな系統があり、最後まで完全に理解できませんでしたが観光用には大きく4系統があり、割と安い料金で乗れます。

バスからの見晴らしはなかなかよく、観光・移動にはぴったりです。

来る前はレンタカーを借りようとか迷っていましたが、長期滞在以外は車は必要ないと思いました。
両家食事の後(1)

結婚式の夜はハレクラニ・ホテルのレストランでK君のご両親・兄姉の皆さんと食事。
非常に雰囲気のいいレストランで、大満足でした。

レストランは半野外レストランで、ビーチまで数十メートル、少し離れたとことではハワイアンのバンドが演奏をしておりました。

私は少し液体燃料を頂き、いい気分でした。
両家食事の後(2)

食事を終えて自分たちのホテルに帰ろうとしていたら、賑やかな一団と遭遇。

「どこから来たの?」
「イタリー。」

下の娘が聞くとそういう返事でした。陽気な連中でしたが、只の観光客ではなさそうでした。

「今日は結婚式があったのだよ。」
「ワーーーイ」
ノースショアー観光(1)

ハワイに来たからにはホノルルの喧噪を離れて、島の反対側に行ってみなくては話委なりません、という事でグループ。バス・ツアーに参加しました。

先ず最初に立ち寄ったのがここ、”モアナルア・ガーデン”、です。
日立のCMで有名だそうですが、残念ながら私は知りません。
この12年間、民放は全くと言っていいくらい見ていません。もっとも私はニュースを除いてあまりテレビを見たいと思う方ではありません。
ノースショアー観光(2)

ここ”モアナルア・ガーデン”にはホノルルを出発して30分くらいして着きました。
木の正式な名前はモンキーポッドというそうです。
どこかのプライベートな敷地だそうですが一般公開しています。

ここに弁当と液体燃料持って来て、ゴザ敷いて車座になって宴会やったら最高だろうな〜。七輪でスルメ焼いて、、、、。
ノースショアー観光(3)

車はH2を北西に快適に走ります。
ツアーはリムジン(マイクロバス)で、お客は全部で6人、それにガイド兼運転手さんです。

ですからリムジンの中はゆったりで、左右に自由に席を移動して風景を楽しむことができました。

ハワイはかつてはパイナップル畑だらけだったのですが、最近はどんどん減っています、というか殆どなくなってしまったそうです。
ノースショアー観光(4)

ドール。プランテーションです。
ここはあのジュースの”ドール”が経営するパイナップル畑で、1950年にジューススタンドでオープンしたそうです。
今はハワイに来たらここに来なくては話にならい場所、というくらい有名なところです。

「あそこで飲むジュース、タダだけど一生忘れら内くらい旨いよ。」、という事でしたが、無料配布は大分前に中止。そもそもジュース売り場を見つける事ができませんでした。
ノースショアー観光(5)

ジュースが飲めないなら観光本に載っている、超有名なパイナップルアイスクリームを食べようと思ったら、長蛇の待ち行列。
これに並んでいたら、ここではアイスクリームを食べるだけになってしまいます。
という訳で、アイスクリームはパス。

「ハワイのドール・プランテーションではジュースも、アイスクリームも口にする事ができませんでした、、、、。」
ちょっと不満が残りました。(食い物の不満は一生残ります。)
ノースショアー観光(6)

ここには機関車に乗ってパイナップル畑を走るツアーとか、全長3kmもある巨大迷路もあります。
運転手さんから、「ここの迷路だけは入らないで下さい。絶対に集合時間に間に合いません。」、と言われました。

そんな訳で果てしなく広がるパイナップル畑を見て、パイナップルジュースは、”飲む代わりに見るだけ”になってしまうという、かなり惨めな結果のまま再びリムジンに乗ったのでありました、、、。
ノースショアー観光(7)

再びリムジンに乗ってサンセット・ビーチに向かいます。左右には今度はコーヒー畑が広がります。
ハワイのコーヒーと言いますと、コナ・コーヒー(だったかな?)という名前がわずかに思い浮かぶだけです。

ハワイの産業は軍事施設、観光、そして農業だそうです。
相変わらず空は真っ青、白い雲が浮かんで、南国の雰囲気そのものです。
ノースショアー観光(8)

ラニア・ケア・ビーチ、だったと思います。
ここではウミ亀が昼寝しているのをイヤと言うほど見れるということでしたが、かなりの波で、ウミガメさんも昼寝どころではなかったようです。

私は漁師町で生まれ、3才で引っ越しをしたもののやはり海岸まで子どもの足で走って行けるところに住み、海と共に育ちました。

自分では半人魚だと自負しています。海を見ると故郷を思い出します。
ですから私は海のないオハイオでは、調子が出ません。
ノースショアー観光(9)

これはサンセット・ビーチです。海岸で戯れている人の中に日本人は誰もおりません。

ハワイの海岸に来て気が付いたのが、ここでは”海の香りがしない”ことです。あの目をつぶっても香ってくる海の臭いが全くしないのです。

ナゼか?理由は簡単、半人魚である私に染み込んだ海の香りとは、あれは海草の臭いなのです。
ハワイの海岸には海草が全くないので、海の香りがしないのです。
ノースショアー観光(10)

サンセット・ビーチから少し行ったところでランチです。出されたのはエビ、それにパラパラしたご飯だけの簡単なお弁当。

ところがこれが、もう目が無くなって、ほっぺが地面にべったと落ちてしまうくらい旨かった!
今回のハワイ旅行ではいろいろなところでいろいろなものを食べたのですが、これが一番旨かったのは間違いありません。

ご飯もエビも箸など使わずに、全部5本の指を使って食べました。とにかくおいしかった〜〜。
ノースショアー観光(11)

ハレイワはノスタルジックなハワイの雰囲気で、サトウキビ、パイナップルで栄えた町です。
今はノースショアでサーフィンをやるサーファー達が立ち寄る町のようです。

町は観光客とかサーファーが来るとはいうものののんびりしています。
こういう町で何もしないでボケッと1週間くらい過ごすのもイイナーと思いました。
ノースショアー観光(12)

ここには隠れた有名なシェイブアイスの店があり、その名も”マツモト”。
店にはズラリ行列ができておりますが、所詮シェイブアイスなので、それ程待たされる事はありません。
私達も食べてみましたが、何の変哲もない、フツーのアイス。
素朴な味で、子どもの頃を思い出しました。

実は隣には”アオキ・ストア”、というお店があり、ここもアイスを売っています。
ノースショアー観光(13)

ハレイワのスーパーマーケットです。リムジンを駐車した横にあったので入ってみました。

野菜とか果物、その他の食品の値段はオハイオと殆ど同じだとカミさんは言っておりました。

本土からは5000km以上離れていますから、それなりに輸送コストがかかるハズなのですが、ちょっと不思議です。
ディナークルーズ

ノースショアーのグループツアーからホテルに帰ってきました。
窓の外を見ると2日前に乗ったスター・オブ・ホノルル号が沖をゆっくりと航行しています。

これには今日、娘達新婚夫婦が乗って私達と同じくサンセットを見ながら食事をしているのです。

双眼鏡で見ると、船内の様子まで見えます。食べているメニューは同じかナー、そんな事を考えておりました。
4人で朝食

14日の朝、娘達は昼前の飛行機でハワイ島のコナに行くので、ハレクラニホテルで4人で朝食を摂りました。(下の娘は昨日のフライトで日本に帰った。)

外がよく見える、眺めのいい席に案内してもらい、ここで4人でゆっくりと食事をしました。
周りを見ると日系ホテルのせいか、3分の1くらい客が日本人でした。

娘達はコナで星空を楽しむと言っていたので、私が持ってきた自慢のNIKONの双眼鏡を2人にプレゼントしました。
トロリーバス・シーサイド観光(1)

ホノルルからは大きく4つのコースで観光用のトロリーバスが出ています。

ホノルルに来たら東海岸方面の観光をするように薦められていましたので、私達はこのトロリーバスを利用して行くことにしました。

全部で3時間のコース、運転手がマイクで説明をしてくれるのですが、残念ながら音が割れているし、聞き取りにくい英語で、殆ど意味は理解できませんでした。
トロリーバス・シーサイド観光(2)

バスはワイキキビーチを抜けて、ダイアモンドヘッドの東の町を通りすぎでハナウマ湾に到着。

ダイアモンドヘッドの東側に来ると、ここはやはりアメリカだなー、という雰囲気です。
住むならこういう雰囲気が抵抗を感じません。

ハナウマ湾は上から見ただけですが、全米NO−1ビーチにも選ばれたビーチで、確かにきれいです。
今度来たら、是非下に降りてみようと思いました。
トロリーバス・シーサイド観光(3)

バスの右側は本当に素晴らしい景色が続きます。トロリーバスは窓のない、吹き抜けですから、乗っていても本当に気持ちがいい。

ここはマカプウ・ルックアウトだったと記憶しています。
ここからはクジラがドーン、とのたうち回る姿とか見え、カミさんは大きな尻尾を何度も見たと言って喜んでいました。

クジラは見るものじゃない、食うものだ、と思いながら話を聞いておりました。
トロリーバス・シーサイド観光(4)

沖には小さな島が浮かび、コバルトブルーの海・青い空・白い雲の組み合わせは目を見張るばかりでした。

やはりこの付近に来るのは車を借りて、丸1日をのんびり過ごすというのがよさそうです。

本当のハワイを満喫するにはワイキキを離れてこういう場所に来るのがいいと思いました。
トロリーバスの中

トロリーバスは1日券とかとか4日券とかいろいろな種類が売られており、その範囲では何回でも乗る事ができるという便利なものです。

はっきり言って乗り心地はCランクです。サスペンションが完全にヘタっているという感じです。
でも窓ガラスもなく、爽やかな空気を浴びながら走るのは非常に気分のいいものでした。
トロリーバス・ワイキキ市内観光(1)

トロリーバスのチケットは1日兼を買ったので、”シーサイド観光コース”に引き続き、”ハワイ観光コース”に乗りました。

所要時間は約2時間、これで今日は合計5時間、このトロリーバスに乗る事になります。
少しお尻が痛い、、、。

バスは観光ポイントを順次周りながら時々停車します。そこで降りて観光をして次のバスに乗る、こういう形で利用するバスです。
トロリーバス・ワイキキ市内観光(2)

こおはチャイナタウンです。昼間はOKですが夜はあまり行かない方がいい地域のようです。
そう言えば30年前にホノルルに来た時もここで何百ドルも入った財布をすられた仲間がおりました。

昼間は活気の感じられない通りでしたが夜はレストランとかいろいろな店がオープンして活気が出るところのようです。
トロリーバス・ワイキキ市内観光(3)

1810年にハワイを統一、初代の国王になった”カメハメハ大王”の像です。
”カメハメハ大王”の名前は日本では非常によく知られている名前です。

像は全部で3カ所にあるそうで(知らなかった!)、トロリーバスはハワイ州最高裁判所(アリイオラニ・ハレ)の横を通り、ここにある像が一番有名です。
トロリーバス

ホノルル、及びホノルル周辺はこのトロリーバスで大体どこでも行けます。
1日券で28ドル、4日券で50ドルくらいだったと思います。

このバスを使ってザーッと見学をして、全体の様子を掴んでから、自分の興味のある場所はもう一度行って見るという方法がよさそうです。

運転手はマイクでいろいろと説明をしてくれますが、私は殆ど理解できませんでした。
ホノルル夜景見学ツアー(1)

「ハワイの夜景は素晴らしいですよ、これを見ないで帰るなんて考えられません。」、という事をある人から言われており、これのグループツアーにも参加してきました。

夜景見学ですから集合は夕方で、場所はパークホテル隣のシェラトンの駐車場です。

全部で20人くらいのグループ、一人のオジサンは浴衣姿での参加でした。気合いが入っています!
ホノルル夜景見学ツアー(2)

夜景はタンタラスの丘の中腹で見るのですが、その前に腹ごしらえです。
食事はアロハ・タワー・マーケットプレイスの”まきの茶屋”というバイキングレストラン。

ここのバイキングメニューにはびっくりしました。
スゴイ豪華なのです。
寿司・刺身、カニ、エビ、鉄板焼き、天ぷら、本格的なゼンザイまで、何でもありました。
ホノルル夜景見学ツアー(3)

見学のスポットまでは約30分で到着です。
なかなかの眺めです。できればもう少し高度があればいいのでしょうが、仕方ありません。

3年前にSFに行った時にも夜景ツアーに行きました。深い霧が出て、全く何も見えませんでした。
あの夜景ツアー確か40ドル払ったと記憶しています。
今回は食事付きでしかもバッチリと夜景も見えましたから75ドルは高くはないと思いました。
アラモアナセンター(1)

年間に何百万人もの人が来るそうで、ホノルルに来た日本人でここに来ない人はいないのでは、というくらいに有名な所です。
私はショッピングには基本的にあまり興味はない方ですが話のネタに行ってきました。

30年前にハワイに来たときもここを訪れました。
駐車場の雰囲気は当時と全く同じでしたが、店の雰囲気は記憶に残っているものとは大きく変わっていました。
アラモアナセンター(2)

ここには大きなデパートが巨大な両ウイングに入っており、その間を300軒近くのショップとかレストランが埋め尽くしているというレイアウトです。

日本食材、お総菜、日用品を売るかなり大きな店もありました。
ブラブラとウインドーショッピングをしながら歩けは丸1日くらいは楽に楽しめる規模です。

フロアーは1Fから4Fまであり、それぞれ特徴があるようです。
アラモアナセンター(3)

1Fのフードコートで、人でごった返しておりました。アメリカのフードコートは値段が安く、その割に味も最低限を超えており、量も十分なので手軽に利用できます。

日本食も何店かありましたがこれだけは例外のようで、あまりおいしそうに見えませんでした。(実際に食べたら違うかも知れませんケド。)
アラモアナセンター(4)

今から9年前の出来事。カナダのニューブランズウイックの”SAINT JOHN”とニューファンドランド島の”ST JOHN’S”を間違えてホテルの予約をしてしまい、宿泊する寸前に気が付いて大あわてした事がありました。
ちなみにそれぞれは1000km以上離れています。

”ST JOHN”という店を見つけて、9年前の事を思い出してしまいました。
アラモアナセンター(5)

ちょっと疲れたのでベンチに座って休憩です。
ここに来ている人をそれとはなしに観察するのも結構面白いものです。

日本人で一番多いのが若い女の子のグループ、一番少ないというか全くと言っていいほど見掛けないのが若い男。

それと意外だったのはお母さんと娘の組み合わせが結構多かった点です。
ナルホド。
アラモアナセンター(6)

4Fにはババ・ガンプという結構有名なレストランがあって、シーフード(主としてエビ料理)を堪能する事ができます。

10年以上前のトムハンクス主演の映画、”フォレスト・ガンプ”をモチーフしたレストランだそうで、アメリカ南部のレストランの雰囲気を作っています。

ここは4日前にも入って、飲み物だけを注文したのですが、その時に周りの人が食べていたエビのテンプラセットを食べてみました。
量が多いので注文は1人前とし、カミさんと半分づつ食べました。

なかなかおいしくて、液体燃料も進んでしまい、大きなグラスに2杯も麦ジュースを頂いてしまいました。

奥の部屋(席)には南部のアンティーク品が壁にたくさん掛けてあり、雰囲気もグーな店でした。
新関(シンセキ)元陸軍大将(1)

パーク・ホテル、から歩いて5分のところにアメリカ陸軍博物館があり、ここにはハワイとアメリカ陸軍の関係する展示が行われています。

その中に新関元陸軍大将について”オラがハワイの英雄”という事で大きく説明がありました。

この人は日系3世で、オバマ大統領から閣僚の一人として指名・入閣していますが、日本人でこれを知っている人は殆どおりません。

この人は2003年の退役まで、日系アメリカ人として初めてのアメリカ陸軍参謀総長(アメリカ陸軍のトップ)を務めた人で、オバマ政権で閣僚入りをした人なのです。

祖父は広島出身で、新関大将自身は1942年にカウアイ島で生まれています。
ハワイは広島からの移民が多く、ハワイの標準語は広島弁、というのを聞いた事があります。
新関(シンセキ)陸軍大将(2)

イラク侵攻前に新関陸軍大将は「今のやり方では作戦は長期化・泥沼化する。」、とかなり大胆な部隊編成を提案したのですが、ラムズフェルドに受け入れられませんでした。

しかし結果は新関大将の予測どおりになった、という事で、これをオバマは高く買っている、というのを新聞で読みました。

ここまで上り詰めたのは、同じく日系の上院議員のダニエル・イノウエ氏のバックアップも大きな理由ですが、非常に人望のある人、と書かれていました。
ハワイの英雄達

主に第二次大戦で勲章をもらったハワイ出身の日系の兵士達です。

どこで戦って勲章をもらったのか書いてありましたが、イタリーが多かったように思います。
名前は姓名とも日本名の方が殆どで、年令から2世でしょうか。

日系人達はアメリカに忠誠を見せるために、多くの若者が命を投げ打った、という事です。

ここの博物館は、かなり日本人の見学者を意識して作られておりました。
ホノルルらしい風景(1)

フォート・デ・ルッシー・ビーチパークという長ったらしい名前の公園です。

このような風景が私が30年前に訪れた時に記憶の中に残ったホノルルの風景でした。
当時はABCストアーもなかったし、通りの人も疎らでした。

当時どのホテルに泊まったのか、多分このホテルだと思うのですが、とうとう最後まで思い出せませんでした。
さあ、オハイオに帰ります

さーて、6時にホテルにリムジンを頼んであるので、これに乗って空港に向かわなくてはなりません。ハワイは日本に帰ったらもう一度来てもいいかなー、と思っています。

今回は結構タイトなスケジュールで、いわゆる”観光”を主体にした訳ですが、次回はひょっとしたら長期滞在というパターンがいいかも。

知人でこれを実行している人の心境が何となくわかったような気がしました。
ダラスまで

飛行機はホノルルを予定通り午後8時50分に出発して7時間ちょっとでダラスに到着です。
足掛け7日間のハワイ滞在で疲れていたのでしょうかずっと寝ていましたので、目が覚めたらダラスでした。

金曜日の朝のダラス空港、既に多くの乗客と飛行機が忙しそうに動き回っていました。
酷寒のオハイオへ

オハイオのY君に電話をすると、「異常低温。」、で雪もかなり積もっているとの事。
空路を地図で見ると、オクラホマをかすめて、アーカンソー、ミスーリーを超えてインディアナと飛ぶようです。
インディアナに入った頃から雪景色になり、オハイオに入ったら真っ白になってしまいました。

この日は−20℃くらいで、ハワイとの時差は45℃以上という世界でした。
上の娘の結婚式も無事終了、下の娘は仕事の関係で慌ただしく日本に帰って行きました。

上の娘:結婚式と新婚旅行のハワイ
下の娘:お姉ちゃんの結婚式への参加と、ちょっぴりの観光
カミさん:娘の結婚式への参加と、初めてのハワイ観光
私:娘の結婚式への参加と、30年振りの感傷旅行・青春思い出旅行

それぞれの感じ方はちょっぴり違いますが、みんな一生忘れられない記憶に残った”ハワイ”でした。
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