ヨーロッパ(2) |
前半の足掛け3日の最後はドイツのノイシュバンシュタイン城を観光して、スイスに向かいここで1泊、翌日は世界遺産のユングフラウヨッホに登り、そしてフランスに向かうというコースでした。 確かに全部で6日間で3カ国を廻るというのは結構忙しいスケジュールではありますが、欲張ったコースなので仕方ありません。 スイスのローザンヌからパリまではTGVにも乗るという貴重な経験をしました。個人旅行でTGVに乗るというのはなかなか面倒でできないのですが、ここはグループツアーの強味、至れりつくせりのコースに大満足でした。 |
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ミュンヘンのホテルで朝食 ホリデーインの新築のホテルで宿泊、朝食も明るい食堂でした。 どこのホテルも朝食はバイキング方式で、気楽に食べる事ができました。 アメリカとちょっと違うのはパンで、皮を固く焼いたものが多いことです。 これをナイフでゴシゴシと切って食べなくてはなりません。 |
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ノイシュバンシュタイン城(1) ドイツアルプスのふもとに建つ白亜の城です。 1980年頃に17年の月日と巨費を投じてルートビヒという王さんが建てたそうです。 白鳥の城呼ばれていますが、確かにこの佇まいはただ唸るより他、ありません。 このお城はドイツロマンチック街道巡りをする中の、目玉の一つです。 |
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ノイシュバンシュタイン城(2) 入場は1時間ごとに行われるので、これを城の入り口で待ちます。 日本人の団体さん、韓国人の団体さん、ドイツ人の団体さん、結構団体さんがおります。 説明はイヤーホンで聞きながら城内を見学しますが、何と日本語での説明があります。それ程日本人観光客が多いという事でしょうか。 そう言えば、ドイツは入国審査もアメリカのような犯罪人扱いの審査ではありませんでした。とにかくアメリカは最悪です。 |
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ノイシュバンシュタイン城(3) お城の中は撮影禁止だったので、残念ながら写真は1枚もありません。 19世紀後半に建てられたお城ですから非常にきれいです。 このお城で暮らすのは冬は結構寒かったのではないかと思われます。窓枠も結構風通しがよさそうでしたし、何しろ石の中で暮らすわけですから。 王様の寝室とか、読書室とか、下僕の食堂とかを約1時間かけて見学します。立派な調理場もありましたが、何かが足りない。 そうです、トイレと風呂場がないのです。 トイレは当時は全てオマルで済ませて、それをどこかにポイ、というシステムだった、とガイドさんが教えてくれました。 風呂場がなかったのは聞くのを忘れました。 |
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ノイシュバンシュタイン城(4) お城の中は写真撮影禁止でしたが、お城の中から外を撮るのは何ら問題はありません。 お城に入る前に渓谷に掛かっている吊り橋に行きました。これが実によく見えるのです。吊り橋の上には人が群がっています。 吊り橋は実は床板がかなり傷んでいてボロボロ。いろいろと考え出すとキリがありませんので、あまり考えずにスリルを味わってきました。 |
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ノイシュバンシュタイン城(5) お城から領民の土地はこのように見えます。 「ヨシヨシ、領民共よ、よく働いて年貢をきちんと納めろよ。」 王様はお城から領地を見下ろしながらそんな事を考えていたのですかねー。 これも実に眺めがよく、双眼鏡で覗くと領民達の車とか動き回っているのがよく見えました。 |
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ノイシュバンシュタイン城(6) お城は山の中腹(というよりほぼ頂上)にありますからここに行くには麓の町からかなりの坂道をバス、又はご覧のような馬車に揺られて行きます。 もちろん歩いてでも行けますが、45分以上かかります。 ここはシーズンとしてはやはり、秋の紅葉の季節が一番という感じがしました。 |
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スイスに行く途中で昼食です(1) ノイシュバンシュタイン城の見学がドイツ最後の場所で、ここからスイス(インターラーケン)に向かいました。 昼食時にグビッっとビールを飲むのにも娘達も、かなり抵抗なく慣れました。 時々ヨーロッパのビールは冷えていないのでは?という質問を受けますが、あれはイギリスでの話しでドイツではきちんと冷えています。 ご心配なく。 |
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スイスに行く途中で昼食です(2) 昼食の時間は大体が30〜40分程度、これは超ハイ・スピードと言えます。 ヨーロッパはアメリカに比べて、昼食も夕食も食事の時間が一般的に長いのが普通で、昼食でも1時間くらいかかります。 私達のグループツアーでは注文するのは飲み物だけで、あとはコースでサーッと出てきます。つまり予め準備されたものが出てくるだけなのです。 私はこれもグループツアーのメリットだと思っています。 |
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インターラーケン(1) ドイツからオーストリアを抜けてスイスに入り、インターラーケンという町に着きました。 スイスはEUに加盟していないので、通貨はEURではなく、スイスフラン(CHF)です。 でもEURも使えます。 かつてヨーロッパ各国をグルグル10カ国回った時は、財布を幾つも持ってお金を使い分ける必要があり、エライ面倒な思いをしましたが、今はEURO12カ国では共通通貨で便利になりました。 |
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インターラーケン(2) 夕食はスイス名物のミートフォンデュです。私はこれを初めて食べました。 まあ言って見れば”スイス版しゃぶしゃぶ”という感じです。 チーズに抵抗がある人には向きません。 我々がツアーで行ったレストランの2軒に1軒は片言の日本語をしゃべるウエイターがいたりして、日本人御用達のレストランが固定化されているのが伺われました。 |
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インターラーケン(3) 町は道路も狭く、観光客でごった返しておりました。やはりグループツアーで目立つのは東洋人で、ここでは日本人以上に韓国人が多かったように思います。 ここから世界遺産であるユングフラウヨッホに向かいました。 この日の朝の集合時間は7時。つまりこれまでに荷物を整え、朝食を終え、バスに乗るために指定場所に集まらなくてはなりません。 |
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ユングフラウヨッホ(1) スイスでの観光ポイントはここだけで、この日の夕方にはフランスに向かうというスケジュールです。 今から3500mの頂上を目指します。でも頂上まで一歩も歩く必要はありません。登山電車で頂上の真下まで連れて行ってくれます。 ”ようこそ”と書かれた文字を見ても、ここがいかに日本人に人気があるかがうかがわれます。 |
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ユングフラウヨッホ(2) 3500mまで昇る訳ですから普通に考えても気温は25℃くらいは下がりますから、頂上は0℃。 ですから上に着るものをしっかりと持っていく必要があります。 それと下がるのは気温だけではなく、酸素も希薄になりますから高山病の心配も出てきます。 とかいろいろとガイドさんが説明をしてくれますが、みんな上の空。期待に胸がふくらみ殆ど聞いていません。 |
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